++たらたら日記++

現在絶賛放置中。
感想等は基本毒吐き。
サイドメニューはプルダウン式です。
最近、コメントの表示に若干の不具合が出ていますが、
管理人にはきちんと届いています。

映画「るろうに剣心」

 映画村の後、見に行きました。
 ダンナは見終わった後、普段の日曜の3日分くらい起きていた気がする、とお疲れ顔。
 引っ張り回して付き合わせて申し訳ない。

 るろ剣はもちろん綾野さん目当てですが何か?
2012年08月27日(月) (感想::映画・DVD)

映画「おおかみこどもの雨と雪」

 16日には美術館の後、映画「おおかみこどもの雨と雪」を見てきました。
 面白く、楽しく見たのですが、見終わって色々と思うところもありました。
 おおまかに言うと、カタルシスの不在と、「嘘」のつきかたのバランス、でしょうか。
2012年08月21日(火) (感想::映画・DVD)

映画「アメイジング・スパイダーマン」

 7月24日(火) 美術館を後にして、草津のイオンへ。
 アメイジング・スパイダーマンを見ました。
 自分がいわゆるハリウッド大作というものを自分から映画館へ見に行くことはめったにないし、そもそも前作3部作を全く知りません。
 ただ、前にほかの映画を見に行った時に入口前のモニターで流していた予告編を見て、何故かなんとなく見たい気持ちになったのでした。
 若干不安でしたけどね。自分はどうも、いかにもな娯楽大作というものに対してアレルギー気味なので、見てはみたけどやっぱり肌に合わなかったとかなるんじゃないかって。

 3Dで字幕は一回で懲りたので、今回も吹き替え版です。

 少しネタバレする可能性があるので隠します。
2012年08月15日(水) (感想::映画・DVD)

劇場版「臨場」

 レイトショーに行ったので、人はまばら。

 映画が終わった後、無音の中じんわりと灯りがつき、しばらく経ってようやく低いさざめきを残しながら三々五々散っていくという状況がなんともいえず。

 無差別殺人と責任能力というテーマに、今年に入ってからのあの事件やこの事件を思い出しながら、それらよりも前にこの映画が作られ始めたのだろうと思うと暗澹とした気持ちになる。
 自分が被害者に、あるいは被害者遺族になったら、と思うと……。
 こういったことは、もう物語の中だけであってほしい。

 内容についてこれ以上触れると激しいネタバレになってしまうので、パス。
 テレビドラマの画面大きい版と片付けられない、凄味のある作品だった。
 とりあえず、出演者全て(死体の方々も含めて)熱演すぎる。
2012年07月09日(月) (感想::映画・DVD)

映画「はさみ hasami」

 神戸の元町映画館で開催中の「スクリーンで綾野剛さんに会おう」キャンペーンに惹かれたわけではありませんが……(笑) キャンペーンの抽選に応募するためには先週上映していた「孤独な惑星」にも行かなきゃならなかったけど、先週は遠出無理でしたの。
 綾野さんの出番少ないと聞いて迷っていたんだけど、主演が池脇千鶴さんと知って急に行く気に。

 思い立ったのが昨夜、さんざん夜更かししてもう寝ようかというときだったので、寝不足で神戸へ。午前1回しか上映がなかったのです。
 アーケード街のど真ん中にある映画館は狭いけれど思ったより明るくて綺麗。(今までいろいろ凄味のあるミニシアターばっか行っていたから)
 ギリギリで場内暗くなってから滑り込んだので、よくはわからないのですが、なんとなく「この映画を見に来た」というよりは「馴染みの居心地良い映画館でいつものように時間つぶしに来た」おじさま方がちらほら混じっている雰囲気が。
 まもなく高イビキが聞こえてきたので、ああやっぱりここは地元の人にとってそういう場所なのね、と了解して、気にせず見てました。
 途中、あんまりイビキが大きくなったので、隣に座っていたカップルがクスクス笑ってましたが(笑)

 映画は面白かったです。
 出演俳優も名前知った人が多くて、変な言い方だけど、あまり単館系臭がしなかった。
 内容けっこうベタなんだけど、このところ見る側に緊張を強いられる映画を見ることが多かったので、気楽に見られて良かったです。

 東京都中野区中央線沿線の理容美容専門学校を舞台に教師と生徒たちを描いた群像劇。
 思ったのは教師たちが皆、熱心に、生徒たちに対して親身になって向かい合っていること。つまずいている生徒、ドロップアウトしそうになっている生徒一人一人に対して、対策を話し合い、手を尽くそうとしている。飲みの場面でも仕事の話ばかり(笑)

 熱血若手教師・久沙江先生に池脇千鶴さん。相変わらずおぼこいから、生徒の中に溶け込んでしまってる。
 カット技術でつまずいて、目標を見失いかけてる弥生ちゃんは、「春との旅」のあのもっさい子だったのね!?全然気付かなかったわ。やっぱり髪型と化粧と服で女って変わる。
 家庭事情のせいで他人とうまく接することのできない洋平くん、見たことあると思ってたらケータイ捜査官の子だった。育ったなあ。繊細な表情がなんともいえません。
 ちょっとぽっちゃりなビジュアルも家庭事情もものともせず、誰よりもがんばるいちこちゃんはお笑いの人らしい。いい味出してた。カットの成績が一番で先生にもっと喜んで良いんだぞと言われて、無表情で「喜んでますがなにか」と返した場面は場内の笑いを誘ってました。
 それぞれの登場人物にいろいろな浮き沈みがあるわけで、けっこう何度も泣きそうになりました。決して「さあ泣け今泣けここで泣け」的な押しつけがましさは無かったんだけどね。
 人は落ちたときよりも、少し浮上したときに泣くような気がする。

 綾野さんは弥生ちゃんの彼氏役。芸術家肌のデザイナー。はじめ弥生ちゃんを見守る大人の男……と見せかけて、クライアントや事務所からの要望と自分の理想との落差に悩み、壊れていくダメ男。よくもこんな役を綾野さんに当てたなあ、と。

 しかし理容美容学校って色々なことするのね。カットやシャンプーの実技だけじゃなくて、座学や着付けの練習まで。

 今さら、か。今だからこそ、か。「一所懸命」な若者たちの映画。
2012年06月27日(水) (感想::映画・DVD)

映画「ニーチェの馬」

 5月4日(金)は十三の第七藝術劇場へ。
 ハンガリー映画「ニーチェの馬」を見に。
 前に「孤独な惑星」を見に行ったときに、始まる前に流れた予告で、頭の中をカリッと引っかかれたから……白黒の画面の中の凄まじい砂嵐と疲れ切った老人の顔になぜかもっと見たいと思わされたから、前売り券を買っておいたのです。
 かなり訳わからん、寝てしまう映画の可能性もあるので、さすがにこれはダンナを誘えなかった。

 休日とはいえ、この手の映画に30人も観客がいて、なんかびっくりした(自分のことは棚に上げ)。

 以下、かなり詳細に、物語の核心部分を含めてネタバレします。
 というか、ある程度事細かに語らないと、この映画のもつ凄味は伝えられない……。
 ……映画を見ながら、あまりの描かれているものの最低限な極小世界っぷりに、目に映る内容をいちいち自分の中で言葉に置き換えていった、ということもある。

 まあ、ストーリーがあるといえばあるし、無いと言えば無い。
 宣伝の惹句でも語られてるので隠さずにバラしますが、ゆっくりと世界が滅びる話です。
2012年05月16日(水) (感想::映画・DVD)

映画「テルマエ・ロマエ」

 今年のゴールデンウィークは珍しく飛び石ながらも連休に出来たので、それなりにいろいろ楽しんできました。

 まず4月30日(月)に、ダンナと映画「テルマエ・ロマエ」に。
 出かけた映画館が月曜がレディースデーなこともあり、そこそこの入り。客層は老若男女幅広し。

 前半の原作まんまな部分は、ネタがもうぜんぶわかってることもあって、なんとなく笑いそびれる感じ。面白くないわけじゃないんだけど、うんうんうまく再現してるね〜というのが先に立っちゃって、回りの笑いに取り残される感が悔しい(笑)
 しかし金精様やるのかよ!ていうか一瞬かよ! いや、あれ映すならしっかりフォローしとかないと、ただの瞬間的エロネタでしかないじゃない。

 中盤から後半のオリジナル部分は楽しめたです。しかし図書館でちょっと本借りたくらいでラテン語ペラペラ歴史もばっちりってマミちゃんどんだけスペック高いの。
 舞台がローマになって、みんなラテン語じゃなく日本語で話し始めたとき、これってのだめカンタービレの「吹き替えでお送りします」と同じシステムだよな〜と思ったとたんに画面上に出る「Bilingual」の表示(笑)(で、後で知ったけど、監督ってのだめの人だったのね)

 なんか終盤ちょっとイイ話になってるぞ〜とか、元の世界に戻るきっかけがソレかよ!とか、なかなか楽しゅうございましたが。
 ケイオニウスが単なる憎まれ役になっちゃったのだけがちょっと残念かな。あの人、女好きの困ったちゃんだけど、なんか憎めないところあるんだよね。まあ「物語」にするためには、わかりやすい打ち勝つべき敵を作るのがセオリーなのはわかるんだけど。

 で、後日、劇中に流れていた男声オペラの音源がプラシド・ドミンゴと知って腰を抜かしかけたですよ。音楽の知識ゼロの自分でも知ってる世界三大テノール! 使用を快諾したって太っ腹。いやあ、ぜいたくだなあ。


 映画の後、車を飛ばして京都へ。馴染みのお店で夕食にしようと思ったら、カウンター満席で、それじゃあと後から行くつもりだった馴染みのお店その2へ。席あいてますかの電話を先に入れたけど、自分だとわかったらいきなり声を変えるのやめてくれませんか、店の人(苦笑)
2012年05月15日(火) (感想::映画・DVD)

今頃「相棒」最終回

 やっとこさ追いつきましたよ。

 尊ちゃん卒業ってのはわかっていたし、婦人週刊誌にはずいぶんひどい記事も出てたみたいだけど……。

 バディものとして、右京さんと薫ちゃんの組み合わせって本当によく出来ていたと思う。外見というか体格の対比のバランスもそうだし、頭脳役と行動役、理論家と人情派など、見事だった。
 でも、右京さんと尊ちゃんの相棒っぷり、好きだったんだよね。最初はぎくしゃくしてたけど。
 尊ちゃんが自分の頭脳に自信持っていて、右京さんに対抗意識燃やしていて、自分なりの推理を開陳しても右京さんが掴んだ領域まで届かなくて、少し傷ついたように唇を尖らせる顔が好きだった。

 シリーズ10の冒頭で、尊ちゃんの古傷をえぐったので、いろいろ覚悟はできてたけどね。また右京さんが遠慮無しに力一杯えぐってくれちゃって、そのときに尊ちゃんが泣きに行くのは大河内さんのところなんだなあと思ったり。

 最後の最後に尊ちゃんの自宅公開。殺風景さがなんとなく想像通りだけど、眺めは良さそう。オートバイの置物が不思議な存在感。

 いくら本気だと口にしても、尊ちゃんはやさしい人なんだから「処分」できるはずないのだけれど、右京さんは折れてくれたんだよね。そして信念を曲げさせてしまったことに尊ちゃんは傷つくのだけれど、右京さんはそれも受け止めてくれた。二人の別れに確執と隔意が無くてよかった。
2012年05月03日(木) (感想::テレビ)

3D版スターウォーズ エピソード1

 スターウォーズシリーズは、自分は劇場公開第1作(エピソード4?)を小学生の時に連れて行ってもらったきりなんですけどね(歳がばれるな)。

 実家にホームシアターを着々と構築しつつあるダンナが、シリーズのブルーレイセットを購入し、けっこう気持ちが盛り上がっていたらしいところに、今回の3D版公開。
 どっちかというと出不精のダンナが、うきうきと誘いかけてきて、一緒に見に行きました。
 (正確には2週間ほど前の話です)

 先述したように自分は最初のしか知らないし、まだ子どもだったのでストーリーもよくわかってませんでした。なんか全体像はおぼろげにあちこちのネタで把握。
 エピソード5、6を知らなくても大丈夫というダンナを信じるしかない。
 
 吹き替え版で見ようとしたら、1日に1上映しかなかった。字幕版は2回だからあまり違わないと言えば違わないけど。3Dで宙に浮く字幕を読むのは本当に疲れるのでコリゴリ。

 えーと。
 そういえばこのエピソード1公開当時、アナキン坊やが可愛い可愛いという声をずいぶん聞いた気がするんだけど、どこでだったろう。ネットかな、やっぱり。
 いや、ほんとうに可愛いなあと。

 んで、娯楽映画として本当に良くできているなあ、と。
 コミカルなキャラクターの配分のしかたとか、見事だなあ。
 ほぼ主役のジェダイの騎士の……(結局鑑賞中名前覚えられず)うん、ジェダイのおじさんの適宜なうさんくささもよかった(笑)
 見所のレースシーンは3Dをこれでもかと活かしていました。
 ラストの立ち回りは、敵さんがどういう人かがわからないから、ちょっとあっさり風味。いかにも待て、次作。

 ダンナに言わせると、スターウォーズシリーズとはアナキンとパドメの純愛物語らしい。
2012年04月10日(火) (感想::映画・DVD)

映画「孤独な惑星」

 月曜に綾野さん出演の映画「孤独な惑星」を見に行ってきました。
 十三(じゅうそう)って初めて降りたけど、改札の真ん前まで飲み屋と食べ物屋がひしめき合っていて、翌日休みの仕事帰りの人たちがどんどん吸い込まれていました。
 映画館のあるのも雑居ビルで、同じフロアにボーリング場。音が心配だったけどさすがにそれは大丈夫。百人近く入れる立派なスクリーンでした。(30人満員御礼とかに慣れすぎだよ自分)
 なんか意外と男性が多いと思ったら、メンズデーとかで男性千円の日だったのね。男女比率が2:3くらいだった。

 きちんとパンフレットがあることにびっくり。エレクトロニックガールも渋谷もパンフ無かったから、ミニシアター系の映画って無いもんだと思っていた。
 で、見終わってから読んでみて、いろいろ書いてあることと、自分が見て感じたことが違いまくっているという事実がまた生じるわけで。
 綾野さん言うところの「作家性の強い」作品、解釈が見る側に委ねられる部分の多い作品ってのはどうしてもそうなっちゃう。
 まあ、自分の頭がスカポンタンなのはしようがなく……いろいろなことが配置されているっぽいのはわかっても、いろいろと拾いそびれて、えっちょっとタンマ、さっきのとこもっぺん見せて、と思えどかなうべくもなく。こういう作品こそ手元に置いて繰り返し見返したいんだけど、たぶんソフト化はされないんだろうなあ。

 以下、ちみっとネタバレ。
 都会で一人暮らしの(たぶん20代後半の)OLのところに、マンションの隣の部屋のカップルの男性が、痴話げんかの果てに転がり込んできて、ベランダに住み着く……というのが雑誌の紹介などで事前にわかるストーリー。
 どこの猫じゃい。

 始まって、劇伴が流れてきたあたりで、たぶん自分はこの映画好きだろうな、少なくとも嫌いじゃないなと思った。わかるわからないは別として。
 恋愛映画かというと、その色は薄かった気がする。かと言ってパンフの種々の解説にあったような知的ゲームかというと、それもまた少し違う気が。
 距離感とか空気感とか、ほんのりとした何か、うっすらとした温度のようなもの。夕日の暖かさと薄ら寒さと寂しさ。それをじんわりと感じる映画。

 画面が、面白かった。ベランダ側から映される二つの部屋が、暖色と寒色にはっきり分かれていたり、ベランダの外にいる青年とそれを冷ややかに見つめるOLの、その画面のど真ん中を柱が仕切っていたり。

 ガラス戸一枚で仕切られ、触れ合うことのない男女の、ガラス越しにやりとりされる言葉……ごく他愛のない会話とともに行ったり来たりする何かしらの「気」。
 ありえない日常、おとぎ話的な状況が、淡々とした描写によって不思議なリアリティをはらむ一方で、主人公の勤める会社の描写が珍妙。だだっ広い空間の窓際にだけ机が貼り付いてるって何ごとだ。しかもBGMがチンドン屋と化してるし。
 マトリョーシカな段ボールのシーンが何を意味してるのか、あれだけはさっぱりわからぬ。

 なんか久しぶりに、何かの役を演じている綾野さんを見守るという視点ではなく、物語の中の、その世界に住む人物として、画面を見ることができた。そのことが嬉しい。
 薄い体の、肩甲骨が好きだな〜と変態なこと考えたのは内緒。
2012年03月21日(水) (感想::映画・DVD)

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