++たらたら日記++

現在絶賛放置中。
感想等は基本毒吐き。
サイドメニューはプルダウン式です。
最近、コメントの表示に若干の不具合が出ていますが、
管理人にはきちんと届いています。

最近買った漫画

 「とりぱん」2巻 とりのなん子
 3件目の本屋でやっと見つけたよ……売れてるのか入荷数少ないのかどっちだろう。
 モーニングはダンナが買っているはずなのに、半分ほど初見なのはどういうわけか(笑)
 1巻より虫率がアップしているような……。スローだロハスだという流行の言葉で片付けるには、作者さんはあまりにも大地に根差しておりますな。自然と接して暮らすということは鳥の落とし物やら、たくさんの虫さんやらとコンニチハするわけで……。それにしても北国の冬ってすさまじいのね。

 「OLだよ ミサキちゃん」 細井ちえ
 えーっと……週刊アクションに載っていた4コマです。
 70年代のような絵柄にコテコテのギャグ。妙な勢いがいつのまにか読んでいてクセになりました。奇人変人ぞろいの広告代理店にこれまたすっとこどっこいな新人OLが入ってきて……と説明してもあまり意味はありませんが。会社創設者のブロンズ像が動いて関西弁でツッコミ入れまくる、といえば雰囲気をわかっていただけるでしょうか。

 「ZOO KEEPER」1巻 青木幸子
 イブニング連載中。最近かなりお気に入り。温度が見えるという特殊な目を持っている以外は普通に真面目で熱心な動物園の新米飼育員のお話。主人公の彼女より、彼女を取り巻く動物園の人々が、血色ツヤツヤ、ぶっ飛んでるように見えてなかなか深いクマ園長を筆頭に、一癖も二癖もあって楽しい。
 爬虫類担当のお兄様は自身もどこか変温動物めいた冷ややかな風貌で、粘土に竹べらで引っ掻いたような細い目がドンピシャ好み。まだこの巻には出てきてないけど、マレーグマ編の獣医さんもやたら張ったエラと左右で大きさの違う目という特異な風貌なのに内に秘めた屈折と情熱を滲ませてカッコイイ。おじさんがおじさんでカッコイイというのは実にポイント高い。
 連載初めの頃読んでいなかったんだけど、しょっぱなチンパンジー編からいきなりヘビーですな。

 「拝み屋横丁顛末記」7巻 宮本福助
 えーっと……。6冊も持っていないような気がするんだけど、もしかして途中の巻買い損ねてるかな? とか思いつつ買って帰ったら、やっぱり知らないキャラ出てた〜。しかもかなり濃ゆい。すんばらしくゴツイ風貌のオカマな幽霊さん。さすがにお女郎悩殺ポーズは夢に見そう(おそらくは作者の思うつぼ)
 相変わらず老人率が高くて素敵だ。いつもの三爺その他に加えて、今回は垂れほっぺもプリティなお婆さまも登場だ。
 で、コミックス帯のアオリに大笑い。「日本一キャストの平均年齢の高いドラマCDの第二弾が発売決定」だそうな。ていうか第一弾が出てたのか。年齢云々は三爺のせいだな、まちがいなく。
 あ、大家さんはやっぱりスーツだと物足りません。和服万歳。
2006年09月28日(木) (感想)

ぐは

 蛇姫様のラスト3話録画するの忘れていたよ。こういうやつに限ってリピート放送無しなんだもんな。まあいいや、また1年くらいしたら放送するでしょう。(気が長い話だ)
 とりあえず8話まで見て思うこと。自分が普段時代物を見ない読まないせいか、ある種のご都合主義にちょっと戸惑い。まあ、偶然の出会いが多いとかそんなことなんだけど。半年ほどの間だけお世話になった人が突然転がり込んできて、笑顔でお世話して、しかも一緒に来た訳あり風の人のために自分の命さえ投げ出してしまう、というのは現代の感覚だとありえない。そこが「人情」というものなのでしょうか。
 お姫様の江戸行き道中の駆け引きでも、その回でてきたキャラが2人死んでるし。メインキャラのためにあっさり脇が使い捨て。ううむ。「疫病神」という言葉が頭に浮かぶ。
 んー……でもまあ、面白く見てますけど。浪人さんはおしまさんに横恋慕してるんだろうなあ、やっぱり。
2006年09月16日(土) (感想::テレビ)

プリンセス・プリンセスD第1話

 ちょっと遅れましたが、CSで無事見ることのできたこの番組の感想……とりあえず1話のみ。
 余談ですが、自分の世代だとどうしてもプリプリというと某女性バンドのことになってしまうので表記に迷います。
 ともあれ……。
 今まで見たネットでの感想でさんざん酷い惨いと言われていたので腹をくくっていたのですが、まあ、まあまあ番組として成立していたかな、と。
 全校生徒が3人(!)というのも表現としてはありかな〜と思いましたし。って、これだけだと何のことだか。「姫」達が校内各クラブを激励に回るのですが、そのいくつもの部のメンバーが同じキャスト3人の延々使い回し(笑) いや、少なくとも笑いは取れた。
 まあ、そのクラブ回りの時、「姫」を正面から映すのはつらいと思ったのか後ろ姿ばっかりだったんだけど、その歩く姿がいかにも「のしのし」だったのが困りものでしたが。
 ……おっと、この番組の肝となる設定を書き忘れた。
 男子校の潤いのために、生徒会が見目麗しい生徒を女装アイドルに任命する「姫制度」があるんだそうな。
 で、ネットですでにむくつけき姫君たちの画像を拝んでいたので、こんなもんかと生ぬるく笑って見られました。
 原作もアニメ版も知らないのが勝因かも。
 いやでもサブタイトル入る画面とか各キャラの紹介のときにチラリと原作のキャラ絵が映ったので、かなり違うらしいというのはわかりましたが。
 しかしまあ、30分番組にしておく必要はなかった気がする。あの内容だと15分で充分ですな。私だったら坂本様とかいう謎キャラの、謎のエセ宣教師や謎のフォークダンスの場面はバッサリ切り落とすな。
 こーへーくんは……まあ元気そうで何より。妙にハイテンションなおねえキャラでしたが、皆が似てるというのなら似てるんでしょうなあ。
2006年09月13日(水) (感想::テレビ)

蛇姫様

 以前、CS点けっぱなしにしていて最終回だけチラリと見て以来なんだか気にかかっていた「蛇姫様」がまた放送するというのでとりあえず5話まで一気見。
 なにこれすっげえおもしれ〜!!
 ……失礼いたしました。
 お家乗っ取りを狙う城代と姫君の攻防、城代一族の無謀に刀を抜き追われる身となった若者とそれを助ける訳ありげな旅一座の女、藩の取りつぶしを狙うご公儀隠密……と、もうベッタベタなんだけど、ベタだけあって、ツボを押さえまくり。追い追われ、謀り謀られ、画面にぎっちり緊張感。
 役者さんたちもみんな素敵な厚みと品格。1972年の作なのでドーラン厚塗り目元べったりだけど、見慣れてしまえばそれもよし。
 主役の旅一座の女・お島は三浦布美子さん。名前知らなかったので検索したけど、長唄や三味線を得意とされていたらしく、劇中でも披露。奔放で婀娜で情の深い、いい女を表現されていました。
 相方の若旦那・千太郎は今は亡き田村高廣さん。水も滴るいい男っぷり。
 他にもお姫様はあくまできりりと美しく、兄を思い主を思う娘は健気で可憐、敵役の首魁は重厚で、その手足となる息子も強烈な存在感、旅一座の座長は酸いも甘いも噛み分けた風体。千太郎抹殺を命じられ追いかけながら、彼に惚れ込み味方となる浪人もいい味。思わず検索したら沼田曜一さんて方、特撮にも出ていらしたらしい。
 演出も気が利いていて、客の一人も映さないのに、旅回りの役者になった千太郎に贔屓筋からのぼり旗が届き、その数が見る見る増えていくことで人気が出たことをわずかの間に表現したのには爆笑しました。
 主人公側圧倒的劣勢状況最悪なところで終わってしまって、続きの放送が待ち遠しくてかないません。
2006年09月06日(水) (感想::テレビ)

パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト

 16日のことその3。
 思ったより早くヒーロー映画を見終わったので、ついでにパイレーツ・オブ・カリビアンをハシゴしました。水曜はレディースデイなので千円なものだから。
 えーと。
 力一杯「パート3に続く」でした。
 雀船長は相変わらずサイテー(誉め言葉)でした。
 リズはますます男前でした。
 ウィルは、まああのパート1の頃のほよほよにくらべると立派になって(オヨヨ)という感じでした。
 そしてやっぱり一部のお嬢様方の意欲をかき立てそうだなと思いました。
 ネタバレは避けますが、一つだけ叫ぶと、ところどころあんたらそれ何処のハムスターか、と。
 デイビスさん、一応敵役なんだけど、青い青い目がときどきすごく優しくなるのが気にかかります。
 パート3ではウィルの誤解が大暴走しそうだなあ。
2006年08月17日(木) (感想)

漫画原作のドラマ2題

 切り替えの時期が短くて、気がつけばほとんど見逃している今期のドラマ。ちゃんとリアルタイムで見ているのは羅生門くらいなんですが……正直微妙な気が。
 ダンナは「原作者が脚本書いているっていうんならワタシには何も言うことはありません」とショボ〜ンとしている。
 ネット上の感想を見てみると、原作のダークさが抜けて上ずっている……と文句を言う原作派と、明快なアクション刑事物(お色気アリ)を期待したのに地味だ……と拍子抜けしている原作知らない派(なんつう呼び方だ)に割れているっぽい。なんていうかこれってどっちつかずでどっちも不幸。
 で、原作知らない派だけど別にドンパチ好きでもない自分から見ると、「一見最低の警察のようだけど、クセの強い刑事が集まって、個々のスーパー能力発揮して、よそでは見られないような事件解決をしている」という設定がまずありき、で。それはまあ良いとして、そのあたりを描写を積み重ねずにぜんぶ台詞で説明しちゃっているあたりが萎え。副署長がおでん課長に向かって「あなたの部下の刑事はすばらしい」と言ったり、課長が副署長をなくてはならない人だと言ったり。それって3話目の冒頭でベタベタやることじゃないでしょうに。

 さて、原作有りの新番組がまたひとつ。「怨み屋本舗」。これはダンナが毎週山のように買ってくる雑誌のどれかに載っていて、自分もたまに読んでいた。基本読み切りでわりとエグいストーリー展開の漫画。
 ていうかこれジャスミンが主役なのね。びっくりした。
 キッパリとした目鼻立ちが、役柄の妙な迫力を表現していて、これはなかなかアリなのではなかろうか。途中で水着のシーンがあったのは視聴者サービス?
2006年07月21日(金) (感想::テレビ)

Qとか

 前に、見るのつらいかもとか言っていた「姫姫D」ですが、心配するまでもなく関西では放映無しでした。うん、まあそんな気はしてたんだ。関西の深夜番組はお笑いの天下だから。

 探偵学園Q途中から見ました。
 神木くん……とうとう成長期突入しちゃったのね。声がまるきり今までと違ってたよ。ダンナ曰わく背の成長に筋肉が追い付いていない感じ。ちょっとへにょってる。まだ男らしくなったとは言い難いな〜。
 もしかして神木くんとKJくんはアギト以来の共演? まああの時は一緒に撮影していなかったかもしれないけど。KJくん大きいから子どもたちがほんとにちびっ子たちに見えるよ。
 蛇に噛まれるより古釘のほうが危なくないか? 破傷風とか。
 コンクリが持ち上げる前からぐらぐらしていたのは見なかったことにしてあげよう(笑) ダンナが「そういえば真相は『なんやそりゃ』って中身だったなあ、思い出してきた」とかつぶやく。ていうか、この終盤まで忘れてたんかい(汗) ちなみにわたくし原作未読。
 終わりの方で学園長?が素晴らしい子どもたちうんぬんとか言っていて、つい「若干一名子どもじゃないのが混じってるけどな」と突っ込むと横から「中身が子どもだからいいんだよ」 いいのか。
 ていうか、これ連続ものの1回目じゃなかったのね。

 web拍手を押してくださった方へ。ありがとうございました。
2006年07月01日(土) (感想::テレビ)

漫画:塩川桐子「ワカダンナ」

 毎号欠かさず……とはいかないけれど、コンビニで見つけたら買うようにしているのが時代劇専門漫画雑誌「コミック乱」および「コミック乱ツイン」。実は両者の違いが自分にゃちゃんとついてなくて、鬼平が載ってるほうと梅安が載ってるほう、というか、風雲児たちが載ってるのといないのと、程度の認識でござるよ。「もやしもん」の石川雅之さんがドシリアス短編を載せてたのはどっちだっけか。
 で、その鬼平載ってるほうの最新号に、塩川桐子さんの読み切りが掲載されていてラッキーって気分。
 江戸時代の浮世絵がそのまま抜け出てきたような変わった絵柄で、一目見たら忘れられない。ていうか私単行本持ってます。プチフラワーに載せてたのをまとめたやつを。
 冷たい雨が胸の奥に染み入るような切ない話も描かれるけれど、個人的には人情噺系……素直になれない男女が周囲のやっさもっさでほっこり小さな幸せを手にするような話が好き。
 今回のお話はまさにそれで、読み終わった後なんとも良い心持ちになりました。
 ハッピーエンドであれアンハッピーであれ共通しているのは、不器用な生き方しかできない男女の懸命さ、愚かさとそれゆえの愛おしさを丁寧にすくい取っていることでしょうね。
 しかし猫飼ったことがないからわからないけど、カツオ節はやっぱりかいて餌にするものなんでしょうか。それともまんまガリガリ?

 web拍手を押してくださった方へ。最近きちんとお礼を申し上げていませんでしたが、感謝しております。本当にありがとうございます。
2006年05月30日(火) (感想)

今ごろ「世にも奇妙な物語」

 だ〜いぶ前に録画しておいた「世にも奇妙な物語」を、見るべき番組の無いときに、1話ずつ見ることにしようか……と本日2話目。
 人の生命力の強さが見えるとか、自分の生命力を人に与えるというのは、まあよくある話かなあ、と。いい話だったけど、「世にも〜」にしては毒気が少なかったような。結局誰も不幸になっていないもんね。ついついパタリロのあの話を思い出していたわ。
 ちなみに、ちょっと前に見た1話目はなかなか良かったです。リリカルで、結末は残酷で。死んだ恋人がビデオカメラのファインダーの中にだけ映る、というアイデアがいい。その感傷的な四角い小さな世界にひらめき笑う女性、というファンタジックな役柄を池脇千鶴さんがよく演じていた。きっと他の女優さんだったら雰囲気がまるで違っていただろう。しかし、いまだについ「ましろちゃん」と呼んでしまうわ。俳優さんのことを最初に顔を覚えた役名でいつまでも呼ぶのってうちだけかしら。もういい娘さんのはずなのに、どこかまだあどけなくて、声を聞くとふんわかした気持ちになる。でも今回は、次第に男の甘い夢の対象ではなくなっていく様子がじわじわ伝わってきて、演技に舌を巻きましたよ。
2006年05月28日(日) (感想::テレビ)

映画「縛り首の木」

 昨日のことですが、昼間ぼーっとNHK衛星放送を流しっぱなしにしていると何やら映画が始まりました。「金鉱の町には必ず縛り首の木がある」と、軽快な曲に物騒な歌詞を乗せて始まったその西部劇は「縛り首の木」。実は題名だけは以前から知っていて、見たいなと思っていたので思わずテレビに向き直りました。
 出演はゲイリー・クーパー、マリア・シェル。
 題名からどんな陰惨な物語かと思いましたが、単純明快とはいかなくても気の利いた面白い映画でした。
 主人公は訳ありの過去を負った医者で、西部の金鉱の町に流れ着き、金泥棒の若者をかくまい(ほぼ脅迫して)雇い人にします。この二人のつっぱらかった掛け合いがまず面白い。若者が一所懸命反抗するんだけど、お医者さまが上手上手で封じ込めてしまう。「自由のない所有物扱い」が徐々に「繋がり」へと変質していくのがなんとも。
 このお医者さま、貧乏人の子どもを無料で診察したりする一方で、自分を悪魔扱いする酔いどれ牧師を銃で追っ払ったり、過去を揶揄する男をボコボコにしたりする。荒くれ男達の中でひとり黒尽くめでどこか都会的。微妙に“異分子”である。
 そんな折り、駅馬車強盗が発生。生存者捜しの捜索隊があっというまに大勢の有志でできあがるあたり、西部ってそういう場所なんだなあと思わされる。
 見つかった若い女性は怪我と強烈な日光による火傷で身動きできず失明状態。ボロ雑巾のようだった女性はお医者さまの献身的な手当により薄紙が一枚一枚とはがれていくようによく(そして美しく)なっていく。
 この女性、スイスから移住してきたということだが、演じている女優さんが実際スイス出身らしい。自分にはわからないが言葉の訛りとかでそのあたりが滲むものなのだろうか。ともあれ、鄙には稀な美人……というか、凛とした気品のある彼女もまたどこか町にそぐわない。
 いつしか惹かれ合う二人だが、彼女が回復した夜、お医者さまは突き放す。自分の手の内……「所有物扱い」から「自由」へと。それに噛みついた雇い人にもお医者さまは「自由」を与える。彼女と若者は地元のとびきりの荒くれと手を組んで金を掘り始める。彼女は初めの儚さから思いもよらない強靱さで土地に根を張ろうとする。その様子をお医者さまは影から守るのだが……。
 結末はさすがに言わぬが花。
 しかし終盤の集団が暴徒化する様子とか、法的手続きなしに「私刑」でものごとが運ぶ様子とか、実際にこういうことがかつて行われていたのだろうなと思うと怖かったです。

 web拍手を押してくださった方へ。ありがとうございました。とてもとても嬉しいです。
2006年05月25日(木) (感想)

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