++たらたら日記++

現在絶賛放置中。
感想等は基本毒吐き。
サイドメニューはプルダウン式です。
最近、コメントの表示に若干の不具合が出ていますが、
管理人にはきちんと届いています。

川本喜八郎氏逝去

 自分の世代的には当然、人形劇三国志の人形を製作された方であります。以前人形展を見に行ったとき、お姿を見ることが出来ました。
 また、チェコのトルンカ仕込みの人形アニメーション製作者であり、日本の古典を題材にした連作で、人間の不条理を描き出していました。70年代の香り漂う(←ヒッピーとかプロレタリアート的な意味で)二次元アニメなどもありました。
 内外の多くのアニメーターが参加した連作「冬の日」を企画されてからも、いつの間にかもう何年も経っていたのですね。お歳ももう85歳だったとか。

 「劉備に似ている」説、「孔明に似ている」説がありましたが、個人的には曹操をにこやかに優しくした感じの男前でいらっしゃいました。
 人形展で曹操の一党がなにゆえか会場中央に島配置だったのをいいことに、360度グルグル回って、角度によって変わる曹操人形の表情を堪能したこと。関羽人形が贈られた花に埋もれていたことが忘れられません。
 周瑜の吐血シーンではそこだけ特製のかしらを作ったという裏話を聞かせていただいたのも良い思い出。

 ご冥福をお祈りします。
2010年08月27日(金) (日記)

無意味なつぶやき

 短く刈ったプラチナブロンド、アイスブルーの目。りっぱなデコ。眉が薄くて一見かなり強面の顔……。ADSLの外見的特徴を上げてみるとビリー・カーンとかぶりまくることに気付いた。雰囲気は全然違うけど。
 笑うと意外と可愛くて、実はシャイ……っていうのは公式じゃなくて自分の勝手な妄想なので自重する。
 こういうネタこそわざわざ日記にせずにツイートしておけってもんですな。
2010年08月27日(金) (日記)

古代メキシコ・オルメカ文明展 マヤへの道

(今回、かなり個人的かつセンチメンタルな内容となります。ご留意ください)

 京都文化博物館での展示。
 別に取り立ててマヤ・アステカやインカなどの古代文明に興味を持っているわけではない。
 かといって、まったくの無関心とか、縁がなかったわけじゃなかった……ということを、入場するまでは忘れ果てていた。
 正直、紙の買い出しが来館の主目的だったので、展示内容は少し面白そうだったらなんだってよかったのだ。

 1階エントランス(誰でも見られる場所)の巨大な顔の石像にお出迎えされ、4階の特設会場入り口は南国っぽくディスプレイされていて、頑張ってるなあと微笑みながら冒頭の説明パネルへ。
 今回の展示はマヤより前の時代に栄えたオルメカ文明に関するもので、いまひとつ知名度が低いであろうという配慮からか、かなり詳しく解説されていた。
 その中の「メソアメリカ」という表記に、ああ懐かしいなと思った。
 興味はない、と書いたけど、大学の一般教養で、曜日的に都合がよかったので、中央アメリカの古代文明に関する授業を選択したことがあったのだ。そのときの講師が地理的説明でメキシコを含む中央アメリカの呼び方で「メソアメリカ」という言い方にひどく拘っていたことを思い出した。
 あの頃、講師は当時支配的だった学者さんの説に反論ばっかりしていたよな〜、ちょっとはあのセンセの説もメジャーになったんかな。ていうか、案外今回の展示監修していたりして、とか思いながら見進めていった。

 主だった展示内容は、巨大な石像(大きすぎるものはレプリカや写真)や日本で言うところ土偶、ヒスイの斧(祭祀用)。そして、遺跡の壁に刻まれた石彫……は持ってこれないから拓本。
 遺跡の名前は聞き覚えがないし、展示物も教科書に載っていなかったけど、四半世紀の間に発掘が進んだんだろうな。講師の先生、日本にいるよりメキシコで発掘している時間のほうが長くて、いろいろ手をつけかけていて、有望な遺跡がたくさんあるって言ってたし。……なんてことを考えながら見て回っていた。先生の名前さえ覚えていなかったけれど。

 授業を取る前は「古代文明ってなんか神秘的でロマンチックじゃ〜ん」みたく思っていたのだけれど、耳慣れない地名や名前が沢山出てくるし、ごちゃごちゃしてるし、けっこう専門的だし、特定の学説への反駁が鼻につくし、ぶっちゃけ授業の半分以上は居眠りしていた。それでも、授業開始日は20人以上いた教室に学生が片手で足りるほどしか残ってなくても皆勤してた。脱線した話はけっこう面白かった。世界の謎不思議発見!みたいなテレビ番組で、おにぎりのルーツはメキシコに!なテーマで、ヤラセで住民におにぎり握らせて食べるシーンを映してたけど、ぶつぶつ「普段こんな食べ方しないのに」と(現地の言葉で)言ってたよ、とか。発掘現場写真で「使用前」「使用後」な写真をスライドで見せて、この間に数ヶ月かかってるけど、こんな風に一瞬で出てきたらいいなあ、とぼやいたりとか。
 そして、当時まだ中二病引きずっていて古代文明というと砂糖菓子のようなふわふわキラキラしたイメージしか持っていなかった自分に、古代と言っても現代と地続きの「人間」が生きていた場所で、地理的用件に左右され、政治的葛藤や外敵との抗争が繰り返され、食べて寝て飲んで祈る人々がいただけなのだということを認識させてくれたのだった。
 まあ、そんなことをどんどんと思い出して……講師の名前は思い出せなくても顔立ちや声や口調ははっきりよみがえってきて……まあ、授業の内容はやっぱりさっぱり、翼の生えた蛇とかジャガーのモチーフとか断片的にしか覚えてないけど。
 途中のベンチに展示図録があったのでめくってみた。もしかして監修にあたってるかもしれないし、すくなくとも参考文献あたりは使ってるだろうから、名前も見れば思い出すだろうと思った。
 それらしき名前は末尾の文章にあった。長らくメキシコの遺跡発掘に携わってきた大井邦明氏は残念ながら2009年亡くなられた、と、謝辞と共に。

 四半世紀とは思う以上に長かったようだ。
 ばりばりにエネルギッシュな印象しか残ってないのに。
 あれからどれだけの遺跡を掘って、どれだけの成果を世に出してこられたのだろう。
 展示の出口には、子ども向け企画の展示物の塗り絵が無数に貼り出されていた。
2010年08月26日(木) (日記)

映画「ちょんまげぷりん」

 よくできた映画でした。
 ウェルメイドという言葉がぴったりくる、笑って泣ける、心温まる作品でした。

 自分は「ジャニーズ、なにそれおいしいの?」な人間なので、見に行ったのは出演者関係なく、予告がとても面白そうだったからです。他の方の感想も好感触だったし。
 まあ、客席は若い女性でいっぱいでしたね。意外に、いかにも映画好きな世代のおじさまもチラホラしていましたが。
 そしてお嬢様方の、「大奥」の予告への食いつきっぷりは凄かった(笑) 大奥の予告はずっと前から流れてるけど、今までもったいぶった文字ばっかりで、今回初めて映像流れてた。ロビーに等身大パネルが立ってたので、それにもキャアキャア言ってた。二宮くん以上に黄色い声浴びていたお兄ちゃんがいたので検索したら大倉忠義くんだと。うん、わからん。

 お話は、働くシングルマザーと幼稚園の息子の前に、タイムスリップした江戸時代のお侍さん(旗本直参だそうで)が現れて、なんだかんだでお侍は母子のとこにやっかいになることになり、「奥向きのこと」を引き受けているうちにパティシエの才能に目覚める、というもの。
 まあ、ストーリーはわりとシンプル。となると、いかに描写を丁寧にするかということなんだけど、ほんと良くできてた。
 ちょっとしたシーンが笑えて笑えて。
 拾われた直後、お風呂をいただいた後のお侍さんがスウェットに落ち武者ヘアーという図の破壊力といったら。上映後、「ショックすぎる!見たくなかった!」と叫ぶお嬢さんが彼氏に笑われてた。
 笑えるシーンだけじゃなくて、生活習慣や考え方の違う人と人が次第に距離を狭め絆を結んでいく過程が少しずつ積み上げられていって、温かい気持ちになった。

 ところどころ「あれ、ちょっと話飛びすぎじゃね?」と思われる説明不足なところがあったんだけど、エンドロールがNG集およびカットされたシーン集になっていて、ああやっぱりそういうシーンが入るはずだったんだよね、という感じ。尺の問題かな。
 ちなみにNG集は必見。かわいい。

 いやでも泣いたな。いかにも泣かせにかかってくる作品見てもあまり泣かないけど、これは泣いた。いろいろわかってても泣けた。
 アイドル目当てで映画館に足を運ぶとして、こんな小品ながらも匠の作に出会えたら、幸運というべきでしょうね。
2010年08月24日(火) (感想::映画・DVD)

お盆休みの顛末

 基本、公務員に盆はありませんが、週休に一日有休をくっつけて、人より少し遅めの盆休み。かろうじて霊送りには間に合う嫁(苦笑) けっこう盛りだくさんな休みでした。
 
 14日は出勤日。1時間だけ休みもらって大阪で大学時代の友人と飲み会。
 主な話題はトルコ旅行した友人の土産話。デジカメ写真400枚超えってどんだけ。そして、チョイスしてプリントしようと思ってたら留守番役だったお父さんが全部打ち出しちゃったってどんだけ(笑)
 そして後半の話題は、「NHK杯チケット狙ってるんだけど」の一言に始まるフィギュア談話。実は友人連中ほぼ全員昔っからのフィギュアファン。今までずっと自分は話題についていけてなかったのでした。
 日本のジュニアが男子も女子も育ってるから楽しみ、とか、小塚選手はちっちゃく見える、とか、ランビエール生で見たとき周りのきゃーきゃーがすごかった、とか。私が最近いきなりAYにはまったというと、「ソルトレイクの頃のヤグディンは特別なの!!今のフィギュアとは全然違うの!!!」と口角泡を飛ばして力説したり、とか(汗)
 お開きになった後、これからダンナの実家に帰ると言ったら珍しがられた。そういうものなのか。自分の実家よりよっぽど顔出してるけど。

 15日は一人でお買い物。
 心斎橋近くにある会員制の卸しの店で散財。一番の出費はひとめぼれした和風のセミフォーマルバッグ。スラックスが15号しか入らなかった(しかも若干きつかった)ことに地味にショック。ほかにも秋物のアンサンブルとか。
 そして東急ハンズでイベント用(下記事参照)の紙類を物色。どうせ10部も作らないんだから、思いっきりこだわってやる。あれこれ見てるのが究極の幸せ。どう考えても予価より原価のほうが遙かに高いです。
 お昼は昭和元年創業の洋食屋、明治軒へ。ここのメインというか押しはオムライスなんだけど、自分はビーフシチューをおすすめしたい。オムライスは懐かしめの味で普通にとても美味しいけど、ビーフシチューは飛び抜けて美味しい。一口ごとにいちいち感動する。あの味の深さは何ごとだろう。

 おっきくなったダンナの実家のワンコは、噛み癖直ったようです。直った……はずなんだけど、手を出したらかなりじっくりねぶられた……この手は噛んでもいい手認定か?

 16日はなんばへ映画「ちょんまげぷりん」を見に。
 感想はあらためて書くつもり。
 見終わった後、とりあえず感激の叫びをここに書こうと思ったんだけど、携帯変えて管理ページのアドレスをブックマークしてなかった。携帯用入り口滅多に使わないからURL覚えてないんだよ。仕方がないのでとりあえずツイッタで叫んだ。2ヶ月振りに。ていうか、日記用に書いたあんだけの長文入るんだ。日本語の140文字ってボリュームあるな。
 その後、ダンナとダンナの両親と待ち合わせて焼肉デート。

 17日は大阪と京都ぶらぶらして帰宅。
 まず、ヨドバシカメラでうろうろ。噂の3Dテレビのぞいてみたけど、あれはダメだな、自分。確実に酔う。将来テレビが全部あんなのになったらどうしよう。
 それから京都駅で、お義母さんに頼まれたストールを物色。いつの間にか店の品揃えが秋向きになっていて、意外と見つからなかったよ。
 それから京都文化博物館へ。まずは併設店舗で和風紙&小物を物色。……いいじゃないですか、選ぶのが楽しいんだから。さらに原価が上がっていく。
 で、特別展の「古代メキシコ・オルメカ文明展 マヤへの道」に入場。
 これについてもあらためて書きたい。
 そして、その近くのいつものお店へ。普段は日本酒3杯飲んで足元ふらつかせて帰るのだが、抱えた荷物も多いことだし、2杯半(笑)で素面もどきで帰る。半杯はお店の人の悪のささやきです(笑)

 そうそう、前日なんばで買ったペンダントのチェーンが異様につけづらいのであくせくしていたら、お義母さんが代わりになるものを……とアクセサリーボックスを出してこられて、結局いろいろいただいてしまいました。
2010年08月19日(木) (日記)

突然ですがイベント参加告知です

 鎧伝サムライトルーパー魔将オンリーイベントに参加することになりました。
 あとひと月です。
 でも、原稿は手付かずです(汗)
 最悪、前に書いたやつをまとめようかな。(以前ここでも期間限定であげてたやつ)
 とりあえず、装丁だけは目一杯凝るつもり。和物万歳〜!!

 鎧伝サムライトルーパー魔将オンリーイベント『宵闇月華』
 鎧伝サムライトルーパー魔将オンリーイベント『宵闇月華』
* 日  時 / 2010年9月19日(日) 一般入場11:00
* 会  場 / 荏川倶楽部(品川区新馬場)
2010年08月19日(木) (未分類)

やってしまった……

 録画したファイルを保存しておくフォルダの中身を、間違って全部消してしまった。
 あわててファイル復元ソフトをダウンロードしてきたけど、4分の1しかリカバリーできなかった。
 ……のわりには意外と平静な自分がいる。
 本当に心底見たい番組なら、何をさしおいてもさっさと見るはず。
 貯めておいて、そのうち見るだろう……というのは、結局あまりそれほど縁がなかったのだろう。
 こないだのお試しかっ!とDOIはCMカット済みフォルダに移しておいてよかった。

 それにしても、ほぼパンパンだったHDDが使用率3割以下になったよ。すっきりー。
2010年08月13日(金) (日記)

久々にドラマの話でも

 ホタルノヒカリ2
 アホ宮とぶちょおの掛け合いが相変わらず素敵。
 あの二人、清らかな仲だけど、ノリは完璧に夫婦だ。
 自分は嫁としてというか、女として……以前に社会人として破綻してるので、少なくとも仕事の出来るアホ宮がうらやましい。
 しかしぶちょお、仙台に始発で通うくらいなら、出張扱いで滞在すればいいのに。そんなに一日一回アホ宮の顔が見たかったのか。

 もやしもん
 しょっぱなのいざキャンパスライフ開始、のときがなんとなく画面がショボくて、先行き懸念したけれど、まあまあ楽しい。てか、菌が可愛い。
 「すっげえ見られるんだ」には大笑い。
 初回、あー、ボウケンブルーと牙狼のゼロ(φ'sの北崎さん)が出てるな〜と思ったら、ゼロさん準レギュラーじゃないですか。UFO研の副部長。
 時間短いし話数無いし、話ぶんぶん飛びすぎだよ……と思ってたら、惚れ薬の回は何ですかアレ。1話分の話を無理矢理2話に分けたっぽいよ。
 ていうか、女に飢えてるさだやすなんて変だ。
 美里さんの奥深さとか、現状だと出ずに終わりそうな気配。

 ……あれ? これだけしか見ていないっけ?

 GOLDは録画はしている。
 でも見る気になれない。ビーチャイとか聞いた瞬間さぶいぼ出たので。
 CMカットしてるときに綾野さんが出てきたときだけ通常再生してる。
 まあ、綾野さんも、最初ちょい役のイケメンちゃら男かと思ったけど、意外と出番多いようで。
 正直最初、イケメン欲しいならもっと使い勝手の良い若者がいくらでもいるだろうに、と思ったよ。
 さらっとこなせずにやたらと役を作り込んで同化しようとするし、神経質だし、滑舌台詞回しはいまだにアレだし。
 意味のあるキャスティングのようで良かった。

 フジテレビNEXTで放映して評判になった「ニュース速報は流れた」も一応録画してあって、先日からポツポツ見始めた……んだけど、半分も行かず視聴が止まってしまった。
 夫婦ともに「……もう別にいいかあ」という気分になってしまって。
 理由は違うけど。
 ダンナ的には、ミステリーなのに謎を解く材料を視聴者に一切提示しないという作り方に苛立ちを覚えたらしい。
 自分的には閉鎖空間にどんどん溜まっていく悪感情の描写にげんなりしてしまって。
2010年08月11日(水) (感想::テレビ)

廃人第二段階

AY萌えが一段落したと思ったら、次に心掴まれたのがADSLってどうなの、自分。
2010年08月10日(火) (日記)

OR AND
スペースで区切って複数指定可能
<< 2010年08月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最新の記事

OR AND
スペースで区切って複数指定可能

[Admin] [TOP]
shiromuku(fs6)DIARY version 2.30