++たらたら日記++

現在絶賛放置中。
感想等は基本毒吐き。
サイドメニューはプルダウン式です。
最近、コメントの表示に若干の不具合が出ていますが、
管理人にはきちんと届いています。

生まれて初めての海外旅行

 実は生まれてこのかた外国に行ったことが無かった。
 新婚旅行も、当時ハマっていた沖縄。(島唄のCDなどを集めていたクチ)
 最近ダンナが仕事で東南アジア方面に何度か出張し、初めての海外旅行にこのあたりから始めては、と提案されていた。
 というわけで夏休み(少し遅いけど)を調整して、9月7日からダンナと義母とマレーシアへ。(義父は飼犬を放っておけないとお留守番)

 飛行機乗り換えなしの7時間フライトなので、たいしたこと無い部類なんだろうけど、なんかもう2時間くらいの時点でウッキーと叫んで暴れまわりたくなった(苦笑)
 遠征を繰り返すスケート選手やおっかけファンとか、大変なんだなあとしみじみ思い知った次第。


 最初旅行の内容を逐一書きかけていたんだけど、長くなり過ぎそうだったので、印象をまとめて。

 旅行先をマレーシアにしたのは飛行機の乗り換えしなくてもよくて、そこそこ都会で、そこそこ安全で、そこそこ英語が通じるから。(私はしゃべれないのでダンナ頼み。オプショナルツアーは現地の日本語話せるガイドさんがついてくれる)

 ガイドさんたちの話によると人口の7割程度がマレー系(イスラム教徒)、2割が中華系、1割がインド系他らしいんだけど、空港やホテルのロビーや屋台のレジ前で新聞を広げている人たちはほぼ全員漢字のを読んでた。食事でおすすめされたのも中華系ばっかだった。つまりはそういうことらしい。マレー系優遇の政策もとられているらしいけど、多民族国家の問題ってピンとこない。

 オプショナルツアーでマラッカ方面に行ったけど、ポルトガル支配時代の建造物、オランダ〜、イギリス〜……、となんだか世界史のおさらいをしている気分に。世界の覇権の移り変わりが一目でって感じ。中華系の富豪の邸宅も見たけど、うちのダンナは蒸気式の扇風機を見てたぶんこの旅行で一番テンション上げてた(笑)

 ホテルは広くていい部屋だった。朝食バイキングもおいしくてうまうま。

 屋台通りに行ったけど、一昔前の日本って雑然さが懐かしい感じ。一時期不適切写真アップ騒ぎとかあったけど、日本人は神経質すぎるよなって気分になった。

 ところで、関西のおばちゃん最強説。
 義母はまったく英語が話せないにもかかわらず、身振り手振りと勢いでどこでも現地の人と交渉し、屋台の席を替えてもらったり、売店でドライフルーツの味見をしたり、とバッチリ意思疎通していた。
 
 日本に帰ってきて改めて感じたこと。
 日本のトイレ最強。
 どこも日本語しか書いていない。
 ほぼ日本人しかいない。
2014年01月11日(土) (日記)

映画「パシフィック・リム」

 ではでは、また思いだしては書き、に戻ります。

 9月2日(月)
 「パシフィック・リム」3D吹替版を見に行く。

 夏に入り、ツイッターの自分のタイムラインに一つの映画のタイトルが流れ始める。
 それが、ニコニコ方面からも、映画方面からも、オタク方面からも、とにかくあらゆるクラスタから流れてくる。
 それが「パシフィック・リム」
 夏前にちらりと予告編は見た記憶があるけれど、「怪獣とロボットかあ、また変な取り合わせで妙な画づらだな、ハリウッド産じゃ期待も出来ないな」とか思っただけだった。
 しかし、タイムラインが妙に熱い。単に面白かったという感想じゃなくて、胸の滾りを抑え切れず、どうか皆見てくれ!という叫びに満ちている。
 正直、迷った。
 自分は古い人間だ。
 最近のハリウッドの超アクション巨編、CG&スピード感バリバリ、畳み掛けるサスペンス!な奴にまるで付いていけていない。
 でもって、最近の日本のオタクのトレンドもわからない。巨大な何かというとヱヴァTV版あたりで止まっている。
 巨大なんとかっつって、ウルトラマンエースやタロウ、マジンガーZをリアルタイム、大学で初代ゴジラ見たくらいの人間なんですけど、いいんですかね。
 とか思いながら、まあ騙されたつもりで見に行った。

 むしろ、ド真ん中だった。
 初代マンやセブンには間に合わなかったけどエースをリアルタイムで追い、小児科の待合室のウルトラ怪獣ビニール人形で遊び(買ってもらえなかったから)、超合金Zを欲しいと駄々をこねてあんなものチャチだと親にあしらわれた自分にこそ、直球ド真ん中な映画だった。
 最近の美麗な映画に足りないもの、それはこの重量感だったんだ!と脳内で叫びまくった。
 ズズーン
 ドカーン
 ブァッシャー
 そんな擬音がひたすら続く。
 巨大な機体がヘリから切り離されて落下するとき、遊園地のアトラクションで落とされるときの腹の底がひゅーっとなる感覚がよみがえり、それだけでもこの映画は評価されるべきだと思った。

 7年前に、一人の造形作家が個人で作った鉄製スコープドッグ(byボトムズ)を見たとき、せいぜい3メートルの鉄の塊の、圧倒的な重量感に打ちのめされた感覚が思い出されてならなかった。

 そしてクリムゾン・タイフーンを見て、名張の五つ、とかつぶやいてしまったのはさすがに色々外し過ぎている自分。

 9月17日には2D字幕版も見に行く。
 やっぱり「モリサン、チョット オサエテ」は押さえておかないとね。
2014年01月09日(木) (日記)

謹賀新年

 昨年はほとんど更新できませんでしたが、足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。
 最近ようやっと文を打つリズムを取り戻しつつあるので、もう少しなんとかしたいと思っています。


 さて、年も改まったので、思い出しては日記を書き、をちょっと中断して、この年末年始の過ごし方などを。

 世間は9連休のところが多かったようですが、自分は普通に28日が仕事納め。
 で、毎年なら30日にダンナの実家で餅つきなので、29日に酒・焼酎、猪肉・鹿肉を買い込んで帰省するのですが、この年末は一日前倒しになり、仕事から帰ってきてから着替えとお年玉セットのみ用意し、翌朝日の出とともに出立。到着したときにはもう準備が始まっていました。
 業者にプロパンガス1本とコンロを借り、大きな鉄釜に湯をゴンゴンと沸かし、セイロ四つ重ねてもち米を蒸します。蒸し上がった米を石臼に移し、木の杵で(だいたい2人がかりで)つきます。
 米は前夜から水に浸しておきます。大人の腰くらいまであるポリバケツ3〜4個分の米をつくので、毎年朝から日が傾くまでかかります。
 
 ダンナはだいたい火の番。以前はプロパンではなく廃材を使って焚火していたのでつききりで火の世話をしていましたが、今はわりと楽な仕事になりました。

 杵振り下ろす搗き手は体力勝負ですが、交代要員はそれなりにいますし、高齢化を心配していたら、ダンナのいとこの子どもたちがそろそろ戦力になってきました。
 餅を丸める係もどっさりいます。
 問題は、お水取り。
 搗き手に声をかけ、適宜水を付けながら餅を回し、出来具合を左右する、全体のコントロール係です。
 この役をできるのは3人ほどで、ずっと中腰で腕の力も使うのに、なかなか交代できません。
 できることなら自分もお水取りができるようになれば、とここ数年思っているのですが、仕事の関係か左手首がいつも痛み、ここ最近は風呂場で洗面器を持てない状態。
 ところが、この年末はいつもメインのお水取り役の人が風邪でダウン。
 2人で何十臼も回すのはちときつそうなので、近くのドラッグストアまで走り、サポーターを買って手首を固め、ダンナの歳の近いいとこが餅を回すのを観察していました。
 義理のいとこが腰の痛みを訴えた時点で参入することに。
 事細かにアドバイスを受けながら、ゆっくりと始めました。一昨年とかに試しに入ったときはビビりまくって搗き手のタイミングを狂わせ、何度か杵に叩かれそうになりましたから。
 先生が良かったからか、それなりに形になるように。

 しかし、そのあと、とんでもない失態をやらかしました。
 何臼か回した後、義理のいとこと交代して、適当に腹ごしらえをしようと不用意に餅をついているすぐそばを横切り、焦ったいとこがタイミングを狂わせて手を杵で打たれてしまったのでした。
 自分のせいで怪我をさせたとパニックになり泣き出してしまった私を、いとこは一言も責めずに、自分のせいだから気にすることはない、としきりに慰めてくれました。
 戦線離脱したいとこの代わりに、あとの臼はほとんど受け持ちました。
 気が張っていたのか、腰も手首も腕も、ほとんど痛みを感じませんでした。
 たぶん15〜20臼は回した気がします。
 白モチ、海老を入れた赤モチ、ヨモギモチ、うるう米を多めにした「のしモチ」の黒豆入り、昆布入り、胡麻入り……
 頭のてっぺんから足先まで飛び散ったもち米を浴びた状態。

 コンロの火力が高めだったのと、風邪でリタイヤしたおうちの分が少なかったため、例年より早めに終了。モチだらけのあれやこれやを洗って片づけ。
 その後、お義母さんがあちこちに配るためにお餅を袋に小分けするをいつもは手伝うのですが、今回はバッタリとダウン。

 翌日、筋肉痛になったのは腰でも腕でもなく、腕の付け根というか胸の上部というか、よくボディビルダーの方々がこれみよがしにピクピクさせている箇所がパンパンになりました。

 30日は取り立てて用事もなく、ちょっと買い出しに。ダンナは自分の机と椅子を持っているけれど、私はフローリングに直座りなので、ダンナの部屋の中に自らの身の置き所を作るべく、座椅子と座布団を購入。
 その晩は家から持ってきたパシフィック・リムのブルーレイを視聴。さっそく座椅子にもたれて見ていました。
 パシリムのダンナの感想はまあまずまずといったところ。
 本人いわく、「○ヶ月後」の表示が印象に残ったらしく、その晩、夢にしては珍しく、きちんと話の筋道が立ってオチのついた夢を見たとのこと。

 大みそかはお年玉の準備などをしつつゆるりと過ぎ、あけて元旦。
 例年カニ鍋パーティなのですが、今年は風邪だなんだと集まりが悪く、寂しい状態。
 小さかったダンナの従妹がいつの間にか佳い娘さんになっていることに気付いて驚愕する。

 2日は例によって歩いて半時間の住吉大社に初詣。
 穏やかな日和のせいか、近年まれにみる人出の多さ。
 ここのおみくじの凶の引きやすさはわきまえていたつもりだけど、今年は大凶が出ました。しかもお義母さんも。
 年女なこともあり、厄払いも兼ねて、今年はいつもはスルーするお札や飾りを張り切って購入。

 出店の景品の傾向を見るのが毎年の楽しみだけれど、長年リラックマの天下が続いていて、去年突如なめこが乱入……と思っていたら、今年はクマモンほかゆるキャラも入り乱れ、なかなかカオス。
 食べ物の屋台は去年あたりから妙にブランド化というかなんというか。
 ベビーカステラひとつとっても、「大阪の有名菓子本舗、○○堂の〜」「京都○○庵直売〜」みたいな少しオシャレデザインのテントが並ぶ。
 変わり種だと、仙台の牛タン(やたら暇そうだったので買ってみたがコストパフォーマンスはまあまあ)や、韓国の宮廷菓子など。
 そしてダンナの好物の焼きギンナンは今年も発見できず。

 2日のうちに帰宅し、3日はのんびり。
 せっせと2ちゃんのたまったログを読んだり、HDDの整理に勤しむ嫁を、せっかくの休みなのに構わなくていいのかな〜と心配そうに眺めつつ、結局そっと放置してくれるダンナであった。

 土日は仕事。
 そして世の皆様が仕事始めやだ〜とかつぶやく月曜にぬくぬくとオフトゥンの中。
 せっせとHDDを整理しつつ、パトさん金メダルを心中でそっと願う週休であります。
 あ、五輪の前に、俺たちのマイナーさん、全米で好演技祈願。
2014年01月07日(火) (日記)

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