朝寝して、のんびり朝ご飯食べて、荷造りして、ワンコをお義父さんに捕まえておいてもらって出発。ワンコは私のことをマッサージ係の下僕と思っているらしく、遊びに行くたび飛びかかってきては「なでれなでれ」と催促するのだが、今回体を毛まみれにしていくわけにはいかぬので。 観戦グッズのみで着替えなど持ち歩く必要がないというのはありがたかった〜。
もとからちょっと余裕を持って……と出発したけど、開始時間が後ろにずれ込んでいるのを忘れていて、到着したのは開場にもまだ間がある時間。まだ空腹ではなかったけど屋台でサンド買って中庭みたいなとこで腹ごしらえ。なぜかタイ・トルコ・ブラジル料理の屋台も出ていた。
8日の席はショートサイド中央。高さもほどほど。選手出入り口もキスアンドクライも見下ろせるし、放送席もよく見えるし、大型スクリーンは正面、と言うこと無しの良席。 まずは左右隣りの人に「今日は一日よろしくお願いします」とご挨拶。 どちらもとても感じの良いご婦人で、とても楽しく過ごせました。 ただ、右隣の方は「ちょっと今日はテンションが低くて……」とのこと。 理由を問うと「……ペアのファンなので……日本の……期待していたのに……」 はい、皆まで言っていただかなくても結構です。 ただでさえエントリーが少ない状態だったのに、当日になって棄権が更に一組。 「もう、みんな怪我無く滑ってさえくれれば……」とのことでした。 アイスダンスやペアについては自分まったく知識がないので、出場口に溜まっているコーチのこととか、いろいろ教えていただきました。ズエワコーチとシュピルバンドコーチが一緒にいるわ〜とか。 左隣の方はナンソンが好きとのことで、つい「昭和の映画俳優みたいな男前の人ですよね」と言ったら苦笑されてました。うっかり2ちゃんとかのノリをそのまま持ち込んでしまってすみません。
この日、大阪はこの冬一番の寒さだという予報が出ていたので、防寒具フル装備で臨んだら、会場はびっくりするくらい暖か。氷が溶けるんじゃないかと心配になるくらい。 普段は着ない厚手のダウンジャケットはさっそくカバンの中。ひざ掛けも、国旗を膝の上に待機させていたら邪魔になるので出番無し。 持参した9枚の国旗(香港は不要になり残念)をどう扱うか悩んだけれど、全部はとても持っていられないし、1枚ごと引っ張り出すのも無理で、各グループの演技が始まる前に滑走順の紙を見ながらそのグループの旗を順に重ねて膝の上、使わないのは持参したエコバッグの中……という形に落ち着きました。ちょいちょい準備が6分間練習の時間に食い込んで、落ち着いて見られなかったのがもったいなかった。 両隣のご婦人は国旗バタバタを面白がってくれました。 で、膝の上に重ねた国旗を双眼鏡で重石にする、と。 男性にこういうグッズを買わせると一番高性能なもの選んでくるから困る……な野鳥観察に使えそうなゴツイ倍率8の双眼鏡を使うと、対岸のショートサイド左端でおそらくはカナダチームの面々が応援している様子がバッチリ。後から佐藤親子が3人揃ってる姿も拝めました。 隣のご婦人にもときどき双眼鏡を貸し、よく見えるとえらく感激されました。
……これだけ書いて、まだ試合内容にまったく触れていないという……
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