もう一週間以上前の話になりますが、旅行から帰ってきた次の日、映画を三本ハシゴしました。 正直体力的にキツかったのですが、上映終わってしまうのとか、いつ終わるのかわからないのとかあったから……。
一本目は「白い馬/赤い風船」 古いフランス映画です。 これについては腰を据えて話をしたいので、今はタイトルを述べるのみに。 二本目は劇場版レスキューフォース。 三本目はK-20です。
レスキューフォースはまったく見ていないし、知識もほとんど持ち合わせていません。 うちの地域では当初放映していなくて、遅れて始まったらしいのに気づいたときには既に話数が進んでいたので、もういいかな、と。 番組開始当初はあちこちの感想も今ひとつ芳しくなかったですし。まあこれは徐々に評価が上がっていったみたいですけど。 ならなんで観に行ったのかと言えば、リュウケンドーのメンツがちらっとゲスト出演してるらしいということと、蓋を開けてみるといろんな所から絶賛の声が聞こえてきたことによります。 勧善懲悪のヒーロー物の劇場版ならあまり知識を持ち合わせていなくても楽しめるのではないかと期待を持ちまして。
結論。 話知らなくても全然問題在りませんでした。 面白かったです〜。 おまけ的意味合いらしいレスキューグランプリだかなんだかは、おもいっきり商店街とか町中を走ってるのがなんだかリュウケンテイスト。登場人物の面々の個性もなんかこれでつかめたし。隊長面白いよ隊長。なにあの無駄な筋肉美披露。おもいっきり格好つけてしょっぱなリタイアとか美味しすぎる。 本編でも隊長面白格好良かったですよ。 で、CGすごかった〜。(なんか頭悪い感想だ) 夢を大切に。勇気を持って。笑顔を守る。 って、単純明快なテーマが実に見ていてきもちよかったすよ。 しかし、未来っぽいデザインの超特急を見るとつい「マ、リーンエクスプレッス! マ、リーンエクスプレッス!」と歌い出してしまう。高速走行の列車の上での攻防とか、話が先に進むとさらにそれっぽかったという。 若人たちの中では金髪の人が一番ダンスうまかったなあ。 あ、リュウケンメンバーはラストにがっつり映ってました。巡査コンビまで(笑)。で、そうかそうか、白波は入り婿か。かおりさんとお幸せに。
K-20は、最初見る予定はなかったんだけど、いつも読みに行くブログとかで結構高評価だったし、伊藤慎さんも出てるって話だったし。(まあいとーさんについては怪人の衣装で体型隠れすぎでさっぱり見分けつかなかったですが) えと、面白かったですよ。 時間長かったけど、気にならなかった。 話のあれこれ、ツッコミ始めたら収拾がつかなくなりそうなくらい、つっこみ所満載だったけど、見てる間は気にならなかったからよしとしよう。 「もしも」の世界、パラレルな昭和という世界観を描き出したことに、賞賛を送りたい。スタッフがんばった。 で、子役とかよく昭和顔の子あつめたなあ……。 アクション、あれ、かなり「生」だよね……? で、ちょっとヘタレ入ってる金城はたいそうかわゆうございました。まる。 冒頭の俯瞰で、なんか実写映画版キャシャーン思い出した。あれも昭和初期っぽい古めかしいデザインが満ちたパラレルワールドだったわけなんだけど、アーティストの自己表現的色彩が強かった(もっとぶっちゃければオタクの自己満)アレとは異なった、明快な冒険活劇でありましたな。
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