「ドワーフだらけでむさくるしいけど面白い」という評判が流れてきて、早く見たいと思えども、3時間という上映時間と自分の都合がなかなか折り合わず。終演が23時って家に帰れないし! 3Dで見ようと思うと眼鏡にクリップで装着できるのって近所だとマイカルしかないから余計に選択肢狭まるし……ということで、やっとこさ都合つけて出かけた1月最後の休みの日。
原作は読んでいないけど、LOTR三部作は劇場で見たし、ディレクターズカット版を購入もした。王の帰還ディレクターズカット版を劇場で見たときは途中トイレ休憩があったっけ。
始まる前の映画広告でジャックと豆の木がなんだか、地上を狙う雲上世界の巨人たちと迎え撃つ騎士たちの大スペクタクル戦闘!!ジャックとお姫さまのロマンスもあるでよ……みたいになっていて、最近童話ネタ映画多いけどここまで来たかと思いましたよ。
3D版は吹き替えと決めております。飛び出す字幕を読む苦痛は一度でコリゴリ。本来の声はBDを楽しみにしておきます。
ニューラインシネマのロゴが出た瞬間懐かしさで一杯になって、そこにホビット庄のテーマが被さったらもういきなり涙腺刺激されてヤバいことになってしまった。 平和なホビット庄を見るだけでもう泣ける。 しかもフロド〜!!まだ傷つく前のフロド〜〜!!!! 疲れ果て、彼岸へ旅立つ姿を思い出してさらに涙腺が…… しかしLOTR撮影してから十年以上経ってるのになんで変わんないの? ていうか、ガンダルフも全然変わんないんですけど。どういうこったい。
『シャーロック』見ていないので、若き日のビルボの役者さん知らないけど、なんとも人好きのする感じのチャーミングな方ですね。 ドワーフ大集合の場面、一応事前に名前を写真一覧にしてるページをネットで見ておいたんだけど、やっぱり覚えられません。(ちなみにそのページにはドワーフ役者さんたちの人間態(笑)も載っていたけど、ひげとボサボサ頭のほうが皆さん格好良いと思う私はおかしいのか)
LOTRの旅の仲間も大所帯だったけど、魔法使い、人間、エルフ、ホビット、ドワーフとバラエティに富んでいたのですぐ頭に入った。 でも今回は魔法使いとホビット一人ずつで、あと13人ドワーフ。体型一緒。ガンダルフじゃないけどいちいち数を勘定しないと。 んでも王様かっこいいよ王様。 2作目3作目と続けて見てたら区別付くようになりますかね。 その前にBDで(略)
それにしても、相変わらずガンダルフが武闘派でありました。魔法使ってるより剣と杖ぶん回してるほうが多いよ。十年前もすでにご老体だったのに、なんでまだそんなにアクティブなのよ。
エルロンド卿もガラドリエル様も相変わらずお美しい。役者さん怖い。で、えーっと、サルマンの中の人は扱いが悪いといって監督と袂を分かったんじゃなかったっけ、あれ? サルマンは今回もお小言をサラッとスルーされていてなんか気の毒でしたよ。
で、ゴラムのお目々も相変わらずおっきくてキラキラしていて、なんか妙にいたいけでどうしてくれようかと。どうもしないけど。
さてはて、個性だらけの面々の中で、われらがビルボは几帳面で生真面目でまるで冒険向きでないのに、機転とひそやかな勇気を持って進んでいきます。 自分が故郷が恋しいから、故郷のないドワーフたちの気持ちを思いやり、力になりたいと語るのがよかったよ。
まだ敵は「目」しか出てこない状況で、旅はまだまだこれからっぽい。 来年の続きが楽しみ。 その前にBDで復習をしませう。ディレクターズカット版もでるのかなーわくわく。
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