++たらたら日記++

現在絶賛放置中。
感想等は基本毒吐き。
サイドメニューはプルダウン式です。
最近、コメントの表示に若干の不具合が出ていますが、
管理人にはきちんと届いています。

ファンタスティック!チェコアニメ映画祭

 3月に大阪で4プログラムのうち2つ見てきたわけですが、神戸を回って京都に来たので残り2つ、ビタースイートプログラムとナンセンスプログラムを見に。
 今週は変則で、土日が休み。ただし月曜から日曜まで7日連続勤務だけど。

 60席ほどの会場が半分埋まってました。ほとんどはやっぱり若い女性。
 幼稚園と低学年くらいの子ども連れが一組。ああどうせならガーリープログラムだったらオモチャとか子猫とか可愛いお話あったのに、なぜよりによってナンセンス。上映中わりと静かだと思ったら、明るくなってみると妹さんのほうは爆睡していた(笑)

 面白かったけど、絶対子ども向けじゃなかったよね。
 いかにも欧州のアニメらしくデフォルメきつく戯画化された絵柄のものが多かったんだけど、それでも(場合によっては、だからこそ)怖い内容がちらほら。
 魔法で豚に変えた人間の屠殺(→腸詰め)は声だけだったけど、野鳥の首落として毟って捌いて……はモロだった。鳥に復讐されてたけど。ごめん、私も鳥の心臓とか肝とか大好きです。
 「妄想癖」なる、うだつの上がらない男が夢想する世界はエログロナンセンスの極地だったし。10分程度の作品にどれだけ手間と才能とアイデアをつぎ込んだんだろう。極彩色の異形の図の奔流に息が詰まりそうになった。
 たまにオチの無いのもあったけど。普通に住まいづくりのレクチャーしてたり、チェコの人々のアイスホッケー好きを表現してるだけだったり(笑)
 2プログラム合わせて3時間弱だったけど、短編計17本だから疲れました。たとえるなら漫画読むのに同じページ数でもストーリー漫画一本と四コマ漫画30本じゃ密度が違う、みたいな。

 会場の京都シネマが入ってるビルは、お洒落なインテリア用品のお店とかが入っていて、居心地良かったです。インセンスのお店で線香のスターターセット買っちゃった。お昼食べたイタリアンカフェのアイスコーヒーがおいしかった。
 同じビルで夕飯も食べたのですが、まあ、またも焼酎置いてる店でカウンターに座りまして。2杯目頼んだら「当店のオリジナル焼酎ですがよかったらテイスティングしてください」とミニグラスにいただきまして。よっぽど酒飲みだと思われたのかな。思われたんだろうな。麦焼酎は苦手意識があったんだけど、まろやかで甘くておいしかったので、そう感想を伝えておきました。ストレートで飲んだのって初めて。
2008年05月31日(土) (感想)

イマジンあにめ他

 そういえば書くと言ってイマジンあにめの感想をまだ書いていなかった。
 前回の毒だシュールだ、でほぼ言い尽くしてるんだけどね。

 なんか、公式側が作っている作品ではあるんだけど、本編とは設定が違っていて(デネブやタロスズが一軒家に住んでいたりとか)、キャラが日常生活したりごっこ遊びをしたりという様子が、コメディメインの同人作品を見ているような気になる。キャラだけ抜き出して話ほっておいてあれこれさせてみましたという感じが。
 どこかで二次創作ならぬ1.5次という表現見たけどぴったり。
 電王は公式が最大手ってか(多分本来の使い方とは違うだろうが許したまえ)

 とにかくモモがいじられ役。
 某所で考察されてたけど、モモがヒエラルキー最下位なのは良太郎との絆が最も強いことと相殺されているわけで、良太郎のりの字も出てきていない「あにめ」では、ひたすら悲惨な状況に置かれてしまっている。
 「あにめ」においてデネブが相変わらずゆーとゆーと連呼しているにもかかわらず、タロスたちの口から良太郎のりの字も出ない(ちなみにリュウタはお姉ちゃん連呼していた)ことについて、別の某所で、良太郎とタロスたちとの繋がりは今さら口にしたり意識にのぼらせる必要もないほど確固としたものだからではないかという声があった。
 かと思えば、男というものは単純で、友人等が目の前にいないときは本気でその存在のことを忘れているが、再会すれば即座に元の関係に戻れる、という意見があって、目から鱗が何枚も落ちた気がした。

 話がずれまくったな。

 リュウタは愛されキャラだった。
 ウラは嘘つきという自分の根元的アイデンティティを保持するためにモモを必要としていることを露呈してしまった。
 キンちゃんは……むっつりスケベ疑惑浮上(泣) でもって、色モノ担当。 で、「ピー」
 デネブはいつでもどこでもデネブ。ある意味もっとも本編とのブレが少なかった。
 王子は……存在自体がオチとして強すぎるので使いどころが難しい感じ。声ノリノリですな。

 10話だけ、彗星をどんなクラッシュオチに持ってくるのかと思えばまったく関係なく、全体にほのぼのと終わったな〜と思ったら、これだけ脚本が白倉Pじゃなくて柴崎監督だった(汗)


 俺誕生ファイナルカット版のオーディオコメンタリー聞いたのでついでに感想。
 コレクターズパック特典の舞台挨拶とか一通り見ていたので予想はついてたけど、長石監督……やっぱりおしゃべりがポヨポヨ。うん、可愛いよ、可愛いんだけどね(涙) 聞き手の人がうまく引っ張ってくれなかったらどうなっていたやら。
 んでも、たぶん見ながらしゃべってるんだろうけど、聞き手の人時々本気で見入っている感じでときどき間があきまくり(苦笑)
 ライダーとは弱者のために戦うものだ、という言葉だけ、監督がしっかりとした口調で話しているのになんかじんとした。
 監督もやっぱりファイナルカット版ラストの音楽の入れ方に疑問持ってたんだな〜。
2008年05月27日(火) (特撮::仮面ライダー電王)

ゴーオンジャーGP-15

 そうか、もう追加キャラの時期か。早いなあ。

 ヨゴ様の腹心ヒラメキメデス登場。
 炎神のみなさんはよっぽど過去に彼に酷い目にあったらしく、尻に帆かけて逃げ出してしまいましたよ。

 なんかこのヒラメきん(わたしゃ連じゃないので正式名で呼んであげる気はさらさらない)腹に一物って風情で、ヨゴ様の寝首を平気で掻きそうだ。
 浮かれまくるヨゴ様をキタ様もケガレシア様もシラケムード……というよりうっとうしそうに見ていて、なんだか既にヘルガイユ宮殿の中の雰囲気が悪くなりつつある。
 ガイアークの皆様のなかよしこよしっぷりが大好きなので、壊れてしまわないことを切に願う。

 手書きの「手術中」の表示の前でうろうろしている走輔が、分娩室の前で待っている旦那様に見えた(汗)
 なんか妄想でスピードルがエンジェルにされてるし。

 ていうか、やっぱり走輔とスピードル仲良すぎやしませんか。ちょっと傍目に恥ずかしい領域に踏み込んでいる気がするぞ。
 範人にスリスリするバルカも可愛かったな。
 作戦が好評でごきげんな早輝ちゃんにゴーフォン振り回されて「おっととと」状態のベアールVちゃんも可愛かった。

 CGの空中戦を見るとリュウケンドー思い出しちゃうな。
 空飛ぶ炎神の片方はヘリコプター&ニワトリがモチーフだとわかるんだけど、もう一体がなにがなにやらさっぱり。

 次週。予告がわけわからないことになってるんですけど。
2008年05月27日(火) (特撮::番組感想::ゴーオンジャー)

いろいろテレビ感想

 最近9時前に帰れたためしがないので、日記がついつい休みの日だけになってしまいます。すみません。

 あのドラマもこのドラマも録画だけはしているけれど、見てる間があったら眠りたい。
 
 というわけで、まともな感想は書けないですが、最初の数話だけはわりと頑張ってみたので、とりあえず吐き出し吐き出し。

 絶対彼氏
 正直以前から主演のお兄さん、ルックスはいいけど大根だと思ってたんだけど、今回ロボットという役柄になんかすごくぴったりマッチしてるなあと。
 室長のほうは、自分カブト見てないんでほぼ初めて見るわけだけど、表情豊かで可愛いのではなかろうか。
 まあ個人的には、開発元でおじさま二人が緊張感バリバリで向かい合うところが眼福なわけですが。
 でも火事の話のあたりから、これはドラマだからと自分に言い聞かせてもアラがちょっと辛すぎる感じで……。

 ごくせん。
 あーうー、ファンの人にはゴメンなんだけど、メインの男の子より毎回のゲストの(敵役の)男の子のほうがレベル高い気がするのですが。
 まあ気楽に見られますわな。

 ホカベン
 一回で脱落。もうがむしゃらな正義感につきあえるほど私も若くないのよ。

 パズル
 ダンナは面白がってるようだけど、私は一回で脱落。裏表のあるキャラは苦手なのだよ。

 キミ犯人じゃないよね?
 カナメかわいい、だけじゃ正直つらくなってきた……。
 毎回犯人に惚れる、というのはある種の特殊能力じゃなかろうか。
 ていうか、その設定のせいで毎回すぐに犯人がわかってしまうというのはどうなんだろう。いっそ、なんつうんだっけ、最初から犯行を視聴者に見せておく方式のほうがいいんじゃなかろうか。コロンボとか古畑みたいな。
 土曜も仕事だから時間帯きついのよ実は。

 ハチワンダイバー
 将棋は駒の動きさえ知らないけど、演出のハッタリについつい見てしまう。
 主人公が泣くか悩むか焦るか、なので大変だなあと。
 サンドイッチマンがお笑い枠のチョイかと思えば普通にレギュラー。
 んで、ゲストが毎回濃い。
 ハリケン弟は最近あちこちで見かけるけど、変態サドっぷりがはまりすぎ。
 大杉漣は、実に楽しげな「おっぱい」連呼もさることながら、ラストの「萌えアイドル」風笑顔にすべてを持っていかれた。劇団ひとりに同じことされたらどうしようかと思った。なるちゃんでよかった。

 以上、地上波の今期のドラマ一言。

 ところでこの間久しぶりに休みに家にいて、なんとなくNHK教育をつけっぱなしにしてたんだけど。一連の「〜であそぼ」って子ども向けというわりにずいぶんシュールなのですな。
 ぜんまいざむらい初めて見たけど、つっこみどころが多すぎ。

 以下、最近衛星放送で見たあれこれ。

 うち、なにげなくテレビをCSに切り替えると時代劇専門チャンネルになってることが多いんだけど、久しぶりにつけてみたら現存最古の大河ドラマ「風と雲と虹と」をやっていて、つい見入ってしまった。
 加藤剛や草刈正雄のあまりのイケメンっぷりにぶっ飛んだ。
 特に加藤氏演じる平将門の、良き領主の顔と戦場の獣の瞳の落差に釘付け。
 田原藤太の人、見たことある人だけど思い出せなくて、しばらくして「山さんかっ」と叫んでしまった。
 いきなり中盤だとストーリーも人間関係もわからないッスよ、悲しい。
 しかし番組終了後に流すミニ番組、将門の足跡を巡る、みたいなやつ、さりげなく今後の展開ネタバレしまくりなんですけど。映る場所映る場所、畑ばかりというのもすごい。関東の北のほうってそんなもんなのか。

 で、余韻にひたってると、そのまま「俺は用心棒」とかいうのが始まった。
 栗塚旭という人が主演らしい。
 新選組血風録の土方歳三役の人、くらいの知識はある。そういえば血風録前に放送されてたとき録画したまま、まだ全然見ていないや。
 昨日と今日とで第1話と第2話を見た。
 なんかこう、アウトローなモダンさというか、時代の息吹を感じた。
 当時はたぶんまだ映画産業華やかりし頃で、時代物の映画が数多く撮られていて、だからこそテレビにしかできない映像を目指した、というような気概が伝わってきた。
 カメラワークがとにかく斬新。(2話はちょっとオーソドックスだったけど)
 BGMのロカビリーサウンドやロックが妙にはまってるし(笑)
 栗塚さんの浪人が、立ち回りで余裕無く必死の表情というのも妙に新鮮だ。
 沖田総司が出てきたけど、ここは当時の視聴者はニヤリとするところなのでしょうか。新選組血風録と同じキャストのはず。

 栗塚さんといえばですね。
 時代劇専門チャンネルに「瓦版」という舞台や映画のキャストインタビューなどのミニ情報番組があるのですが、最近そのラストに時代劇体操というのが流れまして。
 麻丘めぐみと腰元ダンサーズ(汗)が「あっぱれ!みなさま」という脳天気な曲に合わせて踊るのですが。
 その曲の終わりがけに入る「斬る!」というコーラス(というか合いの手)を吹き込んだのが栗塚さんだそうで、番組でレコーディング風景を映してました。ノリノリで可愛らしいおじいさまでした。

 大空魔竜ガイキング3・4話
 順調に溜めている(苦笑)ガイキングですが、少しでも消化。
 3話にして敵方の状況をこんなに詳しくやっていたのだなあ、と。すっかり忘れてた。
 自分の星がブラックホールに飲み込まれる運命だから、環境の似ている地球を我が物にしよう、というのは結構切実な理由。
 ダリウス大帝って巨大ロボットだったのね&暗黒四天王ってあんなに大きかったのね。
 トルーパー見ていて、阿羅醐様にかしずく四魔将の図にどうにも既視感があったのだけれど、どうやらダリウス大帝&四天王が頭にあったらしい。
 腕を故障して10メートルもボールが放れなかったはずの主人公が石つぶてで敵を倒すのはいかがなものか。でも昔のアニメはこの程度の矛盾は目をつぶらねば。
 4話。土偶と埴輪は違う、というのは後にさんざん突っ込まれたところでして。
 サブキャラ編の第一陣はファンリーだったのか。
 エンディングに映るストイックな拳法使いという面をもう少し出してもらえればよかったんだけどなあ。サンシローとの殴り合いの場面が一方的にボコられるだけでいまいち効いていない。ピートのジェットコースター特訓のほうが印象きつくて(笑)
 昔の番組のコンピュータ描写って今見るとどうしても噴く。
2008年05月27日(火) (感想::テレビ)

DVD魁!!男塾

 本編はまあおいといて。
 特典ディスクを見る。
 なんか妙にリリカルな外伝を見ると、山崎さん(違)は富樫にある程度の好感情を持ってたのかなあ、と。本編だけ見ると最初関東豪学連の罠かと思えば女子高生の悪質イタズラで、あそこだけ妙に浮いてたんだけどね。

 メイキングはあまり面白くなかった。監督の顔ばっかり映していたのはまあいいとして、映画本編の映像を多用していたのはどうかと。本編で見られない角度の映像を見たいんじゃないか、こっちは。
 綾野さんちっとも映ってなかったし(結局それか)

 事前にCSか何かで放送されたという特番映像のほうが短いけどメイキングとしてのツボを押さえていて面白かったなあ。
 監督チェック用の映像を「見たい?」と言われて首をコクコクしてた綾野さんは可愛かったし(結局それか)

 映画じゃ月光と緋燕の生死が不明のまま終わってたけど、特典映像の「幻のエンディング」では伊達含め男塾制服で乗り込んできてたのな。(倍々ゲームの始まり)
2008年05月22日(木) (感想)

劇場版仮面ライダー電王俺、誕生!ファイナルカット版

 なんかいろいろいっぺんに届いたです。

 細かく増えてましたね〜。
 というか、公開版は細かく削られていたというべきか。
 とりあえず、小太郎命名はモモだったんだな〜。
 なんか、勢いでハナさんが付けたみたいになってたのはアフレコで適当に修正したんだろうか。

 あと、変身シーンのCGエフェクトとか微妙に増えてるような気がする。BGMも変わってるし。ダブアクとかダブアクとか。

 で、印象的だった台詞で無くなってるのがあるような。
 時間なんて目の前の料理が食えるだけあればいい、っていうの、無くなってたよね。

 エンディングは劇場公開版のほうが余韻があって好きだな。
2008年05月22日(木) (特撮::仮面ライダー電王)

ゴーオンジャーGP-14

 範人はやればできる子なのに……。
 
 カマ蛮機だからオカマってあまりにストレート。
 そのオカマがピンチのときにスッと前に出てかばうケガレシア様。ほんにこの人達は素敵上司。

 色々言ってたくせに、温泉の快感に抗えず、あとでそのことにはまったく触れなかった軍平は口だけの人?
 ちゃっかりコーチする側におさまっちゃう走輔には笑った。

 シャッフルされた炎神たちの中ではガンパードに入ったバスオンが一番違和感なかったな。

 走輔たちの名前の漢字にそれぞれ「車」が入っていると最近知ったよ。
2008年05月22日(木) (特撮::番組感想::ゴーオンジャー)

爆音映画祭

 舞台が終わると新宿に取った宿に直行。運が良ければ友人に会えるかも、だったのですがそれはかなわず。
 いままで一人であちこち出かけて安宿泊まりましたが、どこも値段のわりにまともでしたが……今回は値段相応(苦笑)ベッドのスプリングのひどさは床で寝たほうがマシだったかもと思わせるもの。
 あの辺りで泊まろうとするとどこも似たり寄ったりなのですかねえ。
 夜の新宿って、不案内な女一人がふらふら出歩くには敷居が高いですね。溢れかえる看板にすっかり気が引けてしまいましたよ。
 ずいぶん前に某トルーパーで新宿を舞台にした二次創作書いたけど、何にも調べずに知識ゼロで適当に描写したんだよね。いやあ、まったく違ったなあ、あっはっは。

 20日は吉祥寺バウスシアターで「爆音映画祭」
 の前に、ダンナにおつかいを頼まれて秋葉原へ。
 電車に乗って行ったり来たり。
 ヘッドフォンの接続コードが特殊な形状だということで、メーカー直営店へ。店頭に3種類しか見本が置いていないってどんななんだろう、BOZE。(ダンナに言わせるとその辺の店で売っているものは置く必要ないからそれでいいのらしい)

 吉祥寺って初めて行ったけど、なんか生活の香りがして落ち着く。妙に懐かしいというか、商店街の雰囲気が子どもの頃住んでた町に似てる。駅前でうろうろしていたら道を丁寧に教えてくれたお巡りさんありがとう。
 で、爆音映画祭。
 一週間続くイベントで、新旧、洋の東西を問わずいろんなプログラムを映画用ではなくライブハウス仕様の音響で流すという企画らしい。
 自分が見に行ったのは「映画美学校セレクションA」というプログラム。要するに映画専門学校の卒業制作ってことなんだろう。
 開始時間を間違えてちょっと遅れて入ってしまった。
 たぶん、これ読んでいる人が作品を見る機会は九分九厘ないだろうから、ネタバレ全開でいきます。

 一本目「爆撃機の眼」
 若人のアマ作品ということで多少青臭かったり形而上的だったりするかもと覚悟していたけれど……。
 ネクロフィリアに眼球フェチにホモに精神病患者に鋏……と、なんというかオンパレード。
 途中で真剣に嘔吐感に襲われてロビーに逃げ出そうかと思った。
 気色悪さも感動の一つだろうし、映画的には優れてるのかもしれないけど、つらいものはつらいんですよ。駄目観客でごめん。

 二本目「emerger」
 これは面白く見られた。
 わかんないといえばわかんないんだけど、なんかこう、感情の波を立たせてもらったというか。
 主人公であるちょっと男顔の主婦がだんだんと美しく見えてくるのは演技の自然さによるものかな。
 もう一人の主人公であるゲイの男も、見た目は平々凡々だけど、愚直なまでの真面目さが伝わってきて好印象。
 ラブホテルの隣りのマンションに住み、「セックスしたい」と出会い系に手を出しても男達に見向きもされない女。
 彼氏に捨てられ、町を探し歩く男。
 二人がホテルの一室で向かい合うとき、そこに愛は無いはずなのに、見ていてひどく胸がどきどきした。口づけの一つ、回す手の一つが切なくてエロティックで。
 結局男が勃たずに、セックスは成立しないのだけれど。
 背中から抱き締め、抱き締められる男と女の表情は、愛ではないけれど、確かに何か柔らかい感情が湛えられていて。
 終わった後も色々なことを思ったなあ。
 夫とは楽しく仲良くやっている様子なのに、誰かとのセックスにこだわる主人公に、首を傾げていたのだけれど、ずっとつけていたムチウチ用首ギブスと脚ギブスが、夫の趣味の渓流釣りに付き合っていたときの事故ということが開陳されて。
 自分のせいで怪我をした妻に遠慮を持つようになった夫と、夫が一人で出歩くようになったうえ怪我をした自分に触れてくれなくなったことを寂しく思う妻の間に溝が生じたのだろうか、とか。
 そもそもあの夫は本当はもう死んでいて、彼女が見る幻なのだろうか、とか。
 夫に与えられた怪我に固執してギブスをつけ続けていたけれど、寂しい男と心の傷を寄せ合うことによって、自分の現状を受け入れてギブスを外したのだろうか、とか。
 ホテルの部屋に浮かぶ幾多の男女の踊る幻影が、切なく美しかった。

 三本目「グラニテ」
 うん、綾野さんが音楽担当してるっていうから本命だったんだけど。
 そもそも音楽も歌もちょろっとだけだったから、エンドテロップに大仰に名前だすのもおかしいくらいで。
 内容は、なんというか「あーそー」としか言い様がない。
 20分足らずの小品とはいえ、ねえ。
 主人公の妄想の世界とはいえ、炎の描写の嘘っぽさには笑うしかなかった。
 精神を病んだゆえに炎に取り憑かれたのは死んだ父か、叔父か、幻の腕に悩まされる主人公か……といったところなんだけど。
 映像作品にしなくても、むしろ散文でよかったんじゃないかなあ。

 さて、驚いたのは終了して明るくなったら会場に40人ほどがいたこと。
 外に出ると、次のプログラムを待つ人たちが行列作ってたし。
 根っからの映画ファンとか、映像を勉強している人たちとかなんだろうなあ。
 そういう人たちが何十人も集まるところが東京だなあ、と。

 京王井の頭線に乗って渋谷まで出てから山の手経由で新幹線。なんか二日間でいろんな電車に乗ったよ。
2008年05月20日(火) (感想)

明治座5月公演「蝉しぐれ」観劇

 本格的な舞台観劇は初めての体験ですが(少なくとも成人してから自腹では)
 すごく贅沢な心持ちのするものですね。
 (いや、実際チケット代のこと考えるとひどく贅沢なんですが……A席壱万弐千円)

 なんでただのオタクがこんなとこに来ちゃったんだろうか。何かを激しく間違えてしまった気がします。

 ある程度予想はしていましたが、観客は、若い(もちろん綺麗に装った)お嬢さんがたもチラホラいらしてましたが、もし電車の中でお会いしたら一瞬の逡巡もなく席を譲ってしまうような方々が大多数でした。平日にも関わらずいい感じに席が埋まっていたのは、毎日が日曜日な方が多いからかと。
 ビジュアル系バンドファンのお嬢さんの群に迷い込んだ時と別の意味で自分が浮いてるなあとは感じましたが、こっちのほうはこれからどんどん年齢的に違和感が薄れていくのだろうなあ(笑)

 朝6時出発して、溜まったポイント使ってせっかくグリーン車乗ったのに爆睡して、開演一時間前の10時に明治座着。入口横にお稲荷さんがあったので、なにはともあれ良い芝居が見られますようにとお賽銭。開場待ちに座ったベンチには緋毛氈(笑)
 館内の土産物フロアには、今回敵役として出演の横内正氏(初代格さん)のグッズが「横さまグッズこちら→」と売られていました。

 取れた席は、前から2番目花道横という、舞台全体を見るには前過ぎるけれど、ある意味かなり美味しい位置でした。なにせ花道で演技してる役者さんが手を伸ばせば届く位置に! 後ろの席のご婦人方は「生足が」「生足が」とキャッキャしてました(^^;
 トークショーとかバースデーイベントとか、何かというと前の席を取れてしまう自分の強運にはあきれるしかありません。

 内容は、かの人気時代劇作家藤沢周平の、もっとも人々に愛されている作品で、映画にもドラマにもなっているので、多かれ少なかれ筋を知っている人は多いのでは。
 自分もドラマの1回目を見たくらいですが、新聞の紹介記事などでなぜか話のキモはある程度知っていました。
 というわけでネタバレ御免。

 とても良かったです。
 4時間(2回30分休憩が入るので正味3時間)があっという間でした。
 それでいて主人公たちが過ごしてきた長い時の流れの重みと無情さをじんと感じることもできました。少年時代から始まって、髪に白いものが混じった時点で終わるとき、ああこの人達は遠くまできたのだなあ、と。

 尺の都合上、話をだいぶはしょっているいるわりに、権力闘争が背景にあって人物が多くてややこしいのですが、台詞の流れでうまく説明していたと思います。名前しか出てこない人も結構いたけどね。

 主人公・牧文四郎を演じる福士誠治さんの若侍ぶりはとても凛々しく美しく見事なものでした。
 そして、脇を固めるベテラン俳優陣の演技には息をのんで見惚れました。
 特に文四郎の母親(正確には養母)役の野川由美子さんはすごかった。表情や立ち姿、ほんの一言の台詞で、複雑な心境を表現していました。
 他の方々も、着物捌きからはじまって所作の一つ一つが流れるようで。
 着物の動き……昔の日本人の所作って本当に美しいなあとしみじみしました。

 メインとなる若手たちの演技も良かったです。
 文四郎の親友・逸平はイケメンドラマなんかに出てた人らしいですが、声が明るく通っていました。
 文四郎の思い人・ふくは、中盤は話にのぼるばかりで出番無し。少女時代よりも側室時代よりも、最後の場面で尼になる直前の扮装がもっとも似合っていました。一瞬、少女期の恋心が激しく吹き出して取り乱すけれど、すぐにかつて藩主の妻女であった落ち着きと侵しがたさを取り戻すところの切り替えは感心しました。
 藩内の争いに翻弄される鶴之助も初々しくてよかったなあ。
 で、えと、お目当ての内野さん演じる与之助は、郷里を離れる役で出番は少しだったです。そのほとんどは半泣きか困り顔で、相変わらずの顔芸……。数少ない笑顔の口の大きいこと。声もよく通って、舞台向いてるかもと思ったです。席が席なので、のどぼとけがピコピコしてるのまでよく見えました。

 ある程度の年月を描いた話なので、場面が頻繁に変わり、そのたびセットや季節が変化するので美術さんは大変だったろうなあ。季節の表現には音響も大きく関わってましたね。なんてったってタイトル……。
 しかし開演30分前に着席したら幕の向こうからトンカントンカン槌音が響いてきましたよ。しょっぱな夏祭りで、しかもいきなり回るし(笑)

 お昼はお弁当買うんじゃなくて、食堂に予約を入れたのですが、休憩に入ってすぐ飛んでいくと、名前札の下がった席まで案内してもらうという、これまた贅沢気分。例によってお箸を落として、あと数口だしこのまま食べちゃおうかと思ったらサッと新しい箸を渡されて恥ずかしかったです。

 あれですね、江戸の昔から観劇が庶民の最大の娯楽っていうのわかりますね。
 装い凝らして出かけて、生の演技を見て、途中美味しいものをいただくというのは、なんとも心が華やぐものです。
2008年05月19日(月) (感想)

次の上京予定追記

 20日の火曜日に、吉祥寺の映画イベントで、綾野剛さんが音楽を担当した短編映画が上映されるらしい。
 出演するわけじゃないけど、綾野さんの楽曲普通に好きだし。
 さすがにそれだけのためには出かけないけど、せっかくなので19日一泊して、見てこようかと思う。

 映画学校の課題らしいんだけどね。他の作品も込みで入場ってことらしいので、しんどいかもしれん。青いかな……青いんだろうな……

 ライブハウス並みの大音響で流すのがコンセプトのイベントらしい。耳大丈夫かなあ……
2008年05月15日(木) (役者さん)

次の上京予定

 19日の月曜に、明治座の公演「蝉しぐれ」を観劇しに行きます。(「蝉」は正式には旧漢字)
 はい、ホンジョことテッペイこと内野さんが出演するからでございます。
 ……なんか、まだ席余裕で残ってるみたいだったんだもん。
 なんかむちゃくちゃ前のほうの席取れちゃったんだけど、どうしよう。どうもしないか。

 ダンナには「のだめのクロキン主演の時代劇見に行く」とだけ言ったらそれで納得された。
 嘘は言ってないよ? クロキン好きだし。若侍姿恐ろしいほど似合ってるし。
 しかし、ビジュアルボーイで、福士さんピックアップのおまけとはいえ内野さんの写真を拝むとは思ってもいなかった。

 さてしかし、やっぱり周りは身だしなみを整えた御婦人がたが多いんだろうか。身分不相応な場所に行く感じで戸惑ってる。何着ていこう。
2008年05月13日(火) (役者さん)

相棒劇場版

 大阪に用事のあったダンナと待ち合わせてレイトショーを見た。
 一緒に映画見るのはハガレン以来。
 ダンナは今どきのシネコンに慣れてないらしい。

 なるべくネタバレ避けるけど。
 良くも悪くも相棒らしいと思った。
 相棒って尺が長くなればなるほど内容がヘビーになるのよね。
 いつもなら犯人逮捕でエンディング流れてさあ終わり、ってところからが長かった。
 後味の悪さというか、単純にハッピーエンドで終わらないところが自分は嫌いじゃないけど、終わってから前を歩いていたカップルのお嬢さんの方はそれが不満だったらしく、彼氏にいろいろ語りまくっていた。
 映画館で見るのは、こうやって他の人の感想を聞けるから楽しい。

 推理とか捜査上の技術の表現とか強引すぎるところはあったと思うけど、「記憶」を縦糸にした話のまとめ具合は手練れだと思った。

 映画といってもお祭り騒ぎに終わらない相棒だけど、マラソン関係お金かかってるなと思った。あれどれくらいエキストラなんだろう。φ’sのときに手弁当で1万人以上集まったんだから、相棒ならスタジアムくらい埋められるだろうな。

 右京さんと亀山くんのバディっぷりはちょっと見ていて焦るくらいでした、まる。
2008年05月12日(月) (感想)

ゴーオンジャーGP-13

 1クール終了時点でこの「なんでもあり」感はいったい何ごとだろう、と思いながら見ていたら、本編で「なんでもありっしょ」と言われてぶっとんだ。
 ゴーオンジャーの感想を読んで回ると、あちこちの意見を一言でまとめれば「手堅くそつがない」ということにおさまるんだけど、手堅さのなかで遊べるのは、世界観やキャラがもうスパーンと確立してるからということなのかな。

 普段の地味さを払拭する連オンパレード。
 家庭のことも判明したし。
 個人的には、女の子のスカートめくれて瞬間反応したり、キスににやけたりするのを見て、ああ彼も普通に男の子なんだねえとなぜか安心した。
2008年05月11日(日) (特撮::番組感想::ゴーオンジャー)

イマジンあにめ途中まで見た。

 一枚3〜4分なんですけどね。
 一度に多量服用しないほうがよさそうな(意味不明)

 とりあえず6話まで見ましたが。
 一話見終わるごとに、エンディングテロップ見ながら叫びたくなる。

 シュールっスよ、白倉P!!

 P手ずからこのシュールで毒で「ピー」な脚本を書かれたかと思うと、なんかこう、差し入れしつつ心境を伺ってみたい気分に。
 あー、でも夏のトークショーもシュールだったな〜。実は作風?

 感想は全部見終わってからまとめて。
2008年05月08日(木) (特撮::仮面ライダー電王)

イマジンあにめ

 いえ、まだ見てないんですけど。

 ボックスをダンナに見つかって「何じゃこりゃぁ!」と叫ばれてしまった。

 イイ具合に1話と2話がダブりッスよ。
 欲しい人は連絡プリーズ。
2008年05月07日(水) (特撮::仮面ライダー電王)

ゴーオンジャーGP-12

 こういう入れ替わり話は、もっと色々とこなれてきてからやるもんだと思うんだけどなあ。
 なにかと前倒しでやってくるゴーオンジャー。マジでなんか心配です。

 脚本、ハリケンの時によく見た名前の人。
 うむ、今回もいい話だ。
 見かけじゃなくてソウルだよ、と。
 なんか入れ替わりが解けなくても彼らならそのまま戦っていきそうな気がした。

 みんなが風邪ひき走輔を構うところ、仲いいけど、発電蛮機じゃなくてもウザいぞ(笑)
 軍平は体薄いなあ。乾布摩擦といえば蒔人兄ちゃんの輝く笑顔が忘れられん。

 ヨゴシュタイン様カッコイイ!
 最初いきなり発電蛮機(中身走輔)を後ろから殴りつけたので、えっ!?今まで部下が形勢不利で戻ってきても叱ること無かったのに、とビックリしたんだけど。
 作戦うまくいかなかったことに怒ったんじゃなくて、ウガッツたちに八つ当たりしている(と傍目からは見える)ことに、みっともないと腹を立てたんだね。
 で、自分の部下が自分の立てた作戦を邪魔するわけがないから、こいつは部下ではない、何ものだ、と。
 くぅ〜っ、部下を信頼してるんだなぁ。格好良いなあ。
 入れ替わりがわかったときも、走輔(中身発電蛮機)を自分の懐に確保しておいて、発電蛮機(中身走輔)をゴーオンジャーたちにやっつけさせようとしてたし。
 もし成功してたらそのまま部下として使ってたんだろうな。

 もし入れ替わり劇が走輔じゃなくて連と、連に性格の似た蛮機獣だったら、お互いスパイ行為に勤しんで、まるで違ったストーリーになっただろうに。
2008年05月07日(水) (特撮::番組感想::ゴーオンジャー)

電王ファイナルステージDVD

 全部通してみると2時間半かかるので、まずファイナルステージ(ヒーローショー)だけ見る。
 うわ、ここまでしっかりヒーローショー的構成だとは思わなかった。
 ていうかデネブ! まさかの会場のお姉さんパート!!
 以下ざっくりばっちりネタバレ。超キモの部分までなので、ご注意。
2008年05月06日(火) (特撮::仮面ライダー電王)

映画村ゴーオンジャーショー

 正式名称は映画村オリジナルスペシャルショー「炎神戦隊ゴーオンジャー 復活!?怒りの将門」

 普段は、JR→地下鉄→阪急→京福(嵐電)という経路で出かけてました。
 (JR→JR山陰線という経路だと乗り換え少ないのですが、駅からちょっとかかるし道がわかりにくくて)
 最近になって地下鉄東西線が太秦の方まで延びたので、お試し利用。
 終点が近付くにつれて一車両に2人くらいしか残ってない(苦笑)
 しかしナチュラルに地下鉄に山伏の格好をした人(黄色い衣に腰には毛皮、背に法螺貝)が乗っているのは京都ならでは。
 地下鉄から京福に乗り換えようと思ってたら、駅前に「映画村」の表示のあるバスが停まっていて今しも発車するところだったので、つい飛び乗ったら、えらく遠いところで降ろされてしまいました。やっぱ確認しないとだめね。

 GWの映画村が混むことはわかっていたつもりだけれど……
 それにしてもすごかった。
 1回目に並ぶ人の列が、3階から2階への階段降りて、歴代ライダー展示ケースの前を過ぎて、ヒーローランドのほうへ伸びて、最後尾は確認できなかった。

 さすがにジャケット着用の子どもは少ないけど、お面の着用率は見事にばらけていた。黄色だけ少なめ。女の子はプリキュアかぶっている子が多かった。
 ちなみにキバとイクサもとんとん。

 内容はお馬鹿方向に振れていた。
 信長VS電王がシリアスだったから、久々のノリかも。
 ていうか戦隊ショーが久々。
 舞台の隅での小ネタとか、息の合った連携プレイは戦隊ショーならではだなあ。

 ライダーショーもいいんだけど、戦隊物はとにかく舞台がカラフルで華やかになる。
 共闘するまでの道筋とか必要なくて、あうんの呼吸で戦うからスムーズにアクションに持ち込めるし。まあその分お芝居部分が少なくなるが、そこはダンスとかのサービスで!
 ヒーロー再登場のとき、それぞれが白黒チェックの布持って姿隠して現れて、もちろんチェッカーフラッグのつもりなんだろうけど、場所が場所だから「あ、市松模様」とか思っちゃった。
 名乗りポーズで「ギュゥン」と脚を回すところ、空劇みたいにテレビ本編同様一斉に回すのもいいけど、「ギュンギュンギュンギュンギュン」と時間差で回すのもカッコよかった。

 将門様かっこいいよ将門様。
 殺陣がすごい。
 着ぐるみより素面の敵のほうが怖いなあ、映画村の場合。
 スーパー太秦3(略してSU3)再登場希望。
 お子さまにも握手会に出てこないの?と言われていたしね。

 スーパー羞恥タイムも大復活。
 親子連れを舞台に引っ張ってきて、子どもにヒーローポーズ取らせて、お父さんには「奥さんへの愛の告白」をさせるという。
 棒読みのお父さん。
 ノリノリのお父さん。
 声が裏返っちゃうお父さん。
 いろいろで楽しいなあ。

 ところで、もはや戦隊のヒーローショーの締めにはダンス必須なのでしょうか。
 黒が本編のED同様のはっちゃけ具合でナイス。
 黒さんといえば、やはりいじりやすいキャラなのでしょうか、敵のお姉さんにロックオンされて追っかけ回され、全編笑いを誘っていました。正直私にはメット着用状態で誰が一番イケメンかなんてわかりませんが、なにかがお姉さんには違ったのでしょう。

 やっぱりいい感じにキャラを仕上げてきますね、映画村。
 しゃべり方も声の似せ方も相変わらず。
 赤と青の小競り合いなんて珍しいもの見せてはもらいましたが。
 緑は「きれいなお姉さん」なんて敵を油断させといて攻撃入れるということをやらかして、「トキドキ卑怯」なんてフレーズが脳内に浮かんだりして。
 黒は本編以上に声がアダルト気障系だったかも。
 そういえば、緑の人は本編同様太もものむちむちっぷりが素敵でした。
 赤の人が一番スレンダーだったかな。

 ビデオはテープの都合で1回目しか録れなかったけど。
 サイン会とか撮影会とか、なんでビデオ回してない時に限って面白いことしてるんですか貴方達は。
 赤は終始サービス精神旺盛で、サインの合間に立ち上がって手を振ったり、警備のおじさん(気さくでオモロイ人です)の帽子をかぶっちゃったり。
 黒はサイン会中はおとなしめの人だなあと思ってたら、最後の撮影会で赤がサインの机から移動する前にセンター陣取って胸ふんぞりしてました。
 黄色(だったかな?)に顔ツンツンされてましたが。
 なぜか黄色は赤もツンツンして、赤がやめてやめてって感じで顔背けてました。


 さて。
 展示コーナーであるスーパーヒーローランドの入口付近には、変わり鏡の部屋とか床が斜めになってる部屋とか、人が一人入れるくらいのミニコーナーがいくつかあります。中身は一緒で毎年掛かっている看板だけが戦隊のキャラに合わせて変わるのですが、“柔らかい鉄格子”のコーナーの看板が「立場逆転!? ゴーオンブラックの大脱出!!」なのには笑いました。

 SHランドはしばらく来てないうちにだいぶ模様替えしていて、ゲキレンジャーと電王ご一行様もマネキンの仲間入りしてました。電王4フォーム&ゼロノスアルタイルフォームの前にはミルクディッパーの看板とガラスの陳列ケースが置かれていて、ケースの中には駅長グッズの数々とデンライナー食堂車のメニューやコーヒーカップ&ソーサー、錆びた懐中時計、そして映画ラストを飾る野上ファミリーの絵が飾られていました。勝手に本物だと思うことにします。
 ちなみに駅長グッズはうちわがたくさん、クッション・著作(笑)が数種、ほかにスリッパやお皿、マグカップ、ステッカーなど。
 ケータイ写真撮りまくった私はあきらかに怪しい人です。

 あ、なぜかマジレンジャーの冥府神十柱も勢揃いされており、あまりの迫力と格好良さに圧倒されました。「手を触れないでください」という注意書きにもかかわらずスレイプニル様の槍をつかんで揺する罰当たりな男性がおりましたが、なにか不幸が来てないかと心配です。


 帰りには前に偶然サイトを見つけた東映撮影所御用達の和菓子屋さんに寄って名物豆餅と柏餅を買って帰りました。

 で。
 これだけは無視する予定だったのにアニメイトに寄って買ってしまいましたイマジンアニメ。ついでに前来たときはなかったイマジンカルタも。
 毒食らわば皿まで。
 この血の最後の一滴まで電王に注いでやりますとも。
 あ、でもさすがにフィギュア関係には手は出せない。
2008年05月05日(月) (特撮::イベント・ショーレポ)

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