++たらたら日記++

現在絶賛放置中。
感想等は基本毒吐き。
サイドメニューはプルダウン式です。
最近、コメントの表示に若干の不具合が出ていますが、
管理人にはきちんと届いています。

映画『龍の子太郎』

 せっかくの良い天気な休日でしたが、この間からの風邪の名残でほとんど寝てました。

 買ったDVDやら録画したやつやら、見るべきものが山のように溜まっている状態で、なぜに真っ先に見るのがこれなのか、私。
 いや、記憶通り、よくできた作品でしたが。今から見るとスタッフすごいです。
 太郎のむっちりしたお腹やあんよが可愛いよ、ハァハァ(←変態)
 「806号」って当時はタイムリーなネタだったんだよなあ(遠い目)

 ただ、まあなんというか。
 このお話の中で行ったのはもろに「干拓」なわけで。
 貧しき人々を救うために、自然を作りかえて耕作地を広げる。
 それは誇りを持って語られるべき偉業……なわけなのだけれど。
 高度成長期も大量生産大量消費時代もバブル期もぜーんぶ過ぎ去ってきた現在の視点からすると、それ自然破壊と違うんかなあとちょっぴり微妙な気持ちになったのも確か。
 まあ、座して白いご飯喰ってる人間はお米作ってる人の苦労を知ってから口を開けってとこですかね。
2007年05月08日(火) (感想)

アートオブミレル

 昨日、テレビで「日本沈没」(平成版)やってるなーと思って。ダンナはいそいそと見てたけど、私はチラ見程度。終わる頃にふと気付く。CM入ってないやん。
 と思ったらwowwowだったらしい。いつの間に契約したんだダンナ。まあ現在のCS契約状態は見直さなきゃとは思ってるんだけど。

 この間からカトゥーンネットワークでアートオブミレルが始まった。ええ、チェコアニメの「クルテク」のズデネック・ミレルです。ところで番組情報によるとチェコアニメは若い女性注目のオシャレなアイテム(?)らしい。そーゆーもんなんですか? そういえば去年のお盆の展示会も上映会も若い女性がたくさんだったけど。
 クルテク(個人的にはもぐらくんのほうがしっくりくる)のデザイン化された動物たちの形や色彩の美しさかわいらしさはいかにも自分のイメージするチェコアニメなんだけど、ディズニーみたいなフルアニメも作ってるのね〜。おんどりめんどりの尾羽の揺れ具合や羽毛の柔らかそうな感じに見入ってしまいましたよ。よーく見るとたぶんマルチカメラ使ったんだろうけど、影も一緒について動いてたり、風景が遠近でフォーカスが違ってたり。
 イモムシを萌えキャラにするってのもすごいが。事実むちむちした動きがいたいけでむちゃ可愛かったんだが。
 こないだの大阪の上映会で見た「奪われた太陽」(みたいな題だったと思う、たぶん)も流れた。戯画というかカリカチュアというか、大人向けの手塚アニメ短編思い出す。毒気の強いやつ。労働者から搾取する傲慢な支配者の破滅を描く……というのは社会主義体制国家ゆえだろうかと穿ったことを考えてみたりする。
 それにしても、タイトルを入れてはおくれでないかね、カトゥーンネットワークさん。さすがにチェコ語は読めないのだよ。サイト見に行っても内容の詳細無いし。
2007年05月07日(月) (感想::テレビ)

テレビの感想いくつか

 セクシーボイスアンドロボ 4話。
 2話は見損ねたけど、先週も楽しく見ました。
 けど。
 今回はなんか吸引力が弱かった。画面に対して半身になってしまった。(と思ったら脚本がメインの人ではなかったらしい)
 画面のあちこちで変なことしてたのは面白かった……けど、なにか目指す方向が違っている気も。
 数学は設計の仕事してたら役に立つのだ!とはダンナの力説。ともあれ、何かを行うことは何かを得るため、「等価交換」が今どきの若い人の考えの基本だと何かに書いてあったんだけど、すべてに価値を求めて損得勘定するのもちと侘びしいもんじゃあなかろうか。
 まあ、今回の話にいまいちノレなかったのは、「堪忍袋」さんの行動理由が半端にリアルで、やらかすことがまた半端にハジけきれてないからだろう。
 あと「だるまさんがころんだ」の使い方がイマイチだったと思う原作厨である。

 相棒のファーストシーズン楽しんで見てますよ〜。
 今日見たのは知がかちすぎた少年の話。
 恐ろしいほどの美少年なのに、表情をまったく動かすことなくて。
 亀山くんが抱き上げてつれてったのがジャックザリパーさんのとことは。そして浅倉氏も自分に今与えられた役目を見事にわきまえて果たしてみせて。
 初めて子どもらしい感情を見せる少年を見守る亀山くんは本当にいい人だとあらためて思った。
 最初犯人扱いされてた「ろくでなし」くん、どっかで見たことがあると思ったらトドロキくんだった。びっくり。
2007年05月01日(火) (感想::テレビ)

映画鑑賞「紙屋悦子の青春」ほか

 新聞などでちらりほらりと取り上げられていて、なんとなく見たいな〜と思っていた映画なんだけど、シネヌーヴォで開催の黒木和雄特集のラインナップに上がっていたのでいそいそ出かける。
 午後8時45分からというレイト上映なのに諸事情で早く着きすぎたので、もう一つ前のプログラム「夕暮れまで」も見る。実は会員登録したので1本1000円で見られるのであった。
 大きい方の会場はちゃんとした映画館の椅子だし傾斜もあったよ(笑) 「夕暮れまで」は20人くらい、「紙屋悦子の青春」は11人入場してた。今まで3人とかばかりだから新鮮だ(笑)みなさん確実に私より年上の方ばかりでした。

 「夕暮れまで」は……えーと……これ年齢制限つけなくていいのかな。見えるのがおっぱいだけだとしても。あくまで「B」までだとしても。AVよかよっぽどエロいぞ私にとっては。売れっ子作家がガチガチにお堅げな若い子と不適切な関係(ただしソーニュー無し)になるんだけど……という話。70年代の香りビシバシだと思ったのに後から確認したら80年の作品だった。桃井かおりはともかく作家役の男性見たことあるのに思い出せなくて誰だろう誰だろうと思っていたら伊丹十三だったのか! 食事シーンが多くて、最初は気取ったフランス料理店とかでエビつついてたのに、だんだん庶民的になっていってついには知る人ぞ知るな風貌の大衆食堂になったのには笑った。

 「紙屋悦子の青春」は去年亡くなった監督の遺作らしい。
 主演は原田知世。兄夫婦に小林薫と本上まなみ。後の夫に永瀬正敏。その友人に松岡俊介。
 舞台は昭和20年、桜の頃の鹿児島。
 キャストは実質5人だけで、映るのもほぼ紙屋家のみなので、舞台劇にもなりそうな気がした。
 ストーリーは……ネタバレを避けるような性質じゃないですね。事実自分も新聞とかであらかた頭に入れて見に行ってるし。兄夫婦と同居している若い女性が、互いに憎からず思っている海軍の士官さん(戦闘機乗り)から友人を紹介されて見合いする、というただそれだけの話。そして想う人はまもなく出撃して帰らぬ人になる。
 底を流れるものは切ないのですが、画面としてはとても軽やかでユーモラスでした。どうということのない茶の間での会話が可笑しい可笑しい。会場の中に何度も笑い声が響きました。
 永瀬さん演じる見合い相手の海軍整備士さんの朴念仁っぷりがまた最高。気を利かせて二人きりにしようと嘘の用事を言い出す友人に「なら俺も手伝う」と一緒に帰りかけるところは腹を抱えました。昔の男性ってこういう人が多かったのかもしれない。
 ヒロインの原田さんも昔の女性の佇まいに見えました。しゃんとしているというか、きちんとしているというか。
 兄夫婦もとても良い感じでした。奥さんが強気につけつけと物を言ってちょっと押され気味のダンナさま(笑) ほんじょさんは当時の女性にしては背が高すぎる感があるのですが、しゃっきりと家庭を守る感じがあらわれてやっぱり良いのでした。
 とても想いを込めて丁寧に作った映画という気がしました。見に行けてよかった。

2007年04月18日(水) (感想)

相棒プレシーズン1&2

 CSテレ朝チャンネルで放映されたのでいそいそと視聴。
 みんな若〜い! 右京さんだけじゃなくて周りみんな。
 亀山くんがギラギラしてる。
 右京さん、今も大概だけど、亀山くんに対してストレートにすんごくイジワル。

 おおまかな枠組みはこの時点ですっかりできあがっちゃってますね。
 自分はかなり遅れてきた視聴者なので、いままでわかってなかったことがいっぱい。
 亀山くんと美和子さんは大学のときからの長い春なんだ。あんなイチャラブ姿初めて見たよ。
 亀山くんって野球やっててスポーツ特待の法学部で造り酒屋の息子なんだ。

 一話完結も面白いけど二時間(実質一時間半)がっつり一つの事件を見るのもいいなあ。
 生瀬さん顔芸凄すぎ。
 第一シーズンも東映チャンネルで始まるし、とうぶん見るものに困らないな。
2007年04月15日(日) (感想::テレビ)

今ごろ前期のドラマ

 『結婚できない男』を見終わったので、次に消化する録りだめドラマを物色中。
 とりあえず『ハケンの品格』と『ヒミツの花園』の頭を見てみた。

 『ハケン』のほうは、主人公の造形が某『アンフェア』と若干被ってる気が。自分は民間に勤めたことがないので、あの状況がたぶん他の人ほど身近には感じられない。臨時職員さんに来てもらうことはあるけど、たぶん派遣社員とはニュアンス違うだろうし。
 なんかドラマ的カタルシスの持ってきかたが自分としては明後日の方角なので、面白いんだろうけど微妙に馴染めない。回を重ねると楽しめるのかな。

 『ヒミツ』。テンポはいいのでだいぶ笑わせてもらった。でも商業漫画の段取りってあんななのか? あと、ああいう絵柄、今も受けてるのか?
2007年04月11日(水) (感想::テレビ)

セクシーボイスアンドロボ 1話

 はじめテレビ番組雑誌で記事を見たときは「ケッ」と思ったのですが、脚本が「野ブタをプロデュース」の人だと知ってとりあえず初回は視聴決定。
 結論。原作とはまったく別物ですがこれはこれで面白かったです。
 原作よりだいぶ青臭かったですが。

 原作から持ってきたのはニコの七色の声と特別な耳、「世界で私一人だけ」という台詞だけですね。なので、OPで原作の絵が流れるのはどうも見ていておさまりが悪い。黒田硫黄って一般的には知られてなかろうに。

 今回の話の結末はもちろん予想の範囲というか必然だったわけですが、もしかしたらその辺適当にお茶を濁してくれないかという期待もあって……。でもきっちりと描いたうえに、ごまかさずに“主人公の所為”だと伝えるシビアさは悪くなかったです。
 自分一人で生きてるつもりでいても、否応もなく誰かと繋がっていて、自分の起こしたことで誰かが死ぬこともある。
 そして、目の前には無数の人の生活がある。
 そしてそのことを知った胸の痛みを支えてくれる大人がいる。
 うん、青いな(笑) こういうの嫌いじゃないけど。
 原作のニコは中学生だったけど、どこまでも「女」だったけどね。
 それを実際の中学生使って画面に見せるのは無理だろうとダンナは言うし、その通りなんだろう、うん。

 しかしひさしぶりにドラマをリアルタイムで見るとCMの多さにめげる。
2007年04月10日(火) (感想::テレビ)

筋肉バトル

 リュウガンオー不動銃四郎こと源さんが出場されるということで、ビデオセットして待機。関東の方じゃ予選の様子もずっと放送してたらしく、毎週のように途中経過情報があちこちのブログ等で拾えた(笑) チーフの人も次点で予選落ちだったのが繰り上げ出場だそうで。
 予想通りの特撮役者陣の扱い悪さに苦笑しつつ、映るだけでも御の字かな〜と見ておりました。はじめの競技でおっさん瞬殺だし(汗)
 ていうか源さん予選1位ってこととワッキーの後輩ってことでしか取り上げられなくて、リュウケンのリの字も出なかったよ。おっさんだってモデルやってるんだぞ〜。

 でも結果は大健闘だったな〜。源さんはトップ2回とったし、チーフは総合2位だし。格好良かったよ。うん。格好良かった。
2007年03月30日(金) (感想::テレビ)

『Life』2回目

 今日、また『Life』を見に行ってきました。2回以上見ると綾野氏のサイン入りチラシがもらえるので(笑)
 まあチラシの件は冗談半分ですが(半分は本気らしい)、次に動いている綾野氏を見られるのは何時かわからない、というかぶっちゃけ二度とないかもしれないので。
 今回もまた私含めて観客は3人でした(苦笑)
 前回は話を追うために画面に集中していたので、今回は耳を澄ませていました。ああ、やっぱり綾野さんの声、好きだ。
 待合スペース備え付けの自由帳(?)をめくると、他の映画で予告編を見て気になって『Life』を見てみた、という書き込みがあってなんだか嬉しかった。
2007年03月28日(水) (感想)

映画『Life』鑑賞

 観終わって建物を出て、電車に乗って車内の喧噪が耳に入ってきたとき、ああ現実に戻ってきたんだ、と思った。と同時に自分がつい先ほどまで別の世界に入り込んでいたことにあらためて気付かされた。
 最近はDVDを買ったり借りたり、CSを録画したり、と自宅で映画を観ることがほとんどだけれど、映画館で観るべき作品もあるのだ、と電車の中で思った。映画館の暗がりに身を浸してこそ、画面の中にともるキャンドルの灯りの熱や明るさを真に受けとめることができるし、静かな静かな光景の中で時折強く空気を振るわせて響くギターの音を感じることができるのだから。

 以下ネタバレ有り。
2007年03月21日(水) (感想)

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