++たらたら日記++

現在絶賛放置中。
感想等は基本毒吐き。
サイドメニューはプルダウン式です。
最近、コメントの表示に若干の不具合が出ていますが、
管理人にはきちんと届いています。

映画「ちょんまげぷりん」

 よくできた映画でした。
 ウェルメイドという言葉がぴったりくる、笑って泣ける、心温まる作品でした。

 自分は「ジャニーズ、なにそれおいしいの?」な人間なので、見に行ったのは出演者関係なく、予告がとても面白そうだったからです。他の方の感想も好感触だったし。
 まあ、客席は若い女性でいっぱいでしたね。意外に、いかにも映画好きな世代のおじさまもチラホラしていましたが。
 そしてお嬢様方の、「大奥」の予告への食いつきっぷりは凄かった(笑) 大奥の予告はずっと前から流れてるけど、今までもったいぶった文字ばっかりで、今回初めて映像流れてた。ロビーに等身大パネルが立ってたので、それにもキャアキャア言ってた。二宮くん以上に黄色い声浴びていたお兄ちゃんがいたので検索したら大倉忠義くんだと。うん、わからん。

 お話は、働くシングルマザーと幼稚園の息子の前に、タイムスリップした江戸時代のお侍さん(旗本直参だそうで)が現れて、なんだかんだでお侍は母子のとこにやっかいになることになり、「奥向きのこと」を引き受けているうちにパティシエの才能に目覚める、というもの。
 まあ、ストーリーはわりとシンプル。となると、いかに描写を丁寧にするかということなんだけど、ほんと良くできてた。
 ちょっとしたシーンが笑えて笑えて。
 拾われた直後、お風呂をいただいた後のお侍さんがスウェットに落ち武者ヘアーという図の破壊力といったら。上映後、「ショックすぎる!見たくなかった!」と叫ぶお嬢さんが彼氏に笑われてた。
 笑えるシーンだけじゃなくて、生活習慣や考え方の違う人と人が次第に距離を狭め絆を結んでいく過程が少しずつ積み上げられていって、温かい気持ちになった。

 ところどころ「あれ、ちょっと話飛びすぎじゃね?」と思われる説明不足なところがあったんだけど、エンドロールがNG集およびカットされたシーン集になっていて、ああやっぱりそういうシーンが入るはずだったんだよね、という感じ。尺の問題かな。
 ちなみにNG集は必見。かわいい。

 いやでも泣いたな。いかにも泣かせにかかってくる作品見てもあまり泣かないけど、これは泣いた。いろいろわかってても泣けた。
 アイドル目当てで映画館に足を運ぶとして、こんな小品ながらも匠の作に出会えたら、幸運というべきでしょうね。
2010年08月24日(火) (感想::映画・DVD)

久々にドラマの話でも

 ホタルノヒカリ2
 アホ宮とぶちょおの掛け合いが相変わらず素敵。
 あの二人、清らかな仲だけど、ノリは完璧に夫婦だ。
 自分は嫁としてというか、女として……以前に社会人として破綻してるので、少なくとも仕事の出来るアホ宮がうらやましい。
 しかしぶちょお、仙台に始発で通うくらいなら、出張扱いで滞在すればいいのに。そんなに一日一回アホ宮の顔が見たかったのか。

 もやしもん
 しょっぱなのいざキャンパスライフ開始、のときがなんとなく画面がショボくて、先行き懸念したけれど、まあまあ楽しい。てか、菌が可愛い。
 「すっげえ見られるんだ」には大笑い。
 初回、あー、ボウケンブルーと牙狼のゼロ(φ'sの北崎さん)が出てるな〜と思ったら、ゼロさん準レギュラーじゃないですか。UFO研の副部長。
 時間短いし話数無いし、話ぶんぶん飛びすぎだよ……と思ってたら、惚れ薬の回は何ですかアレ。1話分の話を無理矢理2話に分けたっぽいよ。
 ていうか、女に飢えてるさだやすなんて変だ。
 美里さんの奥深さとか、現状だと出ずに終わりそうな気配。

 ……あれ? これだけしか見ていないっけ?

 GOLDは録画はしている。
 でも見る気になれない。ビーチャイとか聞いた瞬間さぶいぼ出たので。
 CMカットしてるときに綾野さんが出てきたときだけ通常再生してる。
 まあ、綾野さんも、最初ちょい役のイケメンちゃら男かと思ったけど、意外と出番多いようで。
 正直最初、イケメン欲しいならもっと使い勝手の良い若者がいくらでもいるだろうに、と思ったよ。
 さらっとこなせずにやたらと役を作り込んで同化しようとするし、神経質だし、滑舌台詞回しはいまだにアレだし。
 意味のあるキャスティングのようで良かった。

 フジテレビNEXTで放映して評判になった「ニュース速報は流れた」も一応録画してあって、先日からポツポツ見始めた……んだけど、半分も行かず視聴が止まってしまった。
 夫婦ともに「……もう別にいいかあ」という気分になってしまって。
 理由は違うけど。
 ダンナ的には、ミステリーなのに謎を解く材料を視聴者に一切提示しないという作り方に苛立ちを覚えたらしい。
 自分的には閉鎖空間にどんどん溜まっていく悪感情の描写にげんなりしてしまって。
2010年08月11日(水) (感想::テレビ)

映画「必死剣 鳥刺し」

 昨日見に行って参りました。
 あまり日記で語ったことはありませんが、豊川さんはけっこう好きな役者さんです。最近はあまり熱心に作品を追いかけていませんが、豊川さんが「トヨエツ」と呼ばれるようになるより以前は、わずかの出番を求めて映画あさりをしたものです。

 平日だし、割引のある日でもないので、観客はかなり少なめでした。その中で自分は一番の若者でした(笑) このあいだのシュアリーでは一番上だったのに。

 先に文句を言っておこう。
 エンドロールに流れるJ−Popな主題歌が雰囲気ぶち壊し。おのれエ○ベックス。たぶん資金集め関係のアレなんだろうなあ。

 まあ、貶すところはそれくらいで。
 人によっては退屈に思うかもしれないけど、個人的には良い映画でした。
 ああ、豊川さんもこういう役が似合うようになったんだなあ。
 藤沢周平作品って読んだことなくて、清左衛門残日録のドラマと蝉しぐれの舞台見ただけなのですが、そこで感じた、昔の日本人の実直で慎ましく、日々の些細なことに喜びと美しさを見いだす生き方と、そのささやかな生活が権力闘争などに揺るがされる悲しさなどは、この映画でも充分に味わうことが出来ました。

 なんといっても所作の美しさ。ふすまを開いて入室する、ただそれだけのことのなんと奥ゆかしくきれいなことか。
 ほとんどBMGが使われていなくて、些細な動作に伴う衣擦れの音が強調されています。
 (まあ、たまにあるBGMは残念ながら全体にはったりかませすぎで凡庸な感じでした。あれならないほうがマシ)

 以下、かなり深刻なネタバレかます予定ですので、隠します。
2010年07月27日(火) (感想::映画・DVD)

映画「シュアリー・サムデイ」

 はい、そうそうに見に行きましたよ。
 小栗旬「主演」ではなく「監督」というあたりで、どれだけの集客力があるのか自分にはさっぱり見当つかず、空いていたという情報も流れてきたので心配していたのですが、混んでもないけどスカスカと言うほどではなかったです。
 普段自分が見る映画よりあきらかに年齢層が若かった。特に、高校生くらいの男の子たちがいたのにはびっくりした。女の子とデートじゃなく、男の子が友だち同士で映画にくるのを見るのってすごく珍しい感じ。
 
 予告編のあいだ、近くに座っていた高校生くらいの女の子たちのおしゃべりが実に面白かったです。
 「BECK」の予告がかかって、「ないわ〜」とか言いつつ、「少年漫画って文字が多くて難しいよね」「何度もページ戻っちゃう」とか言っていて、ちょっと学業大丈夫かと心配いたしましたが。
 その後も若いイケメンがスクリーンに映るたび(思えばそういう映画を選んで予告を流してたんだな)ブーイングしたりきゃーきゃー言ったり。よさこい?映画でやきそば一平ちゃん(違)とミライくん(違)が上半身裸になってるとこでは椅子に倒れ込まんばかりにキャ〜〜ッ!!と喜んでいました(笑)

 ちなみにそのお嬢様がた、上映が終わった後の感想で何を言うかと耳を澄ませていると「下ネタ多かったね」と。
 うん、まあね……。なんだかんだいいつつ純であろううら若き乙女たちには、あの男子成分濃厚な下ネタてんこもりはキツかったかもしれないね……(特に何も感じなかった自分の汚れっぷりに微妙に凹み)

 つうわけで本編感想です。
 ネタバレしないつもりだけど、一応折りたたみで。
2010年07月20日(火) (感想::映画・DVD)

「理系の人々」2

 なんで2だけなのかというと、コンビニに置いてたのがこれだけだったから。
 平積みされてて、これタイトルだけは聞いたことあるよなあと思い、目が合ったのも縁だから、と購入。
 先にダンナに読ませてみたところ、一番最初のネタから「これやったことある」と。
 シュレッダーに均一の厚みで紙を送るために腕を滑り台にする“エンドレスカッター”も、他人のパソコンのパスワード入力に立ち会うときは全力で顔を背ける、も。
 一番ツボにはまったのは、同僚との日常会話で「指数関数」とか出てくるところらしい。
 自分も読んでみたけど、色々あるあるというか、感覚的に日常過ぎて、なんでこれがネタに?と首を捻る部分も。
 うちは実父もダンナもばりばりの理科系だからねえ。慣れすぎたか。
 がしかし。
 「まさか、携帯電話の全キャリアの充電器とか持ってないよねえ」と聞いてみると、「持ってたよ」と返事。
 「なんでau使ってるのにDoCoMoの充電器とか持ってるわけ!?」
 「だって、万一ってあるし。急に出張が入って、会社の連絡用携帯持って出ることになったり」
 しかも。
 「あのマンガはまだ甘いな。あれだとコンセント用だけだけど、理系の人間は車から電源取る車載用のも全機種持ってるものだ」
 ……さいですか。
 そうか、私は意識せずにずっと理系人間と付き合っていたのか。
 でも、うちのダンナはめんどくさくないし、優しいし、気遣いできる人ですよ(惚気)
  ……でも、今なんとなく頭の中に「割れ鍋に綴じ蓋」という言葉が。
2010年07月05日(月) (感想::漫画・雑誌等)

映画「春との旅」

 一つ映画を見に行けば、いろいろ予告編を見るわけで。
 何のときに見たのか忘れたけど、どこか自分に引っかかったのがこの「春との旅」だった。
 すっかり老人の顔をした仲代達也が孫とおぼしい娘さんと歩き、道端で「お前は俺を捨てていくんだ!」とわめき、画面が切り替わると二人ベンチに身を寄せ合っていた。
 
 京都シネマかシネヌーヴォあたりでやるのかなあ、と思いつつ、いつやるとも知らずにいたのだけれど、ひとさまのブログに感想が上がり始めた。
 近隣だとどこでやるのだろうかと検索をかけてみると、Tジョイ京都なる見知らぬ名前が。はて、いつのまに出来たのか、自分のアンテナも鈍ったなと思いつつ出かける。
 行ってみれば知らぬも道理、シネコンの入った施設自体が6月4日オープンだった。平日なのに人いっぱい。

 内容は、なるべくなら何も知らずに見に行くのがいいと思う。
 ていうか、よくシネコンにかかったなあ。
 出演者はやたら豪華だけれども。

 老人と孫の旅の話。春、とは孫の名前。
 北海道の海辺の寒村に二人きりで暮らす祖父と孫。
 孫の失職をきっかけに互いの身の振り方でいさかいをおこし、祖父は自分の身を寄せる先を捜して疎遠だった兄弟たちを訪ね歩き、孫は足の不自由な祖父を案じて付き従う。

 ただ、それだけの話。

 無学で頑固でわがままな老人と、どうにも見た目の冴えない娘。(孫のガニ股歩きっぷりに最初驚いたが、足を引きずる祖父をいつも支えて歩いていて歩調がうつってしまったのだろう)
 身勝手で気まぐれでどうしようもない祖父の言動に、孫がときに吐息を付き、ときにキレそうになりながら付き合うのは、長く一緒にいた家族だからこそ、なんだろうか。

 行く先々で、それぞれの事情があり、それぞれの思いがあり。
 長く生きた人の、人生について思う言葉がある。
 まだ若い人の、答えの返らない問いがある。
 身の置き所のない己はやるせなく。
 所持金のほとんどない旅は情けない。
 自分はまだ幸いにして人生でたじろぐほどの思いはしたことがないけれど、いつかこの身におきないとも限らないことで、どうにもやるせなく見ていた。

 それでも、はじめ怒りにまかせて飛び出した祖父を、数歩離れて恐る恐ると言った風情で追っていた孫が、次第に毅然とした目をして立ち振る舞うようになっていき。
 問題児であるところの祖父に、慈愛を含んだ表情が浮かび。

 最後の最後だけは映画的結末だったかもしれない。私は幸せな終わり方だったと思う。
2010年06月08日(火) (感想::映画・DVD)

テレビの話

 ダンナが最近、「その月の残業代」をオーバーしてしまったので定時で帰ってくるようになった。(今の職場はそのへんカッチリしてるらしい)
 というわけで、録り溜めていたドラマを順次消化中。
 まずは「臨場」。
 主演の人やせた?
 レコーダーの調子が不安定で、録れたり録れなかったり。残念ながらGロッソのゴセイジャーショーが映ったという回は録れてません。
 倉石さんは確かにすごい人だけど、あまり身近にはいてほしくないかも(笑)
 市ノ瀬くんがほんとに一課に行くとは思ってなかった。
 前シーズンで原作使い果たしちゃったらしいから、今期はオリジナル脚本らしいけど、なんかやるせなさ度がアップした感じだな〜。せつない。
 こういう、事件の犯人を捜して解決するだけじゃなくて、警察組織内のしがらみとか葛藤、人間心理を描く小説(およびドラマ)が最近人気の傾向らしくって、「刑事物」じゃなく「警察小説」って呼ばれてるよね。読んでないけど。


 「新参者」
 臨場が本放送に追いついたので、こっちを見始めてる。
 東野圭吾は読んでなくて、「白夜行」は途中で挫折した口。(「ガリレオ〜」はながら見)
 一昨年明治座に観劇に行ったときに舞台になってる界隈歩いたなあ。
 とりあえず、主人公怖い。
 気がついたら後ろにいるとか、首だけ見えてるとか、心霊写真か背後霊の域。
 でもって、意地悪だよね。
 最後はいい話に持っていくんだけど、やっぱり近くにいて欲しくない人(笑)
 このドラマも「ゴンゾウ」や古くは「眠れない夜を数えて」みたいに1クールで1つの事件を扱ってるんだけど、1回ごとに容疑者をめぐる人情話をやっつけるので一話完結色が強い。
 でもって、この人情話が回を追うごとにベタ度が高くなっていって、ちょいと苦笑。
 出来すぎた話は先が読めすぎます。


 綾野さん出てた「Mother」は、評判は良いんだけど、どうにも重そうでまだチャレンジできずにいます。
2010年05月31日(月) (感想::テレビ)

漫画「テルマエ・ロマエ」1巻


 これ、あちこちのブログで「だまされたと思ってとにかく読んでみて」的な紹介をされていて、読んでみたら実際面白かったので自分も紹介。

 古代ローマの浴場設計技師がある日突然、お湯を通じて現代日本に行き来できるようになる。ただし「その時」は突然やってきて思うようにはならない。ていうか、ほとんどの場合溺死寸前(笑)
 「平たい顔族」の高い入浴文化に驚き感嘆する主人公は、自分の時代に戻っては目にしたあれこれを浴場に取り入れるのであった。

 とにかく、生真面目な主人公がいろんなことにがっつり食いついては感動しまくる様子が可笑しい。
 で、読者的には、古代ローマの入浴文化のあれこれが細かく描かれていて楽しい。金属製垢擦りベラなんて想像したこともなかった。入浴の快楽を追求することへの情熱に、なにやら遠い(距離的にも時間的にも)国への親近感が湧くというものでございますよ。
2010年05月24日(月) (感想::漫画・雑誌等)

今頃相棒シーズン8最終回

 息白いなあ。寒そうだなあ。
 ……正直、相棒には監視カメラネタが多すぎる気がするんだ。それも映った人の白髪の本数までわかっちゃいそうな鮮明画像とかで、見るたび失笑してたんだけど、今回の「はっきり具合」はまだましだったかな。んでも、今回のネタの肝がどうにも絵空事めいて、いまいち緊迫感持てずに見てた。うん、そりゃ監視社会はいやだけどね。
 それはそれとして。
 見終わった後しばらく、にへら〜としていた自分がキモイ。
 尊ちゃんはかわええなあと余韻に浸ってたのですよ、ああキモイ。
 うん、これは萌えじゃない。決して萌えじゃあないんだけど。
 シーズンの途中から、尊ちゃんの一挙手一投足につい目が行っちゃうんだよなあ。
 頭の良いエリートさんのはずなのに、なにかというと子どもっぽく顔に出て。
 薫ちゃんみたいな男はハートな快男児・好漢じゃないけど、やっぱり心根のまっすぐさが感じられて。で、右京さんもいじり甲斐があったようで、そのぶん他に被害が波及せずに済んでいたよね。一人でいた時期の右京さんいじわるだったよね?
 ていうか、尊ちゃん、ぜったい目上の人が構ってやりたくなるようなオーラ出してるよね。大河内さんわざわざ「うちの子をよろしく(少し違う)」って言いに来たし。
 それにしても「暇か?」の課長さんいい仕事です。
2010年05月18日(火) (感想::テレビ)

映画「アリス・イン・ワンダーランド」

 映画館に出かけた本当の目的は、電王映画のDVDパンフ付き特別前売り券を買うためだったんだけど、売り場にでかでかと「完売」の赤札が貼られていた。ええ、デネブフィギュアもね。
 土曜日発売だったのでダメもとで出かけたのだけれど、あまりの表示の目立ちっぷりに、電王ってまだ人気があるんだなあと他人事のように思ってしまった。
 通常の前売りは買いませんでした。だってレディースデー千円で見られる可能性があるのだもの。ここのマイカルは月曜だし。(……ちなみにいつも行く京都の映画館は上映自体がありません。あうう)

 それはともかく。
 自分自身へ「映画を見るついでに前売り買いに来た」と言い訳するために、一応目をつけて(時間も見計らって)たのが「アリス〜」。
 せっかくなので、3Dで見ることに。基本料金1800円だったら2Dにしてただろうけど(笑)1000円プラス300円だし。
 ただ、渡された3D用眼鏡がノーマルタイプで。券売所の見本には眼鏡使用者専用のものも陳列されていたので聞いてみると、別途300円必要とのこと。無料配布のも大きく作ってありますから……と言われて一応装着してみたけど、眼鏡オン眼鏡だとずり落ち気味になり、視界の8割しか覆わない。これは無理だと300円払ってツル無しで眼鏡にくっつけるタイプにしたら快適さが全然違う。合計1600円になっちゃった。

 混んでる券売所ですったもんだして後ろに行列を作るという迷惑な客をやらかしておいて、開始まで時間あるからちょっとお茶してたらチケットを無くしてしまったことは内緒。これはもうお前は見るなという天の配剤かとも思ったけど、ダメもとでもっかい券売所に行ってみたら、席番号覚えてたのと3D用眼鏡を持っていたのが決め手になって、入れてもらえた。ほんとに迷惑な客。いろいろごめんなさい。

 当然ながら3D初体験。
 通常の広告から3D映像に切り替わったとき、客席全体から「おーう」と声が上がった(笑)
 数日前、商品評価系の雑誌読んでいて、3Dにも撮り方によっていろいろあってアバターが3Dならアリスとかは2.8Dだみたいなこと書かれていた。
 で、本編始まる前に近日公開映画のトレイラーがいろいろ流れるわけだけれど、たしかにものによって違うなあという感じ。ガフールの伝説とかいうフクロウがわさわさ出てくる映画は奥行きも飛び出し具合も自然で、ついでにフクロウの羽毛の柔らかそうな感じがよく出ていて、最近のCGはここまでになったのかと感心。逆にバイオハザードはなんとも不自然さがつきまとい、焦点の合っている人物以外が妙にぼやけて見えるし、銃などを突き出すときだけニューっと画面手前に伸びてくる。

 ちなみに。3D見るときはなるべくなら吹き替え版のほうがいいと思った。字幕版だと自分のなかで意識して字幕に焦点を合わすような感覚がつきまとう。(ええ、アリスは字幕吹き替え両方あったのに字幕を選びましたよ)

 内容は……むしろアリスについてあまり知らないほうが楽しく見られたんじゃないかな。ディズニー版見てるくらいなら問題ないだろうけど。
 物語は、よく知られる「不思議の国のアリス」その後の設定。かつて不思議の国へ赴いた少女アリスも19歳。変わり者ながらも美しく育ったアリスは気に染まぬ男と婚約させられそうになり、パーティを抜け出して再び穴の中へ。
 と、ここまではCMでもやってる部分。以下ネタバレ。
2010年04月26日(月) (感想::映画・DVD)

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