++たらたら日記++

現在絶賛放置中。
感想等は基本毒吐き。
サイドメニューはプルダウン式です。
最近、コメントの表示に若干の不具合が出ていますが、
管理人にはきちんと届いています。

染みついた、音

 再発売された、たまの「さんだる」購入。
 前の持ってるけど、ボーナストラック入りだし。

 久しぶりに聞いたら、あの曲もこの曲も、アレンジやコーラスや、微妙な音遣いが記憶と違っていた。何度もライブを聴きに行って、それらの演奏の最大公約数が記憶に残っているらしい。ライブでほとんど聴いたことのない「れいこおばさんの空中遊泳」は記憶がCD音源まんまだし。
 買ってすぐは何十回と聴いたはずのCDの音を上書きするなんて、自分は一体どれだけ生で見たんだろう。十回は行ったかなと前にここで書いたけど、それじゃきかない気がする。
 ライブに行くようになって、CDを聴く回数は自然と減った。
 解散してからは、聴くと泣きそうになるので、やっぱり聴かなかった。

 積み重ねで培った音の記憶をさらに上書きしたくないので、せっかく買ったCDだけど、もうあまり聴くことはないだろう。
2012年12月19日(水) (日記)

怒濤の連休

 お久しぶりです。生きてます。
 文字自体は結構タイプしていた気がするので、こんなに間があいていたことに愕然としています。
 考えてみると綾野さん語りブログばっかり更新していた……。

 6日土曜日に休みを取り、さいたまスーパーアリーナへジャパンオープンとカーニバルオンアイスを見に行きました。メダルウィナーズオープンも見たかったけれど、休みの都合で断念。

 7日日曜日は本当は出勤する予定だったのですが、大学時代の友人たちから温泉旅行に誘われ、職場にはもう一日泣いてもらうことにしました。現在割と洒落にならない状態なので申し訳ないです。
 出先から芦原温泉に直行。例によって湯快リゾート利用ですが、バイキング形式は仲間内で不評なので、会席料理の出来るところへ。お部屋も広くて満足。ですが、周りに散策できるようなところが全くないのがネック。
 20年ぶりくらいに卓球しました。バックは自分でも割とまともに打ててるんだけど、なぜかフォアで打てないことが判明。なぜだ。そして今になって筋肉痛。

 8日にお宿からのバスで関西へ。連休最終日なので渋滞に巻き込まれ、一時間ほど遅れて京都着。
 友人たちと別れ、当日割引で宿に滑り込み、馴染みのお店に。

 JOとCOIのパンフは友人たちの間でも、お店でも活躍いたしました。

 9日。連休明けの京都、皆さんが今日から仕事だとテンション下げている日にもう一日お休みでうろうろしてるのはなかなか良い気分(笑)(普通に自分には週休です)
 ただ、ハッピーマンデーの翌日の火曜日は美術館博物館系統は休みのところが多いのが残念。
 というわけで、今日は普段少し気になっていたけど通り過ぎていたところに足を止めてみる日に。荷物をロッカーに預け、iPhone片手にぶらぶらと。
 三条の郵便局などのレンガ建築や趣のある老舗の店先を適当に撮影。
 久しぶりに鍾馗さんも見つけたよ。
 馴染みのお店のランチタイムに初めて行ってみたり、有名な御料理屋の2階でやってる茶菓席で秋仕様の和菓子を頂いたり。
 端布屋さんの前に雑然と並べられた中古の雑貨の中から扇子を買ったり、ときどき行くアクセ屋で秋色のブレスレットを買ったり。
 なかなかに充実。

 フィギュアについてはまた改めて記事に……できるといいなあ。
2012年10月09日(火) (日記)

「ヴェネツィア展」「高橋由一展」

 別に特段美術が好きというわけでもないのに、けっこう足を運んでいるのはなんでなんだろう。行けるときに行ける場所で何かやってると、やっぱり見ておかないと損だと思っちゃうのかな。

 文博こと京都文化博物館でやってるヴェネツィア展を見に行ったのはもう3週間前のこと。
 博物館の展示だから、美術品並べるというより「ヴェネツィア」という都市を主人公にして関連するあらゆるものを集めまくってるという感じでした。
 ムードを出すためか、各小テーマごとの題字兼説明板がキラキラするタイル(またはタイルっぽいシール)をびっしり貼り付けて裏からライトを当てるという凝ったことをしてました。
 とりあえずヴェネツィアの象徴が羽の生えたライオンだというのは覚えた。
 でーんと据えられた邸宅の模型が面白かったです。
 ところで、ここでも音声ガイドを借りたのですが、ちょっと面白い形式。
 ヘッドホンの先にペンがついていて、一緒に渡されたシートに印刷された番号もしくはサムネをタッチすると聞こえる、という。軽いし楽。ガイドの長さも程良かった。テーマ曲(辻井伸行氏作)も載っていて、何もないときは鳴らして聞いていた。
 常設展で置いていた羅城門の模型も面白かったです。

 昨日は「日本一有名な鮭」の謳い文句に惹かれて高橋由一展に。
 とにかく洋画を日本に普及させるんだ、という情熱は伝わってきました。
 正直、全体的にあまり自分の琴線には響いてこなかったけど。
 高校の時とか同級生が美術の時間に描いていた油絵がいくら塗り重ねてものっぺりとなるのを見ていたので、あの再現性はすごいなあとは思いました。(ちなみに自分は日本画選択)

 そういえば書くのを忘れていたけれど、祇園祭山鉾巡行の日に、ぶんぱくの横通ったら「平清盛展」が最終日だったので見てきました。
 ちなみに大河ドラマのほうはまったく見ていないです。
 高校の時は日本史も選択してなかったので、中学校の時の歴史の授業と、高校古典の平家物語と、大学の時の能楽部でやった仕舞いくつかがささやかな知識です。
 展示はなるべくわかりやすいように工夫が施されていたと思います。人物関係を示すパネルがあちこちにあったり、歴史上のトピックスを要所要所にニュース報道っぽく張り出したり。
 厳島神社に奉納したというお経は豪華だった〜。
 そして、その夜なじみの店で飲んでると、その展示の関係者という人が隣に来られたので、乏しい知識総動員していろいろお話しさせていただきました。
 その方によれば大河はかなり歴史的に見てしっかり作られていて周りでは評判が良い、らしいです。
 よく報道される視聴率の悪さとのズレってなんなんでしょうね。自分が読みに行くあちこちのブログでもおおむね好評なんですけど。


 さて、今日は小雨降る朝の烏丸界隈をふらふらと。
 生カステラで一部で有名らしい和菓子屋のカフェでボーッとすごしたり。
 正直、仕事のことでだいぶ心身ともに煮詰まってきていたので、こういうのもいいかも。
2012年09月18日(火) (日記)

NICO音LIVEのこと

 8月5日(日)
 休みを取って、大阪心斎橋までNICO音LIVE!(涼)を見てきました。
 ニコニコ動画の歌い手さんたちによるライブです。
 6組出演のうち知っているのが一人だけということ(当然その人がお目当て)、最近のニコ動のはやりの歌をまったく知らないということ、そしてオールスタンディングで3時間の予定ということで結構不安を抱えて出陣。
 若い頃だってライブなんてほとんど行ったことないというのに、もう四捨五入すると五十路ですから。どう考えても体力が……(汗)

 大阪駅の新しいビルでお昼食べようと思ったらどこも満員で即あきらめ。某焼肉店なんて3時間待ちの表示出てたけど、休みの日にお昼食べるのにそんなに時間使ってあとはどこへ行くんだろう。

 若干遅刻気味で、前説やってるときに会場に滑り込み。
 もうすっかり場所はふさがっていたけれど、なんとか出演者の顔は見える位置を確保。ステージ全体は何箇所かあるモニターで見られるので良しとしましょう。

 知らない歌い手、知らない曲ばかりだったけれど、楽しかったです。
 曲も歌唱もクオリティ高し。これらが商業ベースとは別のところで展開しているというのがすごいなあ。
 高音を聞かせる人、さわやかJポップが似合う人、クセのあるブルースが似合う人、ジャジーに聞かせる人、ロックど真ん中な人、と個性も色々。
 特にあぶらんさん大人っぽくてかっこいいー。

 お目当てのくりむぞんさんは割と早めの登場。
 浴衣姿がかわいい。(男性にかわいいはどうかと思うが、この御方の容姿に言及しようとするとどうしてもかわいいという語彙を使わずにはいられない)
 MCなしでいきなりJUST A GAME。相変わらず口から音源。
 2曲目は初めて聞く。聴覚障害者の恋の歌らしい。しみじみと聞かせる曲を歌うとやはりうまい。泣きそうになった。
 3曲目は最近うぷしたエンヴィキャットウォーク。生ニャーいただきました(笑)お手々つきで。リハーサルの時は無かったそう。
 以前はライブの時に声量の少なさが気になったものですが、今回それほどでもなかったのは選曲の妙か。
 夏を意識して浴衣セットを用意したはいいけど、帯の締め方がわからなくて、初めましてな他の出演者の御母堂が見学に着ていたのを楽屋に来てもらって着付けたとか。
 ていうか最近は最初から帯がくっついている浴衣ってあるんですか! かぶって着るらしい(笑)

 コラボ企画も色々あって、あっという間に2時間半ぷらすアンコールが終わりました。
 さすがに縦ノリは無理だけど、なんとか3時間体が持ちましたよ。
 出演者一同が出口でお見送りしてくれて、すごく間近で顔を拝んで動揺してしまいましたわ。写真やニコ生で見るより細くてイケメンですわ、くりむぞんさん。
2012年08月23日(木) (日記)

「空想動物の世界」展

 お盆も終わり、皆様どうお過ごしでしょうか。
 うちは13日の夜にダンナの実家に向かったのですが、次の日の朝には通ってきたルートが名神・京滋バイパス・新名神とことごとく通行不可になっていたという。おそるべしゲリラ豪雨。
 15日の夜に普段の倍近くかけて帰宅。

 16日には前から行きたかったMIHO MUSEUMへ。
 今週末までの展示「空想動物の世界」が見たかったので。
 山の中だとは聞いていたけれど、本当に細い曲がりくねった山道を登り詰めた山奥。
 桃源郷がモチーフだそうで、建物のデザインはルーブル美術館のガラスのピラミッドを手がけた人らしい。
 駐車場からまずはレセプション棟に入り、チケットを購入後早めのお昼ご飯。自然食品がメニューに並びます。食器とかお洒落。
 展示棟へはエントランスから電気自動車に乗って。山をくりぬくトンネルを通って、吊り橋を渡って建物へ。この眺めだけでもちょっとしたもの。
 ガラスを多用した幾何学的な建物のデザインと明るい内装はそれだけで心弾みます。

 展示内容は中国から中東通ってギリシャまで、龍からペガサスまでさまざまな空想の動物たちの意匠を集めたもの。ぶっちゃけマイ好みど真ん中。至福。
 唯一難を言えば、音声案内の説明がどれもこれも長すぎる(笑) 学芸員さんがんばりすぎ。とあるペルシャ絨毯なんて22分あったぞ。
 ダンナは妙にリアルな顔立ちの亀の香炉がお気に召した模様。

 ちなみに帰りは電気自動車ではなく歩いてトンネル抜けました。
2012年08月17日(金) (日記)

「チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち」展

 ここひと月ほど仕事も遊びもあれやこれやとありまして、日記書くところまでエネルギーが残らない(汗)
 とりあえず思い出せることをぼちぼちと出していこうかと思う@お盆のダンナの実家。
 7月24日(火)はダンナが休みを取って一緒にお出かけ。
 まずは滋賀県立近代美術館で開催中の「チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち」展を見に。
 ダンナは別に海外アニメーションに興味を持っていないので、完全に私の趣味で引っ張り回しております。申し訳ない。
 平日でしたが会場の入口では「チェブラーシカ」本編を流していて、人でいっぱい。
 会場内でも乳母車を押しながら本当に幼い幼い子どもに「かわいいねえ」と話しかけるお母さんがいっぱいでした。
 チェブはたしかにいたいけで可愛いけど、作品としては相当にシュールかつ毒気が多いんだけどなあ。(ていうか海外アニメは基本毒があってナンボじゃなかろか) お母さん方完全に可愛いキャラクター愛でる感覚だよね。
 原作(私未読です)の各国版のイラストが結構イメージの幅広くて面白かった。原作の記述通りだとフクロウみたいな顔なんだよね。チェコ版イラストのシュールレアリズムっぷりがなんともああチェコだなあという感じ。
 アニメ版のコーナーに入ると、人形(復刻版)の予想外の小ささよ。手のひらサイズ。そしてメインでビジュアルを担当した人のイラストがさらっと描いたものでもすごく雰囲気があって可愛らしかった。
 最近新作が日露合同で作られたらしい。
 その他のロシア(ソ連)アニメーションのコーナーもあり。かの名作「雪の女王」のイメージボードが、それだけでも絵本として出版できそうなクオリティでびっくり。
 最近の作品についての展示の中で原画に本物のレースやリボンを使っているものがあった。セル画ではなく少しずつ動かして撮影する方式だからこそできるんだろう。
 出口そばでちょうどそのレース遣いのキャラが動く「二人の王女」を流していてほぼ全編見られた。ロシア語に英語字幕が付いている状態で読むのが追いきれなかったんだけど、昔話の基本パターンをきれいに踏襲していたのでだいたいの中身はわかった。あのキャラクターの顔立ちってよそでも見た気がするんだけど気のせいかしら。
2012年08月14日(火) (日記)

祇園祭山鉾巡行を見に行った話

 いろいろ出かけたりなんなりして、書きたいことはあれど、どうにもあれやこれやに気を取られ……。

 とりあえず、ぼちぼちと。

 7月17日(火) 祇園祭山鉾巡行を見に行きました。
 京都の大学に通っていたので宵山(宵々、宵々々……)は何度か楽しんだことがありますが、巡行は生まれて初めて。
 16日が祝日だったので映画村にでも行こうかと思って、ハタと宵山だと気づき、死ぬ……祝日と宵山が重なってるとか絶対人混みで死ぬ……、と断念(笑)
 17日は休みだったので滅多にない機会だと出かけました。
 巡行開始の30分前に地下鉄の烏丸駅を降り、四条烏丸交差点の南西側出口から外に出るとすでに人だかり。
 山鉾巡行の一番の見所は方向転換である辻回しで、四条河原町や河原町御池で見られるとはわかっているけれど、そういうとこの見やすい場所は有料席が押さえているという話だし、人混みも更に凄まじいだろうとあっさり断念。
 巡行の出発ポイントを押さえておくのも悪くないよね、とその場に居座ることに。
 交差点の四つ角のうち、自分がいた南西の角はもろに日が照りつけてきてかなり暑かったので、皆さん日陰のあるほうへ移動して、かなり前のほうで見られたのでした。
 でもうっかり飲み物を買っておくのを忘れて、買いに行く間に他の人に見やすい場所を取られるのがいやで、乾きを我慢して陣取っていました。
 でも本当に暑くて、全部の出発を見送るのが先か自分が倒れるのが先か、と本気で考えた。
 交通整理に当たっていた警察官さんたちが植え込みに転がしていたポカリとかをついついジッと眺めてしまったわ(笑)
 いやでもほんと、お巡りさんたちは本当にご苦労さまでした。あの暑い中を制服を着込んだ状態でずっと立ちっぱなしで、「もう鯉山出た〜?」とかいう観光客の質問にも答えていたし。
 事前にネットで京都案内祇園祭特集のページを見つけておき、iPhoneで山鉾の順番や名前を確認しつつ見学。
 先頭の長刀鉾が動き出したときは拍手が湧き起こりました。その後も大きな鉾が動くと拍手。
 やや小型の山の場合は、角を曲がるときは御神輿のようにせーので担いで方向転換。
 ところで、大きいのが鉾、小さいのが山だと思っていたら、とても小振りなのに鉾と名が付いているのもあって、よくわからない。
 iPhoneでせっせと写真や動画を撮っていたのですが、あまりの日差しに凄まじい熱さになってしまいました。炎天下の車のボンネット並み。このままではOSが暴走しそうだったので、撮るのは最低限にしてカバンの中に放り込むようにしました。それでも電池はほぼ空に。
 自分の立ち位置はどうも「裏」にあたっていたらしく、山に飾られた作り物がみんな背中側しか見えなかったのが残念。

 2時間後、ようやく最後の鉾の出立を見送り、やれやれと近くのcocon烏丸ビルのカフェへ。
 ランチセットのアイスコーヒーをすぐに飲み切っちゃって、グラスビール追加しちゃった、てへ。
 その後、同ビルで少し買い物。リネンの藍染めのショールに一目惚れ。下手なジャケットより高かったんだけど買っちゃった。散財。

 ビルを出て少し北に上がると、一周して帰ってきた鉾の分解が早くも始まっていた。
 函谷鉾の分解のほぼ半ばまで、近くのビルの植え込みに腰掛けて、ずっと見学してました。さまざまな飾りが順々に取り外されていく様子や、直径が大人の背ほどもある車輪を一つずつ外して保存ビルに転がしていく様子を日傘を差しつつぼーっと眺めてました。
 車輪の向きを変えるときに、先頭にあたる人に「○○さん、東!」と左右でなく方角で指示が飛んでいたのがいかにも京都らしい。
 その間に、たぶん揃いの装束を着て鉾の先導として巡行に加わっていた男の子たちがわらわらと普段着でビルから出てきて、おうちの人が迎えに来ているという図も。
 子どもたちの姿や、揃いの法被で立ち働く人たちの姿を見ながら、自分の様な観光客には祇園祭は完全な非日常だけれど、この人たちにとっては日常的な非日常なんだろうな、と思いました。学園祭みたいにそれ自体はハレの日だけど、毎年やってくる、みたいな。そうやって、伝統を受け継いでいくのでしょうね。

 夜、飲みに行った馴染みのお店で、さっそく写真や動画を見せまくってきましたよ。蟷螂山のカマキリの羽動いてるよ!

 ちなみに祇園祭自体は宵山や巡行だけではなく他にもひと月掛かりでいろいろと行事があり、自分は過去に2回、たまたま還幸祭の御神輿に出くわしたことがあります。アーケード街に普通に白馬がいたからびっくりした。
2012年08月06日(月) (日記)

いまさらドリームオンアイスの話(その1)

 今さら、記憶も薄れ果てたけれど、日曜にはTHE ICEに行くから、DOIの思い出を少しでも吐き出しておこうと思う。
 あれですな、なまじっかまともなこと書こうと思うから自分で心理的敷居を高くしてしまってるんだな。

 自分が観覧したのは6月16日(土)昼の部と夜の部。
 言っても6月だし、神戸チャリティショーは全然寒くなかったから、薄手で行こうと思ったら、金曜現地観覧組から新横寒いの情報が。ひざ掛けなどを普通に用意して家を出たら、雨模様でその時点ですでに肌寒かったという。クリーニング済みのカーディガン引っ張り出しましたがな。

 新横浜駅を出たら、英語が聞こえてきたので目を向けると、パトリックの御母堂そっくりな人が通訳さんらしき人と駅のほうに歩いていったけど、まさか、ね……。

 チケット先行をことごとく外し、一般発売時に家にいられなかったので、残り数枚というギリギリで入手した席は、やっぱり見事な斜交いでした。
 昼は演者出入り口のすぐそば。夜は正面がショートサイド観客席で、リンクを見ようとすると体を斜めにしなければなりませんでした。

 昼の部と夜の部、ごっちゃで感想書きます。

 OPは一人一人にけっこう見せ場が。
 印象に残ってることだけ。
 町田くんの衣装が、黒のつなぎでキラキラで羽とかついてて、なんか羽生くんの白鳥ぽいと思ったのですが、ようするにジョニーテイストということらしい。
 次に出てきた無良くんがダメージジーンズにTシャツというシンプルスタイルだったので対比がすごい。
 小塚くんがイィィィィィィィィィグルゥゥゥゥゥゥゥゥ&スピンで、うっとり見ていて、ふと、あれジャンプがない、と気付く。あ、でもショーだったらイーグル&スピンだけのプロでも全然構わない気がする。
 コストナーさんのあの長い脚の逆スパイラルの迫力にびびりまくる。

 宇野君。
 「悪い男の子」なプロ?
 ピンクの衣装がよく似合う。やっぱりエンタティナーだなあ。
 観客煽っていたけど、普通に歓声が起きていました。ていうか私も煽られたかった(笑)

 庄司さん。
 刻んでくる大人っぽい音楽と、動きに若干齟齬があるような。ジャンプが一番音の気持ちいい所を外していたのが残念。もし他の人がこのプロをするなら似合う人は誰なんだろう、とかチラッと失礼なことを考えてしまった。

 日野君。
 ブルースリープロ。……うーむ、自分の世代はもろにリアルタイムでブームど真ん中で、男の子たちが普通にヌンチャク振り回していたからなあ……。
 滑りながらヌンチャクはちょっと難しすぎではなかろうか。
 なんというか、とても見ていてカユい(苦笑)

 佐藤さん。
 ポニテくるくるの大人っぽいプロ。今録画を見てみるとけっこうジャンプの着氷怪しいんだけど、見てるときは「キャーこっちにも投げキッスちょーだーい」と心の中で叫びつつ、かわいさで頭いっぱいで気にならず。

 刑事くん。
 外した蝶ネクタイが色っぽい素敵衣装。終始動きまくりで休むところのない鬼プロ。神戸のRISEでも思ったけど、取りあえず最後まで滑り切ってしまうあたり相当体力があると見た。繋ぎも動きまくりなので、ステップが差別化されていない感が若干。
 ショートサイドでたぶん3Aをミスって「あちゃ」という顔を神戸に続いてまた目の前で拝んでしまいました。

 宮原さん。
 バレエの動きをしっかりと取り入れた白鳥。もう、優雅で、綺麗で、うっとりとしている間に終わってしまいました。キラキラした妖精の粉を振りまいているみたい。

 村上君。
 スケートファンにはお馴染みの曲みたいなんだけど、自分にはわからない。
 ドラマチックな曲調と力強い滑りがマッチして良かったです。
 自分の目の前でちょっとお手つきした瞬間、パッと白い歯を見せて笑顔をひらめかせて、人によってミスの時の表情もいろいろだなあと変なところに感心しました。

 今井さん。
 男女デュエットの曲で、まるで一編の物語を見ているよう。動きが柔らかくて情感たっぷり。

 町田くん。
 白い開襟シャツという出で立ちに、昨シーズンの大輔さんのEXを思い出しましたが、あれよりずっと濃かった。
 はらりと一筋たらした前髪もお耽美に、これでもかというほど情感的に演じていました。なんかランビエルさんを思い出した(数えるほどしか演技見たことないけど)。
 素晴らしかったんだけれども、どうも自分の中で「町田君のEXは面白い」という思い込みがあって、「……で、オチはどうするんだろう」と待ちかまえていた(汗)
 そして、なにゆえか自分の頭に浮かぶ、「ひとり金曜ロードショー」という言葉。
 いや、しかしすごかったです。スタオベせずにいられない。

 続いて出てきた無良くんの衣装がシンプルで、なんとも好対照。いろんな個性が揃っているって良いなあ、としみじみ。
 今まで無良くんといえば男性的な迫力あるジャンプの印象が強かったのですが、音もなく一陣の風と共に目の前を通り過ぎて、こんなに滑りの綺麗な人だったのか、と改めて衝撃を受けました。
 ツイッターなどでパンツが緑だ青だと書き込まれていて、えー普通のインディゴのジーンズじゃん、とかボケたことを思ったのは私です(苦笑) ぜんぜん気付かなかったわよ。

 神宮アイスメッセンジャーズグレース
 シンクロばかりはなるべく遠くから、高い位置から見たかったです。スウェーデンだとシンクロも相当人気あるらしいですね。
 一人でもずらしたらフォーメーションがガタガタになるわけだから、緊張がすごいんだろうなあ。揃っていて見事でした。
 残念だったのが、1部のラストだからか、演技途中でトイレに立つ人が多かったこと。大慌てでバタバタと通路を駆け上がっていく人が何人もいる状況が演じている人たちの目にも入っていると思うと、どんな気持ちだろうと悲しくなってくる。ただ馴染みが薄いということだけで、そこまで蔑ろにしてもいい理由にはならないと思うんだけど。
2012年07月26日(木) (日記)

ご無沙汰していました

 若干気力体力が低下していたもので。
 あまり愚痴をこぼしたくはないのですが、職場で一人倒れて。
 まあ、よくあることです。

 わずかな気力は別ブログに注ぎ込んでました。

 先週、映画に行った後は、中華街をうろついてみました。
 赤と金が溢れていて目が痛い(笑)
 神戸地ビール買って、豚まん買って、飲み食いしながら歩いた……とダンナに報告したら「おっさんやん!」と一言。ごもっとも。

 おととい、食事していたら左上の犬歯が根本からぽっきり折れました。ずいぶん前に虫歯で神経取って、詰め物だらけだったので、別に痛くもかゆくもないのですが、断面からじわじわ体液がしみ出してくる感覚が気持ち悪く、職場を抜けさせてもらって歯医者に行きました。
 あんまりまっすぐに折れていたので歯医者さんに笑われました。
 幸い根っこは無事だったので、3週間がかりで差し歯になりそうです。

 DOIの感想を書こうと思ったら、いろいろ忘却の彼方だったので、CS放送を待って、見直しながら書こうかと思います。
2012年07月03日(火) (日記)

ツタンカーメン展

 先週のことですが、ダンナが有休を取って、二人でツタンカーメン展を見に行ってきました。
 海遊館横の、いつの間にか閉館していたサントリーミュージアムを利用して、会期延長して開催中、なんだけど、終了予定日から次の東京での開催日まで、一週間無いんだけど……。一週間足らずで梱包して搬出して移送して搬入して飾り込みするの?本当にソレ大丈夫なの?
 それはともかく。
 天保山のあの辺に行くのすごく久しぶりっていうか結婚後初めて。マーケットプレイスのお店の顔ぶれとか変わりまくってないかい?
 昼少し前に着いたので、トルコ料理のお店でバイキングランチ。やたら豆料理が多かったけど、目先が変わってて面白かった。ダンナは鶏のケバブと唐辛子ソースをチーズ入り薄焼きパンに挟んで食べるのがお気に召したらしくご満悦。チョコファウンテンもあったけど、思ったよりチョコが苦かった(笑)
 お店の窓からツタンカーメン展会場を眺めると、それほど建物の前が混雑していないようだったので安心してのんびり食べていたら、実は建物の裏側に長蛇の列があったという……。

 半時間ほど並んで入場したけど、海から吹き付ける風が思いの外冷たく、冷房対策にと上着を着ていた私はいいけど、前に並んでいたお姉さんの腕が鳥肌だらけだったよ。
 入り口前に古代エジプト王朝とかツタンカーメンについて解説したカラーパネルが張り出してあったので待ちながら読んだけど、有名な黄金のマスクって東西ドイツ統一記念の展示に貸し出しした際に破損して、以来エジプトの法律で門外不出になってるとか。
 会場手前の大きなドアの前で一旦止められて、今回の展示の解説ビデオを3分ほど見せられた後、ドアが開いて入場。入ってすぐの混雑を回避する上手い方法だと思いました。

 黄金のマスクはなかったけど、眼福でした。強大な権力ってすごいな。どんだけ豪勢な材料使って、どれだけ職人が技術を振るってるんだという。
 ツタンカーメンご使用の椅子が本当に小さくて、子どもだったんだなあとしみじみ。
 にしても、意匠となっている神々とか、いろんなシンボルについてもう少し知識があればもっと面白かっただろうに。
 王権の象徴である殻棹(杓のほかにもういっこ手に持ってるやつ)って、脱穀のための道具だと思ってたんだけど、場内の解説で蝿払いとか書いてた。あの目の回りのメイクも虫の卵避けだっていうし、半端無いな、エジプト。
 土産コーナーで、受け狙いで黄金のラスク(マスクにあらず)を購入。職場に持っていったけど別に金じゃなかったよ。「ツタンカーメンめん」なるインスタントラーメンも売っていたけどさすがにそれはパス。

 滋賀に戻り、久しぶりに温泉でのんびりしたいよね、と予約しておいた雄琴の温泉宿へ。部屋が空いていたから、と当初の予定よりグレードアップしてもらったお部屋にイン。ミニバーカウンターや露天風呂も付いていたよ。
 夕食で酒の配分を間違えて、早々に酔いつぶれてしまったのだけがちょっと残念。
 部屋風呂で、露天風呂に入りながら眼鏡をかけるという、いままで出来なかったことをやれて満足です。

 ゆったりのんびりしすぎたのか。湯あたりしちゃったのか。ちょっとぐて〜っとした体調&精神状態になってしまって、そのあとは映画見る予定もキャンセルして、せっかくの休みを家で寝て過ごしました。
2012年06月12日(火) (日記)

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