++たらたら日記++

現在絶賛放置中。
感想等は基本毒吐き。
サイドメニューはプルダウン式です。
最近、コメントの表示に若干の不具合が出ていますが、
管理人にはきちんと届いています。

ボウケンジャー29話(アンチ風味)

 つまるところ、この作品は偉大なる冒険馬鹿・明石暁が宇宙の中心であり、それに見る側が馴染めるかどうか、ということなのだろう。

 竜王さまが元人間だったというのは7話の時点でそれらしい示唆があったので、それ以来ずっと意識はしていたんだけどね。いざ描かれてみるとずいぶんとあっさりというかなんというか。もっと全体の筋に関わる秘密ごとだと思っていたのに。ちと拍子抜け。
 
 トレジャーハンターを嫌う五十嵐博士が「レムリアの遺跡を荒らしよって」と吐き捨てたとき、チーフが「俺じゃない」と言ったことに、正直ひどく失望した。
 チーフはトレジャーハンターという生業の持つ胡散臭さ、業の深さというものを己が身に引き受けて、背負ったうえで今の仕事に就いているんだと思っていたよ。
 たとえチーフが過去にどんな遺跡も傷つけてなくて、宝を闇へ流すようなことはしなかったのだとしても、自分の手を汚していなかったらオールオッケーなんだ。他のトレジャーハンターたちが何をしようが胸張っていられるんだ。
 ちょっとショックがきつくて、正直その後の展開があまり頭に入らなかった。
 今まで散々文句垂れてきたけど、チーフのキャラには好意を持っていたのになあ。
 でも自分が勝手に思い込んでいただけで、徹頭徹尾冒険馬鹿がもともとのチーフなだけかもしれない。勝手に騒ぐ私が悪いのだろう。

 映士はすっかりチーフに飼い慣らされたなあ、とつらつら思う。

 資格を持つものを選ぶはずの剣を「俺がお前を選んだ!!」と無理矢理引っこ抜くチーフ。……なんつうか全開ですな……。

 ズバーン登場直後のCMでさっそく出てきたので、寝ていたはずのダンナが爆笑。

 戦隊紹介コーナーはついにハリケン。シズカがフラビージョの役回りをしていたね。前からシズカはフラビを意識してるんだろうなと思っていた。成功しているかどうかは知らないが。
2006年09月20日(水) (特撮::番組感想::ボウケンジャー)

ボウケンジャー28話

 映画のアナウンスの時期が過ぎて先週から流れ始めたスーパーヒーロータイム映像を見て、カブトが夏恒例のモードチェンジすませたんだなあとぼんやり思う。

 真墨ってつくづく話に恵まれていないよなあ……とげんなりした開始5分後。ヤイバとの確執の回も、えーちゃんと角突き合わせる回も、(正確には黄メインだけど)「おまえのことが(略)」回も、個人的に好きになれなかった話だ。
 演出上必要とはいえミスターボイスの小躍り「大変だ〜」に「……あほか」とつぶやいてしまった。
 えーちゃんは相変わらずサロンに詰めていないし、それで取り逃がしたのかとか言われてもちゃんちゃらおかしい。

 クエスターロボにくっついていった真墨がトラップしかけまくるの図に漫画でなんかこんな場面見たなあと激しく絵づらが思い浮かび、最初はネタ元と言われるスプリガンかと思ったんだけど、同じ作者のARMSの頭のほうだね。
 ガイたちのネーミングセンスってどうよ。クエスターロボ・エリートってあんまりだ。ガイってばすっかり横文字に汚染されちゃって。自分としてはガガドムだかギギドムだか、ゴードム文明流の名前の響きのほうが好きざます。
 で、「伝説の鎧の力」とガイが節つけて言うたびに頭の中で「伝説の巨人の力〜♪」とたいらいさお氏の声が流れる私でした。

 前半の見ていて鬱な状況にくらべて後半のすばらしかったこと。合体のとっかえひっかえ。……正直何がどう効果があるのかさっぱりわからなかったけど。こんなメカ興味無し子さんな私でも楽しんで見られたのだから、お子さまやメカ好きな人たちにはたまらないものがあったでしょうな。やっぱりせっかく色々くっついてるんだから活かさなきゃねえ。

 戦隊紹介はガオまで来ました。これの途中から自分は戦隊物を見始めたのです。みんなでガオジャケット着ていたけれど、前からシルバージャケットのデザインは似ていると言われているだけあって違和感なかったですな。
2006年09月10日(日) (特撮::番組感想::ボウケンジャー)

ボウケンジャー27話

 第2の脚本家、大和屋氏って名前がチーフと(読みは知らんけど)一緒だといまさら気付いた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 風水的な運勢を固定とかって子どもにはわかりにくい気がするけど、お母さま方がバリバリ教えてくれるだろうから大丈夫…か? まあ、悪いことがいっぱいおきるようになった、だけで充分か。
 情けない叫びの妙に似合うチーフ。この間CDを買って幕間ドラマを聞いて、ビジュアルのない声だけの状態で判断すると、チーフの声って決してヒーロー声ではないと思ったですよ。力を入れているのはわかるんだけど……そう、なんというか、うどんのコシみたいなものが無いというか。声だけ聞くと、一番張りの良いのは黒だと思った。役柄のせいで全然生かせていないけどな(涙)
 やっぱり高丘流なんちゃら術は陰陽道とも関わりあるらしく、本日はえーちゃんが解説役……なんだけど、滑舌……きびしい。最近第二のザンメロ予備軍がやたら出合氏を持ち上げているけれど、あの台詞回しで他のドラマはキツイと正直思った。
 不幸の畳み掛け、あれ一応笑うところなんだろうけど、自分はあまり面白くなかったな。テンポが合わなかったのかな自分には。
 開運グッズでキメキメのレッドはなかなか似合っていた気が(笑) 爆笑していた竜王様の口元への手の添え方が妙におネエ入っている気がして笑った。
 戦隊紹介コーナー、チーフ羞恥プレイ?
2006年09月03日(日) (特撮::番組感想::ボウケンジャー)

ボウケンジャー26話

 うわ、気が付いたらまたずっとサボってました。とりたてて特に忙しかったというわけでもないのに……すみません。
 今回は、んーと、えーっと。
 自分、童話の話になるとかなり語っちゃいますんで、先に謝っておきます。
 イエローが絵本持ち込んでることを悪いとは言いませんが、どうせならあんな駅の売店で売っているようなベタ絵のじゃなくて……と思いかけて、そういえば何故かシンデレラの良い絵本って少ないんだった。シンデレラと固有名になるとペローだよね、なぜかグリム童話にくらべると絵本の数が少ない気がする。ちなみにグリムだと確かガラスの靴じゃなく金の靴だったはず。
 で、ずっと思っているんだけど、別にシンデレラって王子様を待っていたわけじゃないよな〜。せこせこと家事雑務の毎日で、一日気晴らしがあって、後はまた家事の毎日で。シンデレラ症候群なんて何処の誰が言い出したんだっけか。
 まあ、それを言い出すと、白雪姫は王子様のキスで目覚めるわけじゃないし(あれはディズニーのつくりごと) でも本来の童話を離れて、世間のイメージが染みついているっていうのはもうしょうがないのかもしれない。

 まあ、そんな話はいったん置いといて、さくらさんの設定とか過去が出てくるなんて思っていなかったのでちょっとびっくりだ。ご令嬢なのは納得だけど、なんでサージェスは自衛官をわざわざスカウトにくるんだ? てか、どういう資質を求められたんだろう。

 自分だけの大切なものをどうみつけるか、という今回のお話はわりとよくできていたと思うのでそのへんはあえて語らない(苦笑) いやいや、下手に語ろうとすると、どうしても映画版に触れなきゃならない感じなのでね。今回はパス。

 えーちゃんは放浪癖がある、ということでファイナルアンサー? (もはや設定的なことを突っ込む気力がない)

 ガジャさま、何しに出てきたんだろう。シンデレ〜ラに呪われ〜る、には大いに笑わせていただきましたが。

 ここ数年恒例になっていた女装(マジではOVAでヒカル先生が挑戦)だけど、まさかこんなお笑いな形でドバッと提供されるとは思ってなかったよ。ていうか、黒、なぜガングロ……。青はそれでも綺麗だったような気がしなくもないけど……なにせ一瞬のことで。あーもったいない。えーちゃん変なヒゲ描いてた。

 シンデレラの義理の姉と聞いた時点で、足の指か踵がへつれてるのでは? とか一瞬思っちゃった。

 王子様の怪物化以降ははっきりいって蛇足だったような。でも番組上戦闘出さないわけにはいかないよね。
 しかし化け物王子様か……これ見ている世代の女の子って丁度お姫様に夢見ているお年頃のはずなんだけどなあ、夢つぶしちゃいけないなあ。

 ワイヤー持って王子様捕獲宣言のさくら姐さんに怯えて、黒銀が黄に抱きついていたように見えたのは気のせいか。えーちゃんもこうやってボウケン内の真の力関係を覚えていくが良い。
2006年08月27日(日) (特撮::番組感想::ボウケンジャー)

ボウケンジャー25話

 風のシズカのピンクのクマさんパジャマ姿はサービスですか?
 ゴミの中になんでボウリングの球とピンが混じってるんだろう。誰の趣味?
 ノートパソコンをあわてて抱きかかえる蒼太さんかわいかった。全然関係ないけど、今朝の私の夢の中に蒼太さん出てきたんだよね。普通に同僚の中に混じっていた。

 で。

 こういう話こそイエローにさせておくべきなんじゃなかろうか、と。
 なんかこう、徹頭徹尾違和感というか。
 30分間ぽかーんという感じ。
 役者さんの熱演に対して悪いんだけど、感情の理由がさっぱりわからない。
 えーちゃんはバカっぽいけど、バカじゃ拝み屋(違)やってられないわけで、実は知識も経験も人並み以上にあるはずで……で、アクタガミに向かい合う彼はどっちの側面かというと、どっちつかずの中途半端。
 同情? 親近感? だとすれば何故?
 人類という種に対して常日頃愚かさを思うなり逆に盲目的に肯定したり、えーちゃんなら強い感情抱いているはずなので、そのあたりが絡まればよかったのに。

 まあ、それでも一応萌えポイント探し。
 初めて刃を交わし「闇のヤイバ……」という時のえーちゃんの声、低くていつもより色っぽかった。
 知恵つけて竜王さまにあれこれケチつける邪竜さんたちがかわいかった。
 ……えーと……こんくらい?(少なっ)

 えーちゃんがシルバーになるといつも一瞬違和感を感じるというか、イコールにならないのは私だけだろうか。

 予告が2週続けてボウケンジャーのやられショットオンパレードなのが気になる。私の中のお子さまごころ的に気になる。
2006年08月20日(日) (特撮::番組感想::ボウケンジャー)

ボウケンジャー24話

 はじめてのおつかい……っていうか、どうしても口うるさくなるお母さんのかわりにお休み中のお父さんといっしょの夏休みの冒険ってところですかな。

 造成中の土地でつるはしとシャベルを振るうダイボウケンの図柄は非常に正しいというかあるべき姿だと思いました。

 そういえばミュージアムのガイドなんて設定あったんだっけ。

 とにかく今回は画のインパクトがすべて。
 深く考えちゃだめだ。
 (とりあえず戦闘シーンでブルーのバネの強さを久々拝むことが出来てけっこうごきげんらしい)
 夏休みとはいえ子どもに車の運転席座らせちゃだめってか。

 チーフの黄色横抱きっとか着ぐるみとか、ある意味マニアックなお楽しみをありがとう。
 そしてえーちゃんは何を街うろついていたんだろう。
 んで、あの銀ジャケットの上に着ぐるみ着ていたなんて……死ぬど(本音:Tシャツ姿見たかったよ二の腕見せてくれようわーん)

 ガジャさま……相変わらずなんつうかあんまりな使われよう……不憫な。
2006年08月13日(日) (特撮::番組感想::ボウケンジャー)

ボウケンジャー23話

 ……濃いなあ。
 1話でよくこれだけ詰め込んだよ。

 「ボウケンジャー」として面白いのかどうかは正直よくわからん。
 自分的にはこういうのって割と好きなんだけどね。
 今までとあんまり毛色が変わりすぎているっていうのもどうかと思うし。
 うん、自分としては好きだけど、今までどの回見ても世間様の評判と自分の感想は笑っちゃうくらい真逆だったし。

 今回脚本の小林女史はゲスト参加のためか、とりあえず決められていて(あまり今まで活かされていない)設定とか、今までの話の流れでぽろっと出てきた(作った方は伏線にする気なんてなかったであろう)小ネタをどんどん拾い上げている気がする。
 そして、今までの話では(もしかすると“敢えて”)触れてこなかった事柄、流してきていた部分も。
 海の民の話の時も「自分のものでもないのに」とか「冒険ごっこ」とか見ていて笑っちゃったけど、今回も「ヒーロー気取り」とか「自己満足」とか出てきちゃって、いいのかな〜って見ていたよ。
 もうずいぶんと前、3話で出てきてた、蒼太が腕っこきのスパイで国の一つも潰したことあるって話で、ちょとそれ泥棒なんてくらべものにならないトンデモ過去じゃん、何で今へらへらとヒーローやってられるんだろうなんて思ったけれど、今回その辺りをトラウマとして仕立ててきたね。それに絡んで蒼太のモティべーションも。
 その可否や時期のよしあしは自分にゃ判断しかねる。ただ一つ言えるのは、今まで自分にとっては綺麗なお人形さんでしかなかった蒼太が一人の人間として見えてきたっていうことだけだ。

 ちょと独り言。
 それにしてもボウケンメンバーってチーフ筆頭にトラウマ持ちばっかりだなあ。もっと単純明快に……て訳にはいかなかったのかなあ。
 独り言終了。

 映士のこともね。考えてみるとえーちゃん仲間入りのくだりで、出自については折り合いつけたけど、亜種との因縁のあたりはうやむやのまんまなんだよねー。萌えでなんかごまかされてたけど。
 よいしょ、と萌えをいったん脇にのけて、考えを整理する体勢に。
 えーちゃんボウケン入りのときになんとなく覚えた違和感は、亜種との対決という使命(と言いつつ実質復讐心)という個人的で「私」的なベクトルで動いていた映士が、ボウケンの中でもレスキューという「公」のとりわけ強い役割を与えられたことだった。
 えーちゃんがボウケン入る気になったのも仲間が欲しいという「私」的理由だしね。
 映士には、チーフの「プレシャスの恐ろしさを知ったからそれを収めたい」とか、蒼太の「笑える自分でありたい」という、公益の立場に立つ上でのとりあえずでもなんちゃってでもいいからの何かがない。
 亜種への怨みとかは昇華されずにそのまんま残っているわけで。
 その辺も今回俎上にのぼっちゃったかな、という感じ。
 さて、よいしょ、と萌えを戻して、と。
 しかし今回、あんな悪巧みするほど頭回るなんて! とびっくりしたよ(笑)
 「俺がバカみたいじゃねーか」という台詞にも「自覚あるんだ!」とテレビに向かって口きいてしまったわ。
 それにしても、変身しないと戦えないから生アクションはもう見られないのね〜とあらためて悲しくなったよ。

 それにしても、桃黒黄は見事に空気でしたな。
2006年08月06日(日) (特撮::番組感想::ボウケンジャー)

ボウケンジャー22話

 昨日は遠出して某猫泥の会に顔出してきました。
 お茶して食べて歌って食べて飲んで……。カラオケで古いアニソンばかりガンガンつっこむ私(苦笑)
 持参した地酒が好評でよかった。受け狙いでひやしあめも持って行きました。やることが昔から成長していません。
 出席者全員からボウケンメカの燃え処をみっちり説かれました。すんません、おいらやっぱり修行が足んないや。
 Mさん、Kさん&だんなさま、Rさん、楽しかったです。ありがとうございました。また機会がありましたらよろしくお願いします。

 さて、今朝のボウケンジャー。
 肩こらずに気楽に見られたかな〜。
 シズカちゃんはやっぱり忍び(?)装束よりコスプレのほうが似合いますです。
 九十九神のノリがハリケンやアバレの怪人みたいで楽しかった。
 しかし、えーちゃんと僕(私)編を順繰りにやるかと思ったんだけど、さくっと通常運営ですな。まあ、蒼と銀なんて接点なさそうで絡みようもない感じだけど。
 最近空気化が激しい、と嘆きの声があちこちから聞こえる蒼太だけど、チーフ金魚化のおかげで(汗)今日はかなり映っていましたね。
 というか、青桃派の方々にはかなり嬉しい画面になっていたのでは。二人とってもいい感じでした。
 で、せっかくムード出して頑張ってシミュレーションしてたのに、闇影の対応があまりにお馬鹿すぎてなんなんだつうかなんつうか。せめて距離を縮めるとかしなよシズカ。
 銀の弱体化の早さがあまり潔くてかえって笑えます。
 金魚水鉄砲どれだけ水吹き出してんねんとか変身解ける直前の巨大金魚シュールとかまあ……。ちょっとの間金魚ポーズ残っていて、一瞬はしゃいで、咳払いをしていたチーフがかわいいス。
 メカ切り離し&合体を支持するさくら姐さんカコイイ。で、サロンで「アドリブもたまには」と笑っていた姐さんカワエエ。
 しかししかしサージェスサロンでのお昼ご飯。これ博物館付属の食堂かなにかからの出前なんだろうか。てか、炒飯しかメニュー無いのか。チーフの一つ覚えの料理だとしたらそれはそれで萌える。やっぱりレンゲでせっせとグリーンピースのけて、チーフの皿に移す黒と、あらぬ方向ガン見して気付かないチーフ(笑) そしてお箸でグリーンピースひょいぱくひょいぱくしている銀。うひゃあ、お箸を上手に使える人って自分的にポイントかなり高くなるんだよう。なんか勝手に「さすが」とか感心しちゃってます。
 次回は昔の仲間に拘束に強すぎる確執に……さすが小林女史萌え要素てんこもり。でも今までの回はボウケン的に評判イマイチな小林女史。私は好きだったけどな。

 えーと、追記。
 見返したら、黒もちゃんとお箸使って緑豆移動してたよ。如何に自分がえーちゃんしか目に入っていないか、つうことだわな。ごめん、ますみん。
2006年07月30日(日) (特撮::番組感想::ボウケンジャー)

ボウケンジャー21話(ほぼアンチ感想)

 本題に入る前に。
 うちの感想は基本辛口。でもって毒やら棘やらバンバン入ってきます。
 ぶっちゃけた話、自分、ボウケンジャーの世界観や価値観やストーリー等になじめないまま半年近く。周囲の方々は皆様ボウケンジャーを相当気に入っておられるので、わざわざ悪口だらけの感想を垂れ流して不快感を与える必要もなかろうと、感想アップをひかえておりました。
 ここにきて、うっかりえーちゃん萌えで、感想出していきますが、アンチ的スタンスは変わりません。半年分の鬱屈も含んだ暴言の嵐になるかと思いますので、どうぞ、自分の好きなものが貶されるのを目にしたくない方はお引き取りください。

 さて。
 あー……。
 期待はしていなかったけど、見終わった後「orz」という気分になった。

 うなだれつつ、一つ一つツッコんでいこう。

 まずどうしても作り手に問いただしたいのが、なんでえーちゃんが他の5人と行動を共にする必要があるのかってこと。えーちゃんの任務、ほかと違うでしょ? レスキューなんでしょ。災害対策なんでしょ。非常時に備えて待機しておく必要があるでしょうに、なんでほいほいと宝探しに加わってますか。別に部署を分けろとまでは言わないが、役割分担もできないのかこの組織は。
 そもそもAgのキャラ造形からして、人助けとかと無縁なのはわかりきっているだろうに。
 新メカを出すのに子どもに人気の特殊車両出しとけ、なオモチャ売る側と、新キャラは屈折入ったアウトローにしたいな、という書き手側との間に齟齬が生じているんじゃないか、まで言うと言い過ぎか。
 まあこの辺はここで愚痴ったところで変わるわけでもないだろうから、見るほうが折り合いを付けんといけないんだろうけど。
 組織うんぬんって出しちゃったからついでに書くけど。番組しょっぱなから疑問だったんだけど、ここの力関係ってどうなってるの? チーフはなにかと「俺は命令したぁ」で、周りはそれにしたがっているけれど、普段はそんな体育会系的組織には見えないし、チーフに権限があるようには思えないんだけどなあ。で、銀は今回チーフの下なんですか? 彼は独立させておかなくていいんですか?

 キャラの豹変ぶりは予告でわかっていたことだけどね。台詞重ねまくりは正直つらかったわ。

 お話は……そういえば今回の脚本さん、この前はかぐや姫ネタをやった人なのね。子ども向け番組だからその流れもアリかとは思うけど、あんまり現実味がないと、今までの他のストーリーとの差が違いすぎではないかな。プレシャスが今一つストーリーに絡んでないのは……脚本家関わらず毎度のことか。

 さて。
 仲間の安否>プレシャスの確保=任務
 これ、見てる方はどう受けとめればいいのかな。
 絆確立エピソードとしてはわかりやすくていいのかもしれないけれど、プロとしては失格だ。チーフを初めとして、プロフェッショナル意識よりも、個人の感情を優先する、寄せ集め集団と呼ばれてもしかたなかろう。
 あれ、プレシャス回収できたからいいけど、失敗したらガジャ様復活以来の大失態だよ。
 脚本のすりあわせしたのかな、これ。

 銀の変身後は映り込み激しすぎるとかいって、合成ばっかりになったりするんだろうか。本末転倒。
 ひとりひとり武器を手にして必殺技を出すシーンは良かった。

 巨大化戦は、もうなんて言ったらいいか……。あんなのありか。

 黄色にお子ちゃま呼ばわりされたくはないだろうなあ。

 文句ばかりで終わるのもアレなんで、一言萌えを。
 銀の人、脚長すぎ。
2006年07月23日(日) (特撮::番組感想::ボウケンジャー)

ボウケンジャー20話 (毒入り注意)

 予告を見ると、Agは子ども返りをおこしたらしい。手にすることの無かった子ども時代を取り返しているのだとしたらそれもよきかな。

 ガジャさま、不憫な……せめてもうちょとアップと台詞を(苦笑)
 でもあの巨人、前のやつとデザインコンセプトかなり違っているような気がするんだけど。予告見たときはてっきりダークシャドー印の製品だと思ったのに。

 巨人を持ち逃げしたクエスターたちに為すすべのないボウケンジャーたち。ビークルに乗っての戦いも、生身では負荷がかかりすぎ、思うように動けない。
 ボロボロにされていく様子を見る私の中のどこか奥で、ああ、そうか、これって「ピンチ」ってやつなんだ、という冷めた思考が横たわる。今まで特にたいした逆境でなくてもドンドコドンドコと新メカ投入して、圧倒的戦力で弱い者イジメのようにして戦ってきていたから、この番組でピンチなんてしろものが見られるなんて想定外だったのだ。エンジンが利かないとかそういう絶対的なハンデをつけなきゃ、こういうピ〜ンチな画というものは見られないわけだ。ま、来週にはパワーアップするだろうから、今回きりだろうけど。珍しいから拝んでおこう。ありがたやありがたや。……不謹慎なこと言っているようだけど、ボロボロのヒーローってそそるんだぜ? そこんとこ出し惜しみされてるんだもの。

 チビAgは短髪かぁ……ちっ。
 父君については、多くの人が激しい思い入れを持っているようだが、自分はまったく知識を持ち合わせていないので、この件については触れない。
 母君についても同様。

 Agの中の人は、怒鳴りながら長台詞とかは多少滑舌がつらいけれど、戦隊物出演当初のレベルとしては十二分だと思う。それに、彼はむしろ静の演技がうまい。悲しみ、とまどい、憎しみ、葛藤……複雑な内面を表した表情が印象強い。これってけっこうすごいことだと思う。Agってキャラはかなりお約束の塊なんだけど、あの痛みを伝えることのできる表情のせいで、見ている方はせつなさみだれうちですわ。
 両親の愛の結果である自分、という根元的な自己肯定の泣き笑い。戦いを決めた晴れやかな顔。すなおによかったねと言いたい。

 不利な状況であきらめずに戦うボウケンメンバーたちも格好良かったですよ。

 さてしかし。
 …………。
 すみません。怒られることを承知で聞きますが、新メカって、あれカッコよかったのでしょうか>メカ好きの方々

 ガイ&レイ逃げたっぽいけど、プレシャス確保を優先したのね、Ag。
 今後も出るってことね、クエスター。うむ。

 なつきちゃん、そのジャケットどっから持ってきましたか。
 Agが黒服を脱ぎ捨てたとき「捨てるんならくれ……!」と思った人はどれくらいいるんだろう。……自分もその一人だが(滅)

 さあて、ひとり異世界人だったAgもボウケンの枠組みに組み入れられたので、次回以降の感想記述は約束できない。
2006年07月16日(日) (特撮::番組感想::ボウケンジャー)

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