チュプとかオバ厨とかイナゴチュプとかいう称号を奉られるのもシャクだったので、絶対に「萌え」って言葉は使ってやるもんか、と思っていたんだけどね……。 もはや認めざるを得ない。 私は高丘映士(とそれを演じている人)が好きだ。
先週は気がつけば19話を5回は見返して。 今日も今日とて、mpeg編集用ソフトのコマ送り機能を駆使して今までの出番という出番の表情を確かめている。 本当に、微妙な表情の出し方がすごいなあ。瞳のわずかな揺らぎが心を映し出す。 それと、コマ送りで見ると普通、ある表情から別の表情に移り変わるときちょっと半端で間抜けな顔が映し出されてしまうものだと思うんだけど、どのフレームを切り取っても絵になっている。まばたき途中の顔でさえ。 いろんな場面の表情一つ一つが、まるで漫画のコマを割ったように決まっている。 これだけ表現できて動ける人だと、演技つけるほうも楽しいだろうなあ。
顔について前に「イケメンじゃない」とか言っちゃったけど、でもって今も鼻が大きすぎるなあとかこっそり思ってるけど、目がすごく輝きを持っていてキレイだ。ただまあテレ朝公式の写真なんかガッカリするくらい老けて写っていたりするので、動いてナンボの人だなあ、と。 自分的男性の最大萌えポイントの一つである手は、残念ながら美しいとはいえない。節が立って、血管浮きまくりで、年齢に似合わず「使いこんだ」という感じがする。でもそれも、演じている人の今までの経験を表しているようで、なんだか愛おしい。 これまた自分的萌えポイントである鎖骨が、新しい銀ジャケット着ると目立たなくなるのが残念無念。せっかく今まで見せつけまくっていたのに。
……はにゃ。 ええいくそ、慣れないけど、恥ずかしいけど、語ってやった語ってやったぞーい。 どうも自分、正面から萌えを語るのって、自分がトイレに入ってる写真ばらまかれるほうがマシってくらい恥ずかしい。や、だれもそんなことする物好きはいませんが。
ふう。 今年は萌えの無いまま一年を終えると思っていたのになあ。 そして……正直な話、ナマ萌えなんてもう当分するもんかと思っていたのに。 映画村で夏恒例のトークショーで桃青銀が出ると聞けば、役者さんの素の顔が見たいと望んでいる自分がいる。 ああ、でもやっぱりナマ萌えは嫌だ、怖い。あんな、ズタズタな思いをするのはもう嫌だ。 人気なんて出なければいい、キャラも役者さんも……なんてとんでもない思考に陥りそうになる。 今年はもう人の集まるところには近付かないでおこう。
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