通販していた電王ムックが相次いで届いた。 仮面ライダー電王 DOUBLE ACTION ×4+2(講談社)1,500円 仮面ライダー電王メモリアル また、会おうぜ!!(小学館)2,700円
4×2はずっと品切れだったんだけど、増刷かかったらしい。 良い、という噂は聞いてたんだけど、確かに。 一応児童向け図書というカテゴリらしいけど、充分大きいお友だちも満足できる。 個々の写真は小さいけど数があるし、チョイスが良いから見ごたえある。レイアウトにもセンスを感じる。そして写真に付いてるキャプションが的確。ほどよく客観的で、でもちゃんと愛情がこもってる。
メモリアルはとにかくデカい、重い! 読むのも大変。 通販サイトで商品の解説見ても内容がよくわからず首をひねり、「なんか高いし随分なタイトルだなあ」と思いながら買い物カゴにいれたのですが、これスチール集というやつなのですな。 特撮にハマリ始めた頃から、幼年向け雑誌とかムックに掲載されてる写真で、本編の映像ではなく別の構図やポーズで、より静止画として見せることを意識したものがよく載っていることには気付いていました。 今回メモリアルを読んで、製作側ではなく出版社のスタッフが撮影現場に出向いていって、自ら撮り収めた物を掲載していたことを知りました。時にはその出版物用写真撮影のために、時間を設けて、本編とは別にアクションしているということも。 というわけで、本編と同じようでちょっと違う、美麗な写真がぎっしりと詰まった一冊。カバーを外した中表紙は圧巻です。キンちゃんと戦うロッドフォームなんて本編では絶対見られないものも載ってるし。 スタッフでもなく、ただのファンでもない立場で、ごく間近で見つめ続けてきた人たちによって、今まで知らなかった視点から描き出される電王の世界は新鮮でした。 クリスマスパーティーでのタロスズの扮装は中の人たちが自ら提案して作り込んでいったものだという話とか、デンライナー撮影最終日にはタロス演者たちが自ら記念撮影を申し出たとか(キンちゃんがいないのが泣けるで)、役を愛していたんだなあとしみじみと。 前と後ろのカバー見返しは、カットされたという最終回幻の18分かな。
ついでなので、触れ損ねていたムックの紹介も。 DEN-O PERSPECTIVE 仮面ライダー電王公式読本(ミリオン出版)1,905円 細かい文字が一杯。どこを切っても活字だらけ。 電王の世界観とか設定が最初からかっちり決まっていたのではなく、走りながら作り上げていかれたというのがよくわかる。ミルクディッパーの望遠鏡が最初はただのインテリアだったという話とか。 個人的には舞原監督のロングインタビューが特に印象に残った。
話、少し変わって。 電王の商品攻勢はまだまだ終わらない。(ちょっと予定外^^;) こうなったらCDはコンプしてやろうかと、劇場版ファイナルカットを頼んだうえでダブるの承知でダブアクウイングフォームを注文しましたが。 さすがにVシネ主題歌ジャケ5種類には二の足を踏んでいる。全部買うとほぼ1万円。ボーナストラックがまたそれぞれ違うんだろうな、と思いつつ、詳細がまだ出ないしなあ。発売時期はまだ先なので、注文はもう少し待ってみようかと思う。今回はどこでもキャラごとに注文できるようなので、最悪の場合、発売後にキンちゃんのだけは抑えるさ。前回の例からいってキンちゃんのなら売り切れもないだろうし(涙) 電王がらみの商法の阿漕なところは、出費をあきらめるギリギリのライン内にもってくる点だと思う。これなら頑張って無理すれば……の繰り返し(遠い目) 友人に哀れまれてしまったし(苦笑) 某少女アイドルグループみたいなのじゃ、最初から手を出す気にもなれないよ。しかもCDの内容全部一緒なんだよね?
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