毒吐き警報発令中
毒吐き警報発令中
(個人的には別に毒だとは思ってないんですがね)
この間の感想でちょっと触れかけたんだけど。 ぐだぐだ長々考えたけど、どうやら二言三言で済む内容のようだ。 つまり。 変身後キバの(というかOPとか看板で描こうとしている)薔薇、鎖、ヴァイオリン、古城、ふりふりシャツといったダークでお耽美〜なイメージと、08年現在の渡のほにゃららつーかうにゃにゃかつーかそういう雰囲気と、音也パパ(というより80年代バブル期)の浮かれポンチあっぱらぱーな空気が、不協和音を奏でている。 個人的に5、6話はわりかし面白く見られたんだけど、バブル期のトチ狂った描写が少なめで、なおかつ音也パパの意外な男気が80年代をさらにさかのぼってむしろ70年代的だったからじゃないかと思っている。 バブル期を忠実に再現しようとすればするほど痛々しく見える(少なくとも私には)っていうのはどうにも……。 主人公の年齢から逆算した必然的な年代設定なんだろうけど、もうちょっとそのあたり曖昧にしておいても良かったんじゃないかなあ。せっかくお化け屋敷なんて時を超越した舞台があるんだから。制作側に真面目すぎる人がいたような気がする。 まあ、もっとも自分、音也パパのこと意外と嫌いじゃないんだよね。今の視点からすると奇矯な人かもしれないけど、バブル的にはああいうキャラそれほど浮きあがってない。 いかにも井上キャラという点でお腹いっぱいというのはあるけど。
まあ、平成ライダーは黙って10話、だし。 まだ広げられてないカードが何枚もあるのはわかってるから、そこは単純に楽しみだし。 今ここでうだうだ言ってることがさっぱり的はずれになるやもしれぬ。ていうか、なってほしい。
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