++たらたら日記++

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空劇ボウケンショー第4弾

 あらためまして、空劇行きの顛末を。
 目覚ましの予定時刻直前に電話で叩き起こされました。
 役場の緊急連絡網。朝方に○○地区で土石流が起きたから課長職以上の職員は庁舎に集合……って。
 いや、訓練だったんですけど。寝耳に水で。
 館長と参事は実際に庁舎にいかなきゃならないそうで。
 祝日なのに〜〜!
 連絡網なので次の職員を叩き起こすのの決まり悪いことといったら。

 そんなこんなのドタバタで幕を開けた一日。
 ビデオカメラ忘れて取りに戻り電車一本乗り遅れる(田舎なので本数猛烈少ない)というハプニングに見舞われつつも無事予約していた新幹線に乗車。
 いやはや、京都駅着いたらダッシュかまして5分で発券しましたよ。
 J-WESTカードなるものを作ったので初めてのエクスプレス予約〜。でもなぜか携帯からの手続きができない。
 帰りの分も予約しておいて良かった。
 三連休の最終日のせいかものすごく東京駅混んでいて切符売り場の前は長蛇の列でしたから。駅弁買うのも土産の菓子買うのも並んだよ〜。

 さて水道橋駅に着いたとき11時過ぎ。いきなり異様な雰囲気。「今日のチケット譲ってください」と書いた紙を手にした若い女性が何人も駅の構内から交差点の前、ドームシティまでの道、と並んでいたのです。
 最初いったい何ごと?と思ったのですが、女性達の持っているグッズなどから、どうやらスマップのコンサートらしいと判明。
 昼に駅前に出たときには20人くらい、帰り4時頃には50人をゆうに超える女性達が「譲ってください」カードを手に立っていました。朝見かけたお姉さんたちのほとんどが帰りも立ちっぱなしでした。
 このネット全盛のご時世にこんなアナログな行動に頼る人が大勢いるということと、ダフ屋の姿をまるで見ないことに驚きました。
 コンサートを見に意気揚々とドーム(たぶん)に向かう人たちの中でチケットの余っている人がどれだけいるというのでしょう。あのお姉さんたちのうち何人が思いを遂げられたのでしょうか。
 万に一つの可能性に賭けて足を運んだお姉さんたちは、あの後、会場の外から切ない思いを投げかけ続けたのでしょうか。

 話が逸れ続けましたが、お天気が良かったこともあり、ドームシティは盛況でした。コスプレフェスタも開催されていたようで、ここもまた異様な雰囲気でした。
 最近のゲームとかマンガとか知らないから見てもほとんどわからなかった。
 一人ほぼパーフェクトな婦警さんの格好した人がいて、警察とかのコスプレって紛らわしいから普通やっちゃいけないんじゃなかったけ……とか思っていたら、うっすらあごヒゲが……!!
 あと、ぱっくりへその下まで開いたツナギ状の服着て生肌見せまくっていたお姉さんにも寿命縮められました。普通そういうコスって布で誤魔化すでしょう〜っ。目の前にはいっぱいお子さまがいるというのに(涙)

 はあ、はあ、また話が逸れましたが、ちゃんと子ども連れもいっぱいでしたよ。
 着いたときには整理券Eブロックで、すぐFブロック券まで出たようです。
 もう子ども用ジャケット5色が発売されていて(売店にも置いてました)着ている子どももちらほらいましたが、まだちょっと暑いのかTシャツ勢のほうが優勢でしたね。チビジャケットは布地が少ないから迷彩部分が小さくてちょっと寂しい。なんか桃黄ジャケあまり見なかった気が……。ていうか赤圧倒優勢、次点黒ってところ。ズバーンの剣を早くも持っている子がちらほら見ました。巷の噂ではお子さま人気の高いらしいズバーンですが、空劇では出るのかしらね。まあ去年はスモーキーだって出たんだし希望だけは持っておこう。

 入場遅めだったので心配しましたが、1回目はすかいながらも無事最後列ゲット。三脚おったてるので半端な位置だと人の迷惑なんですよ。通常公演なのでまだ撮影オッケー。客席はほぼ満員になりました。役者公演が始まるとどれくらい上乗せされるのかな。

 舞台は塗り直して、ツタ絡まる秘境のイメージから光りはらむ雲をバックにした神殿っぽくなりました。前のもいかにも冒険ぽくて好きだったけど、階段のとこに付けたツタのオプションが邪魔になりそうで正直危なっかしかった。
 ヒロちゃんサファリルックで登場(笑)下げていた地図みたいなのはなんだったんだろう。
 内容についてはですね、良い意味でいかにもお子さま向けでした。楽しんで笑って帰ってくれ〜っていう感じ。
 で、デカ秋公演に引き続きタイム○カンタイム発動。
 面白かったんだけど、見ている子どもたちが声を出す場面が開始前と場面転換時にヒロちゃんにいじられるだけで、ピンチに声援というのがなかったのだけが唯一残念かな。
 それ考えるとしみじみ去年の舞台は構成よくできていたなあ。
 まあお子さまたち充分楽しんでたと思うけどね。私も面白かったよ!
 なんといっても空劇のボウケンショーではネガティブの面々がばりばり目立って頑張ってくださっているので、それがもう嬉しくて。毎回3陣営出てきて牽制したり協力したり。
 それと、毎回プレシャスが話の筋にきちっと織り込まれているのが良いですね。かなり単純な筋立てとはいえ、今回もプレシャスの持つ特質をしっかり活かしていたし。こういう力を持つプレシャスだから、まず悪役がこういうふうに活用してヒーロー側がピンチになって……と。……なんか最近本編ではあまり見ない流れのような気が。
 ラストはこれまた唐突にダンスですよ。最近の戦隊メドレーで。自分としてはやはりノリノリなガジャさまから目が離せません。
 さて、ということは、役者公演では素面の方々がこれを踊らされるわけだ。ボウケンではダンスEDがなかったから初ダンス? 踊るチーフって想像したら怖い。
 今年は去年のヒカル先生みたいに「ダンスが……」といっていじられまくる人いるのかな。チーフとかあやしい、と思いつつ、冬までお預けだけどえーちゃんが最有力だったりして。蒼太はそつなくこなしそうな気が。
 自分はたぶん秋の役者公演は見られないけれど、どの場面がどう素面になるのか想像するのもまた楽し。

 そういえば一部の情報によるとレッドの中の人が変わったらしいけど、自分にわかるはずも無し。言われてみるとちょっとピンのときの動きがゆるいかなという気もするけど、あくまで気のせいの範囲。ただ、取り囲んだ敵を睥睨してすっと歩を進める、という場面が、今回は軽かった気がする。春に見たときは侍のような気迫を背負っていたんだけどね。
 あと、ブルーの人の動きが、全身バネ仕掛けでエネルギー常時フル充填という本編のイメージをばっちりトレースしていたので感激。常に微妙に軽快な動きをつけていて、何かあれば弾かれるようにアクションしそうな感じがナイスでした。
 今回初登場のシルバーですが、想像以上に蛍光オレンジが目立つ(苦笑)
 ものすっごくスレンダーに見えたのでスーツの功徳かと思いましたが実際にかなり背が高くスタイルの良い方だったようです。銀スーツってヒップラインがかなり目立ってドキドキ(←変態)
 いやでもボウケンのスーツってスタイル良く見えますよね〜。縦のラインのおかげもあるけど、胸のところにコンパスマークがついているために胸筋がぐっと張ってみえてかっこいい。

 2回目の集合時間のちょっと前、ベンチスペースでビデオのテープ取り替えていたら2歳足らずぐらいの女の子が至近距離に寄ってきてじっと私の顔見てたんだけど何だったんだろう。ビデオに興味持ったわけでもなさそうだし、私が変な顔してみせても反応なかったし。
 2回目の開場待ちで、丁度階段斜め前に並べたので、隣で寝た子抱いてお疲れ顔のお母さんに「この位置からだとお出迎えのレッドが走って出てくるのが見えるんですよ」と勝手に教える怪しい人になってみたり。

 せっかく番号整理券取れたので、ファミリー(予定)席の後ろ右隅に陣取って動かない私。だってだって、三脚邪魔にならない位置って限られるんだもん。
 2回目のビデオがガジャさまスペシャルになったことは言うまでもない。
 最後方と違って中程の席に座ると観客の反応がより熱いですね。ダイレクトに響いてきます。笑わせシーンで子どもたちが受けているのも伝わってきて和んだし。シルバー登場にワッと沸いて、一部のお母さまが立ち上がりそうに(笑) お母さま方って正直だ。

 レッドとの撮影会で、ついレッドのいる後ろを振り向いちゃってカメラの方を向かないお子さまや、ポーズを取ろうとするんだけどその前にフラッシュ焚かれてしまって間に合わないお子さまやらを微笑ましく眺めつつ……
 自分はこの空間が好きなんだな、と思った。
 子どもたちの喜びと、子どもを喜ばせたい親の思いが一杯詰まった場所。
 始まるまでのわくわくと、見ているときのびっくりドキドキと、大好きなヒーローと握手できた、あるいは写真が撮れた誇らしさ。
 そこに親御さんのああ疲れたや財布が痛いなどのため息も混じっているけれど(笑)
 「嬉しい気持ち」のおすそ分けをもらえるから、自分は遠くから空劇に足を運ぶのをやめられないんだろう。


 まったく関係のない話。
 お昼に水道橋駅近くを歩いていたら、日陰なのに自分の足元に影が二つできていた。影の反対方向を見上げると、東京ドームホテルが太陽を照り返していた。もう一つの影は、そのドームホテルの光を別のビルがさらに反射したものだった。鏡張りってすごいのな、と感心しつつ……この大勢の人たちの中でそんなことを考えているのは私一人だろうな、と思うのであった。
2006年10月10日(火) (特撮::イベント・ショーレポ)

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