蒼太が海から上がろうとする島田さんに伸ばした手を、もう少し長く映してほしかった。 校長室でイスにふんぞり返っているヤイバの図には笑った。
えーちゃんと真澄はチーフをからかいすぎだと思った。
ブルーのくるくる落下にちょっと喜び、上ってきた後の仕草にも喜ぶ。たまに大写しになるとやはり良いお仕事をされている、タケウチせんせい。
余談だけれども、映士は普通に入院して、亜種が混じっているからといって何か違うこととかなかったんだろうか。こっそりサージェスドクターが体いじり倒してデータ取りまくっていたりしないだろうか。
こんな感じで。 あとはとりたてて書くこともない、というかこれ以上考えようとするとストッパーがかかるというか。 ……考えると、たぶんまた、ボウケン好きな人が読んで不快なことしか書けないと思う……から、考えたくない、というか。
でもつい考えちゃったけど。
とりたてて面白いとは思わなかった。 でも、悪いとも思わなかった。
他の人の評価を考えるとまたうだうだ思考のスパイラルに陥るし、どうしても嫌味な書き方になってしまう自分がいるから、そのへんどうにかすりぬけようとあがきつつ……。
島田さんに向いていないからやめたほうがいいとスパッと言ったのは、蒼太らしかったのかな。らしかったと思うんだけどな、自分的には。少なくとも他の5人の誰かの役回りじゃないよね。クールとかいう言葉を使うとちょっと違うような気がする。蒼太的にあれが一番適切な対処だったんだろう。
島田さんの、子どもの頃に冒険映画見てうんぬんっていうの、なんかこう笑えないというか、しんみりと聞いてしまった。 自分にとっても、冒険のイメージって、映画とかアニメからきたものしか無いんだよな〜。もっとも某アメリカ人考古学者映画は、自分にとってだいぶ遅くやってきた作品なんだけど。 そんな浅薄な考えで、冒険とはどうこう、とこういうところで語ろうとすること自体おこがましいんだよな、という気持ちはいつもつきまとう。 ボウケンについて語ろうとするといろんな引け目だらけだ。 そして……「ワクワク」……子どもの頃テレビや映画を見て感じたような冒険のわくわくをボウケンジャーから感じているか、というと残念ながらノーとしか言えない。 ロボット同士のどつき合いってそれ冒険じゃないよね、島田さん。
……でも、島田さんはちゃんと、ひとつ踏み越えて、その先に行ったんだよなあ。 未知の世界を行くことが冒険だというのなら、彼もまた……。
話変わって。 予告見て「へー、そう」としか思えない。 正確にはテレビ情報誌の予告を見たときから、かな。 ここでやっと菜月の過去を出してくるってわけなんだけど、正直あーあーはいはい、って感じ。引っぱりすぎなのか、引っぱりきれてなかったのか、自分にはもう興味の糸は切れた後。 ただ、レムリア関係有りってどうなのよ。それならそれでズバーンの回の時に少しでも伏線張っておけばいいのに。 それともアレ? 自分が見落としていただけなのか?
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