良ちゃん……。 事前の売りは「史上最弱のライダー」だったらしいけど、この子のどこが最弱だって? デンライナーの中での会話とか、ものっそいオットコマエだったんですけど! ていうか、ちゃんとしゃべれるんじゃん。(さすがにやーさん前にしたときとかの口調はちとうざい) カツアゲされ慣れ過ぎてて、とりあえずお金渡して回避しようとする描写はさすがにどうかと思うけどな。 もしかすると一番怒らせちゃいけないタイプかもしれない良ちゃんだけど、怒る理由が自分がどうこうより人様を傷つけたことっていうのが、彼の強靱さを物語っている気がする。というか、このとき一瞬とても悲しげな、どこか諦めに満ちたような顔になったんだけど、良ちゃんは日々の不運とは別レベルの無くし物をした事があるんだろうか。言及はされてないけど、彼の両親関係かなと思ってみたり。(ていうか勝手に姉と二人暮らしだと思い込んじゃってたけど、普通にピンピンしてたらどうしよう)
お姉さんの淹れるコーヒーはデンライナー食堂車のそれとはだいぶ違うらしい。あっちはなんかガソリン入れるみたいだし、それよりなによりあの体に悪そうな原色の物体はなんなんだ。そんなんでも喜んで飲んでるモモタロ素を見てると、姉さんのコーヒー飲ませてあげたくなるな。デンライナーの外では実体化できないらしいので無理かな。良ちゃんの体乗っ取ってるときに飲めばOKか。
普通にデンライナーに乗ろうとするとゾロ目の“停車時刻”を待たなきゃいけないらしいけど、電王になってイマジン追いかけていくときは関係なしに呼び寄せられるようで、その辺の仕組みがまだいまいちわからぬ。 過去の歴史を変えられたら今や未来が大変な事になる、とか言っていたわりに、今回もヘタレミュージシャンくんがオーディションに間に合うようにしてあげたりして、それも立派な歴史改ざんだけどいいのか? とか思ってたら、結局オーディション落ちて事実関係ほとんど何も変わってなかったそうで。 ……良太郎くんは間違ってるかなとかいってたけど、やることやって納得したんだからヘタレくんの気持ちには天地の差があると思うので、良かったんだと思う。たぶんそれはオーナーもわかってるんじゃないのかな。
それにしても電王ブランク体……じゃなかったプラットフォームの弱さはただごとじゃなかった。凄すぎるよ高岩さん。 良ちゃんの「『ごめんなさい』は?」がまるで悪さをした小さな子どもに対するお母さんのようだった。 さんざ焦らされて「ようやく参上」なモモタロ素のいきなりクライマックスな必殺技、「パートトゥ、ダッシュ」ってどこが違うのかわかりませ〜ん、と叫んだら良ちゃんが「同じじゃん」と突っ込んでくれました。
次回、もう二人目の太郎の登場か。少なくともベルトのボタンの数だけは出てくるはずだから、食堂車は控え室状態になりそう。車両増やして寝台車とか作ってあげてください。
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