++たらたら日記++

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DVD『闘え!クロスダイバー!!』視聴

 ヘロヘロQカムパニー2006年1月公演のDVD。

 ヘロヘロQカムパニーって有名どころなんでしょうか。
 なんかチケットもすぐ売り切れになるみたいだし。
 座長の関智一って人も名前だけは聞いた事あるんだけど、演劇関係の知識ゼロだから。

 ……(ここでちょっと検索してみる)……

 えーっと……そうか、演劇というよりアニメ関係の超有名どころなわけか……。
 自分のアニメ関係の知識は25年前の時点でぶっつり途切れているので、それ以降の事は皆目わからない。
 ファンの人には怒られそうだけど。

 そんなんで何故わざわざ購入したかというと、2004年夏のスカイシアター仮面ライダーショーで上級アンデッド・ジークフリード役を演じた西沢智治さんが客演していると聞いたから。
 歴代ライダーを相手にして一向に引けを取らない存在感が脳裏に焼き付いていまだに離れぬのですよ。

 このクロスダイバーの公演には石森プロが協力しているようで、ヒーローのキャラクターデザインおよびチラシのイラストは早瀬マサト氏が手がけています。
 内容的にも改造人間の苦悩ということで、石森ヒーロー物の香りが色濃く漂っています。

 以下、ネタバレあり。



 なんというか、見る側にお約束を理解する能力が求められるな、と思いました。
 漫画やアニメの小ネタや楽屋オチはまあ置いといて。
 特撮モノ特有の怪人のメタモルフォーゼ等の描写を、「表現しているつもり」だから見る側も「そのつもり」で脳で補完して見てね、みたいな。
 主人公の変身後の3つのモードを、それぞれ違う役者さんが演じるというのも最初戸惑いました。仕組みを理解してしまうと、いい表現方法だなあと思ったのですが。
 一番面食らったのが、人数の関係だとは思うのですが、モブシーンで主要なキャストも参加してばっさり切り捨てられたりしていることでした。場面によって、ここは名無しさんなのか、その役での登場なのか、判断に迷わされました。
 パントマイム的手法もかなり取り入れられているようで、「今何を表現しているのか」を見る側が読み取る必要がありました。
 2時間15分の長丁場だったので、後半だいぶ慣れましたけどね(笑)
 話がどんどん尻上がりに「熱く」なっていったので、面白かったですよ。
 「新世紀石森ヒーロー」という謳い文句に偽りはなかったです。

 お目当ての西沢さんは想像以上に重要な配役でびっくりしました。
 主人公の変身後の3形態のうちの一つだったのです。
 「地下(マグマ)」「天空」「海底」の三要素のうち、空をゆくものの役。
 大地の戦士役がガッチリどっしりしたタイプの方で、西沢さんがスレンダーなので対比が凄かったです。
 主人公と変身後の人格は正確には同一ではないのですが、そのなかで比較的理性が残っている状態ということで、かなり重要な芝居場も回ってきてました。
 アクションやポージングがイカしているのは当然なのですが、声がとても綺麗に通っているのに驚きました。くせのない良い声をされています。
 特典映像の練習風景で全身タイツ状態で映りまくっておられまして、いやそこまで望んでないんだけどと焦りつつ、本当にすらりとした体型のおかげで、普通「全身タイツ」につきものの滑稽さがほとんどなくて助かりました(笑)

 そうそう、DVDには別録りのOP映像が挿入されているのですが、その中の変身後の主人公はリュウジンオーの中の人でした。ヘロQの公式見ると別の公演で客演もされているみたいですね。
2007年02月28日(水) (感想)

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