今から2年半前に公演された「劇団たいしゅう小説家」の舞台。 仮面ライダーφ’sの面子が三人出たということで当時特撮誌にも記事が載り、その後DVD化されたことは知っておりまして。 興味を抱きつつも生来の面倒くさがりのためずっとお知らせ記事を睨んでいるだけだったのですが、最近綾野熱が上昇してきたので思い切ってネットで適当に検索して購入。家から一歩も出ずに届くとは便利な世の中になったものだ。
舞台のDVDを見るのは初めてですが、アングルとか工夫してあって楽しめました。まあ、全体の動きを見たくても特定の人物のアップになってたりするのは仕方ないですね。ほんとは生で見るのが一番なんでしょうけど。田舎者(しかも土日に休めない)はつらいです。
シェークスピアの戯曲を下敷きに、信長・秀吉・光秀が出てくるわけですが、ほとんどおおまかなイメージだけ借りたパラレルと言っていいなんちゃって時代劇で、史実とかまじめに考えちゃダメよ、な世界。 一応綾野氏目当てに見始めたのですが、次第に話に引き込まれてました。普通に面白かったです。2時間あっというまで、勢いで特典ディスク(1時間)も見ちゃった。 ていうか、男衆たち舞台の上だと3割増しで男前に見える気がする。 信長=カイザこと草加こと村上幸平氏はちょっとうぶで奥手でかわいい理想主義者。文字にすると違和感あるけど可愛かったんだから仕方ない。あ、この人ハンサムだったんだと初めて思った(苦笑) いやさ、いままでデビルスマイルのほうが印象きつくて。相手役の濃姫は三船美佳さん。男前でカッコイイお姫様でした(何か違う) このときお腹にお子さんがいらしてたんですね〜なんかすごい。 秀吉=スパイダーオルフェノクこと澤田こと綾野剛氏(「つよし」ではありません「ごう」です)は女好きなお調子者で泣き虫。前半はひたすらコミカル部分担当でひっきりなしにしゃべりまくり変な動きをつけまくってました。あんなに声が通ると思ってなかったし、動きのキレがいいのも意外でした。終盤の美丈夫ぶりとの落差がたまらぬ。 光秀=スネークオルフェノクこと海堂こと唐橋充氏(うわ、いま「海堂」が数年ぶりなのに一発変換できたことに感動)はシリアス。一人ドシリアス。格好つけてんじゃないぞカラハッシーっと叫びたくなるほど。でもって腹黒だ。 特典の練習でみんな浴衣着てるのがかわいかった。
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