リアルタイムで見ていなくて、世間の動向全然知らなかったんだけど、特番が作られるということは人気とか反響があったんでしょうね。 よくわからないけれど、そもそも深夜枠で玩具スポンサーもなしに、こんなにやたら手間と金がかかりそうな番組が作られた経緯っていったいどういうものなんだか。
この特番、CSのみの放送ということなので、見られない人も多いということで一応表示を畳みます。
冒頭、対蜘蛛ホラー戦。いきなり目からにゅっと伸びる手に笑わされて、掴みはオッケー(笑) 死体遺棄をもくろんでいたカップルを今回の敵さんが襲うシーンで、ダンナがしみじみと「これのスタッフにはかなりの脚フェチがいるな」とつぶやいたのでありました。「ここ!という角度で絶対映してくるもんなぁ」と。 七日間かけてアモン法師のおつかいにやってきた魔戒法師の卵・鈴。プリンを知らないってどういう暮らしなんだ魔戒村(違) 彼女のいたずらで焦げちゃったカオルの絵。鋼牙が怒らなかったのはえらいなあと思う。 リンの言葉「魔戒騎士って笑わなくなるの」というのは後への伏線。 今回の特番では、本編では触れられることの無かった鋼牙の母がクローズアップ。 回想シーンで大河パパ(出てきてくれて無茶嬉しい)と立ち回りをするママンを見て、女魔戒法師は美脚でなきゃ勤まらん決まりでもあるのだろうか、とかつぶやいちゃった。 しかしすぐに通路に入ったからいいようなものの、あんな風呂敷背負った女の子を引っ張ってずんずん歩くコートの男いたら通報されそうだ。
しかし今回の主な舞台になるカンタイってどういう場所なんだか。かなり北のほうらしいということと魔戒法師が大勢住んでるらしいということしかわからんけど。ていうか耳で聞いても漢字がわからん〜。ずっと封印してた特撮雑誌引っ張り出してきて確認してみたら「閑岱」らしい。ていうか表示されるのかこの漢字。
カンタイで鋼牙を迎えたのは魔戒騎士の卵(?)たちの手荒な歓迎。そして鈴の兄である魔戒騎士・翼。衣装が凝ってるな〜。動きに合わせて広がるようにひだ寄せてるから布の量がすごいよ。この堅物翼くん、邪美を復活させる目的の鋼牙にやたら噛みつくんだけど、その様子見て「邪美が好きなのね?」というのが我ら夫婦の統一意見だったんだけどな〜。後半兄妹の情愛に話のポイント絞られちゃったから確認できなかったな。でも絶対そうなんだと信じてるよ(笑) そのころ零は東の番犬所で正式な依頼を受けてカンタイへ儀式の警護のお仕事。これに対しては翼は握手を求めたりして「態度が違う!」とダンナが叫んでおりました。 翼は白い騎士に変化するけど、バックの文字がさっぱり読み取れないので名前わかりません(涙)
前編でこなすべきミッションは邪美復活。 なんとかの森への扉を開いて、それをキープするため灯りを手に立つ鈴ちゃんにはお化けたちがちょっかい出しまくり。 しっかしザルバ、記憶一回なくしたわりに以前とまったく変わらず鋼牙と息ぴったしだわね。 邪美をその身の内に宿した魔戒樹は、鋼牙にさまざまな人の幻と戦わせる。というわけでそれどんな総集編というかオールスター総出演。カオルあいかわらず滅茶苦茶動けるし。父・大河との戦いで、父の姿を剣で貫いた鋼牙に悲痛の色が浮かび、大河の幻はほんのわずか満足そうな顔をみせたように思ったのは、あくまで自分の思い込みが見せたのだろうか。 魔戒樹がひたすら邪美を我が子と呼んで外界に晒すのを拒んだのは今回の裏テーマ「母の情愛」に絡めての描写なんだろうな。 魔戒樹のトゲトゲ攻撃を轟天号がその身で防いでたけど、あのお馬さんもやられすぎたら消滅したりするのかしらと心配してしまった。しかし、斬馬刀でかすぎ。 このときフッと浮かんだ鋼牙の母の像が口にする言葉、なんとなくそのまま意味が通じてしまった。母音の響きで。「大丈夫。あなたを守ってあげる」と。
前編のEDのバックにひたすら映る邪美のポーズ集に「これって視聴者サービスになるのかしら……」とつぶやいたら「サービスです!!」とダンナに力強く返されてしまった(^^;
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