早く書かないと忘れる〜。
22話。 決戦前夜。 カオルの首にあらわれた刻印は別に浄化のときに下手を打ったわけではなく、それよりもっと以前、少女の頃にバラゴに贄として選ばれたしるしだった。 バラゴはカオルと周囲の事をずっと監視してきたということなんだろうけれど、もし時が満ちる前にカオルがホラーの返り血によって死んでいたらどうする気だったんだか。 とりあえずカオルのいろいろアレな星回りはずっと前からだったということで。 裏側がいろいろ一度にわかってきて、とりあえず誤解は解けたものの、表面は角突き合わせまくりの鋼牙と零……にくらべてなにやらいいコンビを呈しているザルバとシルヴァ。「零、一言多い」「鋼牙が一言足りないからよ」のやりとりは素敵でした。 絵本の最後の頁に子どもたちが思い思いの絵を描く、というのは大事な伏線になりそうな、と思った事でございます。
23話。 3人の白チビ番犬たちがまとまって黒くなっちゃった。 バラゴの正体があの先生だったということは、カオルが一度逃げ出して泊めてもらったとき、彼女のいうことをすべて信じると言った時点で確定だと思った。普通ならとりあえず首傾げるよ。 というわけで、お姫様を攫われた二人の騎士は、姫を取り戻すべく魔物の住む高い塔へと駆け付けたのでした。 ……この番組ってデザインとか斬新なんだけど、ふと気が付けば物語の枠組みとしては非常に古典的な流れになってきている。別にけなしてるわけじゃなくて、古典的ということは、それだけ人々が好み、心を揺るがせ続けてきたということだから。 コダマが黒いお姉さんの息子だった、ということより父親は誰かということが気になります。バラゴさんじゃなさそうだし。 コダマさんも鎧形態になっちゃったよ〜。 99.9秒を過ぎて変身しようとするとあんな化け物に暴走するものなのか、今回がたまたまなのか。とりあえず押さえておきたい力を求めるあまりの暗黒面暴走。お約束というのは気持ちのいいものです。友情によって克服するという結末も含めて。
24話。 とりあえずもうお話を進める必要はないので、ひたすらアクションアクションアクション。30分が長かったです。 黒いお姉さん(えーと、面倒なので公式で名前を確認)……ガルム嬢を抑え、ここは俺に任せて先に行け、な零を見て。 「ラブラブのほうもべたべただけど、いつのまにやら友情も暑苦しくなってきましたな」とつぶやくと。 「……でも戦力は分散させないほうが本当はいいんだけどね」と返すダンナ。 それにしてもガルムの変身体……ちょ、その胸……いいのかそんなエロくて。 何べんもヒールで手を踏まれる零は気の毒だ。 そしてシルヴァ姐さんはイイ女だ。 いままでチラホラ出てきていたホラー語だけど、今回固め打ちされたの聞いて、語感としてはかなりグロンギ語に近いと思った。おそらく子音の単純な置換だけのようなので、ある程度サンプルが集まれば変換表は作れそうだ。 とりあえずこの回の個人的吃驚ポイント。メシアの憑依したカオルのアクションがめちゃくちゃキレが良かったということ。威厳を含んだ迫力のある声も今までとはまるで別人で、女優さんの幅の広さというものに感服しました。
25話。 ラスボスさんが……。 なんで魔物なのにメシアなのだ、とか。 それどんな仏様なデザイン、とかいうのはおいといて。 エロい。エロいよ。 白く処理した画質のせいで東洋人の肌のきめの細かさが際だちまくりなのがまたエロ度を上げております。ああ、触りたいとか思っちゃったよ女なのに。 Tバックな後ろ姿がまた……(滅) あれで平常心で戦える鋼牙はある意味偉いというかどこまで朴念仁なんだというか。 まあそれはそれとして。 あくまで守られる対象であったはずの少女が、自らの想いを虚空に描く事によって、逆に自分を守ろうとしていた騎士を助ける、というのはお約束なんだけど、やっぱりイイ。 額撃ち抜かれてあっさり倒れたラスボスさんだけど、またそのうち起きてくるんだろうな。 前回あっさりやられちゃったと思ったバラゴさん、意地でトリを勤めます。 ひたすら滑空する輪っかに一体どういう仕掛けなのか首ひねりつつ、相変わらず他に迷惑かけまくりな戦いっぷりに苦笑い。 あれに追いついた零には思わず「どうやって来た!」とまじツッコミを入れてしまったわ。(横でダンナが苦笑してた) なにはともあれ大団円。 力を使い果たして砕け散ったザルバが再び戻ってきて、でも記憶は失ったというのが個人的にすごく萌えのツボを押されまくってヤバイです。性格まったく変わってないところがなんとも。 絵本の最後の頁は、見た者それぞれが胸の中で思え、ということなのね。
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