相変わらず、廃人にならない程度に某動画に入り浸っている。(キャパシティ低いのであまり大量に見ると頭パンクするからほどほどに)
思うんだけど、ボーカロイドオリジナル曲でボカロのキャラを主題にしたものって、「人間ではない(ソフトである)自分」を悲しむテーマがぽろぽろ目に入る気がする。 この「人ならぬ我を嘆く」という主題って、漫画でもアニメでも枚挙に暇がないけれど、日本人特有の感性なんだろうか。海外でもアメコミヒーローものとかで特殊能力を持ったキャラが大勢いるみたいだけど、彼らもこんなにウェットだったりするのだろうか。触れたこと無いからわからないけど。
少しだけ論旨がずれるけど、前にどこかのサイトで、手塚治虫氏と石ノ森章太郎氏の作品における身体と精神の関係について述べてるのを見たことがある。 手塚氏の作品では頭脳をロボットに移し替えたり、脳移植で別人の体に入ったりする描写があるけれど、あくまでも己は己であって当人達に違和感は少なく、肉体は頭脳の入れ物にすぎないというとらえ方をしている。これは手塚氏が医師である点が大きいかもしれない。 一方石ノ森作品では身体を喪失した登場人物たちは、己が不完全な存在であるという意識に苛まれ続ける。心と体は本来分かちがたいものという描き方である。 ……とまあ、随分昔に読んだ記事だったので正確には覚えていないけど、ニュアンスはこんな感じで、なんだかひどく納得した覚えがある。
なんでこんな話をだらだらしてるかというと。 本日9月19日はサイボーグ009の004ことアルベルト・ハインリヒの誕生日とされている日なのですわ。
このあいだ、同僚と漫画の話をしていて、「Meさん(仮名)は漫画のキャラで誰が好きなんですか?」と訊かれて、彼の名を答えた自分が不思議だ。 なんか、とっさに、他に浮かばなかったんだ。 漫画で、という縛りであって、アニメやゲームや特撮を含まない前提での答えだったけど、もしそれらを合わせたとしても、同じように答えたかもしれない。
おめでたくないかもしれないけれど、この世にあらわれてくれてありがとう。
えっと、ネタを振り損ねたけど、トルーパーの幻魔将こと螺呪羅も誕生日だそうで。 昔の人なので年は正月にとるものかもしれないけど。 謹んでお喜び申し上げまする。 魔将親衛隊の称号はずっと背負っていきます。
ああ、なんとか当日に間に合った。
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