はじめテレビ番組雑誌で記事を見たときは「ケッ」と思ったのですが、脚本が「野ブタをプロデュース」の人だと知ってとりあえず初回は視聴決定。 結論。原作とはまったく別物ですがこれはこれで面白かったです。 原作よりだいぶ青臭かったですが。
原作から持ってきたのはニコの七色の声と特別な耳、「世界で私一人だけ」という台詞だけですね。なので、OPで原作の絵が流れるのはどうも見ていておさまりが悪い。黒田硫黄って一般的には知られてなかろうに。
今回の話の結末はもちろん予想の範囲というか必然だったわけですが、もしかしたらその辺適当にお茶を濁してくれないかという期待もあって……。でもきっちりと描いたうえに、ごまかさずに“主人公の所為”だと伝えるシビアさは悪くなかったです。 自分一人で生きてるつもりでいても、否応もなく誰かと繋がっていて、自分の起こしたことで誰かが死ぬこともある。 そして、目の前には無数の人の生活がある。 そしてそのことを知った胸の痛みを支えてくれる大人がいる。 うん、青いな(笑) こういうの嫌いじゃないけど。 原作のニコは中学生だったけど、どこまでも「女」だったけどね。 それを実際の中学生使って画面に見せるのは無理だろうとダンナは言うし、その通りなんだろう、うん。
しかしひさしぶりにドラマをリアルタイムで見るとCMの多さにめげる。
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