映画には興味を引かれつつ、映画館に足を運ぶまではしないような気がする。1年後くらいにCSに来るのを待とうかな、くらいで。(因みに原作未読) でもまあ、ドラマは見てみることに。 マシントラブルで最初の3分ほど見損ねたけど。
後半のほうで、あまり気を入れて見ていないふうだったダンナが「もう少し心理ゲームっぽくするかと思っていたのに」とぽつりとつぶやいた。 たしかに、パッと見の印象と違って、情で押してくる話だった。 父親と見せかけて実は……というフェイクも一瞬期待したけど、どストレートに情愛持ってきましたね。 ただ、個人的には昨今流行の心理的駆け引きでみせるタイプの漫画やドラマはあまり惹かれないので(頭悪いのでついていけない)、こういう昔ながらの情で動く話のほうが取っつきやすかったです。 それでも脚本はかなり残念な感じではありましたが。 ゆうきさんが顔見せだけでキャラづけが分からなかったとか、お父さんが刺客から逃げるにしろ何故死体偽装まで飛躍するのかとか、MWて言葉が唐突すぎて映画への伏線にもならないとか、まあいろいろ。 それでも真剣に見入ってしまったのは、主演の佐藤健くんの力でしょう。 あの若さでほぼ出ずっぱりオンステージな主演を任されるというのはすごいなあ。 自分は電王以来、ルーキーズもメイちゃんも見ていないので、かなり久しぶりに彼の演技を見たことになるのですが、声の低さと、画面に非常に美しく映える様子に感心してしまいました。
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