DVDで見られる分は全部見た。 新作は借りられる期間が短いから一気見です。 ヤプールとヒルカワの出てくる話で、ミライが人の愚かさを突きつけられて攻められていたけれど、考えてみたらこの40話越えてきたところで初めてこの展開って……ミライって過保護状態だったんだなあ、と。 サコミズ隊長に見守られて、ガイズのメンバー達に首傾げられつつ受け入れられて。悪意らしい悪意に触れることなく過ごしてきた。 人間と非人間の軋轢というのは番組によっては大きな軸になるけれど(あ、別に特定の作品差してるわけでありません)、たぶんメビウスではそれは焦点ではないんだろう。 自分の曖昧な記憶を辿る限り、ウルトラマンは地球を守るヒーローであり続けたもの。 (ここで具体的反論出されてもぐうの音も出ませんが)
ただ、ふと、自分に棘のように刺さってることがある。 テッペイくんの恋バナのとき、彼はその回、ずっと最後まで「ミライくん」とも「メビウス」とも呼びかけず、「ウルトラマン」と呼んでいたんだよね。 彼にとってメビウスは大切な仲間であることは間違いないんだけど、それ以上に、彼が「ウルトラマン」という存在(個々のだれかというわけでなく)に抱いている、担うべき役割というか在るべき位置づけを体現する存在であって欲しいのではなかろうか。 その微妙なズレがこの回特定のものなのか、今後も見えないところで引きずり続けるのか気になるところ。彼は彼の頭の中にウルトラマンと怪獣の住む「在るべき世界」を飼っているような気がするから。 ……はい。今さら告白いたしますが、自分は電王ゲストの中の人繋がりで、テッペイくんにハマっています。毎回毎回凝視!(笑) チラ裏で萌え語り倒してます(汗)
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