CSをザッピングしていたら、富野監督イデオンを語る、みたいな番宣をしていたので、硬直してしまった。 ファミリー劇場で先日からイデオンを流していたらしいんだけど、劇場版もやるので、その前座として15分の特番を放送する、ということらしい。 DVD持っているので本編スルーして特番だけ録画した。
15分番組のうち、3分がCM。3分がなぜかガンダムの映像。たぶん監督のプロフィール代わりなんだろう。5分がイデオンの紹介。映像のセレクトは微妙。監督のインタビューは実質3分ちょっとしかなかった気がする。
アニメから足を洗っておよそ二十年。雑誌などもまったく手に取ることもなく、一般の週刊誌に富野氏が載っているのをたまたま見て、知らないうちにすっかり好々爺になったと驚いたものだ。
今回の番組で「ロボットものに愛もロマンもない」とパッキリ言い切っちゃうところは全然丸くなってないけどね(笑)
……そうだね、イデオンで行くとこまで行っちゃって、そのあと色々作品あったけど自分はそこで止まってしまったかな。
それにしても番組ラストの死亡シーン詰め合わせは笑った。 撃たれて撃たれて吹き飛ばされて撃たれて爆発巻き込まれて。 最近のものは全く知らないからそれが今となってはぬるいのか否かもわからない。
それにしても、イデオンという単語に触れるたびいまだにフリーズする自分に笑う。 好き、とは違うと思う。 DVD持っているけど、とても見返す気にはなれない。 自分の聖域でありトラウマで。 これのせいで自分の性格歪んだとずっと思っていたけれども、今思うと中二病真っ盛りでほぼ社会不適応状態だった自分がこの過酷な第二の現実とシンクロすることで、救われていた部分は多かったのかも知れない。
……ところで、なんの前置きも無しに接触編流すのはまずいんじゃないかしら。打ち切りで未放映になった残りの話を日の目見せるために、むりやりくっつけた総集編だからかなりガタガタの代物だってこと言っておかないと、ねえ。
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