なんだかひとつ前の記事、コメント数表示が変だなあ。 自分が追記した一つだけのはずなのにコメント数3になってる。
知らないうちに東映チャンネルでアクエリアンエイジ劇場版を放映していたらしい。しまったな。綾野さんが出演しているから、コレクターアイテムとして押さえておきたかったのに。まあ、見返すことはないだろうけど。 DVDも出てるけど、この作品に関しては、これ以上びた一文使いたくない。というか、作品を受け取る側の責務として、使ってはいけないのだと思う。中二設定に若いイケメン揃えてれば良いんだろうというような安易な企画と、破綻以前の問題のシナリオで、稼げるだなんて製作者側に思わせてしまってはいけない。 できることならナビゲートDVDと本編のチケット代パンフ代、取り返したいくらいだ。 で、この映画、話が始まる前に終わってるのはともかく、個人的に腹が立つのが、役者陣の演技が棒にしか見えない事だ。以前の感想で綾野氏が棒に見えて悲しいと書いたけど、主演の桜田通くんも細っこい大根転がってるとしか見えなかった。それが、さら電を見たらずいぶんと良い感じの印象を与えてくれたので、やはりこれは撮し方が悪かったんだと思う。
ぼちぼち冬ドラマが最終回迎えてるので、見たものについて少々。
ヴォイスはねえ……。 いつもすごく強引に良い話にしようとしていたけど、正直ぜんぜん良い話じゃないよ、どれも。例えば、小学生が級友に囃し立てられてアレルゲン食って死にかけて、「誇りを守ろうとした」とかって……。「アホか」と一言吐き捨てたらダンナに笑われたわ。 自死の価値をどうこう言う資格が自分にあるとは思わない。ただ、安直に誉めたたえるような描写が繰り返されるのは、あまりにも人の命を軽視しているとしか思えない。俳優陣のがんばりがむしろ悲しかった。
ありふれた奇跡。 なにこの橋○○賀子ドラマみたいな急転直下の最終回大団円は。 ご都合主義にも程がある。 本人たちも周囲も何あっさり心変わりしてるんだよ。 うーん、暗いなら暗い、救い無いなら救い無いで押し通してくれりゃよかったのに。 全体を通して言うと、お兄ちゃんの描き方は良かったよね。本人の演技も。あのちょっとしたことで落ち込んでは「はぁぁぁぁ〜〜〜っ」とため息をつくたび、こっちはついつい微笑んでしまって。 お兄ちゃんがお嬢さんを好きなのはよく伝わってきた。綺麗で聡明で、お嬢様で、そういう女性とそばにいられるだけで舞い上がってしまうというのはよくわかる。 んでも、お嬢さんのほうがお兄ちゃんのことをどう思っていたのか、正直わかんないんだ。 彼は優しくて真面目で実は勇気のある人だ、という認識はあるんだろうけど、それが彼女の中にどう響いていったのかが今一つ見えてこない。というか、彼女は自分自身のことしか見えていなくて、彼のことを自分の傷ついた心の受け皿としか思っていないんじゃなかろうかという不安が見ている側にあった。 気まぐれで彼を呼び出して、お兄ちゃんがもう端で見てて恥ずかしいほどに浮き立ってるのが見え見えで、なのに第三者も呼んでたり、デートじゃないと突き放したり。なんかこう、見ている側はすっかりお兄ちゃんに感情移入してるから、見ていて落ち着かなくて落ち着かなくて。 無事結婚決まったようだけど、お兄ちゃんはこれからも苦労するんだろうな。 で、番組中最後まで清らかな仲だったらしいことが笑える。
なんか電池が切れてしまったので、他の番組はまた今度。
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