毎号欠かさず……とはいかないけれど、コンビニで見つけたら買うようにしているのが時代劇専門漫画雑誌「コミック乱」および「コミック乱ツイン」。実は両者の違いが自分にゃちゃんとついてなくて、鬼平が載ってるほうと梅安が載ってるほう、というか、風雲児たちが載ってるのといないのと、程度の認識でござるよ。「もやしもん」の石川雅之さんがドシリアス短編を載せてたのはどっちだっけか。 で、その鬼平載ってるほうの最新号に、塩川桐子さんの読み切りが掲載されていてラッキーって気分。 江戸時代の浮世絵がそのまま抜け出てきたような変わった絵柄で、一目見たら忘れられない。ていうか私単行本持ってます。プチフラワーに載せてたのをまとめたやつを。 冷たい雨が胸の奥に染み入るような切ない話も描かれるけれど、個人的には人情噺系……素直になれない男女が周囲のやっさもっさでほっこり小さな幸せを手にするような話が好き。 今回のお話はまさにそれで、読み終わった後なんとも良い心持ちになりました。 ハッピーエンドであれアンハッピーであれ共通しているのは、不器用な生き方しかできない男女の懸命さ、愚かさとそれゆえの愛おしさを丁寧にすくい取っていることでしょうね。 しかし猫飼ったことがないからわからないけど、カツオ節はやっぱりかいて餌にするものなんでしょうか。それともまんまガリガリ?
web拍手を押してくださった方へ。最近きちんとお礼を申し上げていませんでしたが、感謝しております。本当にありがとうございます。
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