だ〜いぶ前に録画しておいた「世にも奇妙な物語」を、見るべき番組の無いときに、1話ずつ見ることにしようか……と本日2話目。 人の生命力の強さが見えるとか、自分の生命力を人に与えるというのは、まあよくある話かなあ、と。いい話だったけど、「世にも〜」にしては毒気が少なかったような。結局誰も不幸になっていないもんね。ついついパタリロのあの話を思い出していたわ。 ちなみに、ちょっと前に見た1話目はなかなか良かったです。リリカルで、結末は残酷で。死んだ恋人がビデオカメラのファインダーの中にだけ映る、というアイデアがいい。その感傷的な四角い小さな世界にひらめき笑う女性、というファンタジックな役柄を池脇千鶴さんがよく演じていた。きっと他の女優さんだったら雰囲気がまるで違っていただろう。しかし、いまだについ「ましろちゃん」と呼んでしまうわ。俳優さんのことを最初に顔を覚えた役名でいつまでも呼ぶのってうちだけかしら。もういい娘さんのはずなのに、どこかまだあどけなくて、声を聞くとふんわかした気持ちになる。でも今回は、次第に男の甘い夢の対象ではなくなっていく様子がじわじわ伝わってきて、演技に舌を巻きましたよ。
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