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セカンド・バージン 1話〜4話

 ドラマ「鈴木先生」がよっぽどお気に召したらしいわがダンナ。先生の中の人が「セカンド・バージン」で世の奥様方に「ハセヒロ様」と呼ばれブレイクしたと聞きつけて「じゃあ見ようか!」と。(ダンナはほとんどのドラマを録画して塩漬けしている)
 自分的には綾野さんが出ているらしいので一応録画はしておいたけど、恥ずかしくて見る勢いが出せずにいたドラマ。なので「じゃあ見ようか」と。
 いやあ、もう、見ながら何度「NHKのくせに!」と突っ込みを入れたことか。
 とにかく、いーやーらーし〜(笑)
 内容はほぼハーレクインロマンスらしいとは聞いていて(読んだことないけど)なるほどと。
 仕事一筋に生きてきたやり手の女性が、才気煥発の若い男と出会い、衝突・反発を繰り返しつつ、いつしか激しく惹かれあう、と。
 出版社の専務であるヒロインが年若きエリート男性を値踏みする様子が舌なめずりするようで(笑)
 とにかく撮し方も台詞の間もねっとりいやらしい(笑)とくにハセヒロ様の手(というか指)を撮すカメラが舐めるようで「絶対に手フェチの人がカメラ撮ってる」とダンナがツッコミまくる。
 恋の相手が偶然ヒロインの向かいに引っ越してきたり、出張先がたまたま同じフィリピンだったりと、お話としてはご都合主義ばく進なんだけど、そんなこと気にする暇ない画面の濃さ。
 ヒロインの心理状態にあわせてライティングやカメラの角度でぴちぴちに若々しく見えたりげっそり老けて見えたり。あな恐ろしや。
 ハセヒロ様の若奥様深キョンが、はじめはちょっと世間知らずのお嬢様ぽかったのが、自己中どころですまない恐ろしい本性を見せ始めて、この先さらに怖くなりそう。
 ヒロインの上司(男性)がどうやら同性愛者らしいという描写が出てきて、ヒロインと一緒に出版社を興してずっと二人三脚でやってきたというのに妙に納得。ヒロインは若いときに結婚に失敗して以来恋を封印してきた女だし、恋愛要素がまったく入り込まない仲だったからこそビジネスパートナーとしてうまくやってきたのかな。
 というわけで、「NHKのくせに!」と叫びつつ楽しく見ております。ちなみにヒロインのダメ息子である綾野さんはまだ画面の添え物的存在以上ではないなあ。
2011年08月16日(火) (感想::テレビ)

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