++たらたら日記++

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管理人にはきちんと届いています。

THE ICE 大阪公演千秋楽

 7月31日日曜日に有休取って行ってきました。
 初めてのおひとりさま観覧でドキドキ。
 THE ICEはずっと名古屋で開催されてきた地域色の強いショーだそうですが、今年は東北でのチャリティー公演および大阪公演が設けられたということで。
 ハードスケジュールをこなした選手の皆さんとスタッフの方々、お疲れ様でした。ありがとうございました。

 まともな感想はよそでいくらでも見つかると思います。うちは例の如くたらたらと身辺雑記かついい加減な感情の垂れ流しということでご了承下さい。

 とりあえず、出かける直前に「チケットどこへやったっけ!?」で始まった一日。
 たまたま前日に、そうえいば席の位置どの辺になるんだろうと定位置からひっぱりだして戻すのを忘れたがゆえの大騒ぎ。
 なんとか見つかり、電車も一本遅れたけど(田舎の一本は大きい)、余裕を持って予定を組んでいたので開場前には現地に着きました。

 ルート的には以前時々通っていた単館系映画館と二駅しか違わないので迷いもせず。
 環状線のUSJに乗り換える駅では親子連れがごっそり降りて、ああ夏休みだなあと。
 でも弁天町で地下鉄に乗り換えたら右も左もチケット手にしたお仲間ばかり(笑)おかげで降りてからも迷わず体育館に着きました。
 親子連れやお年を召した方々が結構いらしていた気がする。

 開場待ちの行列、パンフ購入の列、物販の列、当日券の列、となかなかカオス状態。開場のつもりでパンフ列に並んだ奥様がムキーとなってた(苦笑) ていうか席決まってるに並ぶ意味がよくわからん。
 チャリティ募金のテントもあったので行ってみた。500円以上でチャリティグッズ抽選引換券をもらえるとのこと。選手たちのグッズが飾ってあったのを携帯カメラで撮ろうとして注意されました。ごめんなさい。
 募金箱複数あったので500円玉いくつも握りしめて、順に入れていこうとしたら引換券はひとり一枚ですよと。ああ、そういうことね。まあせっかくなので全部放り込んできましたが。

 入り口横にお弁当などを販売している区画があったので購入。いろいろ種類あり。客席では飲食不可という情報を聞いていたので、少し早いけど今食べちゃおう、とその奥の小さな中庭状のスペースの木の下で弁当を広げました。
 中庭では道着袴姿の中高生くらいの少年少女が竹刀ならぬ木刀を手になにやら練習に励んでいました。向かい合ってお互いに打ち込む型だけ見せて寸止め。試合というより演舞っぽい。みんな動きがきれいなので見てて楽しい。ときどきこっちに当たりそうになるのが怖かったけど(笑)

 かくして、入場の行列もすっかり解消した頃合いに会場へ。
 スタンド2階席だけど、演技正面ロングサイドの左寄りで、リンク全体の見渡せるなかなか悪くない席でした。
 お隣とその一つ飛ばして隣の席の人たちは顔見知りでたまたま席が近かったらしく、挟まれた人がさっさと場所譲ってました。聞こえてくる会話によれば国内選手権を見に全国どこへでも行ってます的な筋金入りスケートファンの方々みたいでした。

 さて、念を押しておきますが、うろ覚えかつ適当な印象でしか書きませんからね。順番とかも適当ですよ。

 某所で大阪の観客はスタオベも歓声もしないライト層が多いので盛り上がらなくて寂しいとか書かれてたのを読んだのが頭にありましたが、正直ほっといてくれと。
 自分はフィナーレ以外は立たなかったですよ。後ろの席が小学生の男の子だったから。
 会場全体のことを言うと、ショートサイドのアリーナ席の人たちが飛び抜けてノリが良かったです。

 12時を10分ほど過ぎて、照明が徐々に落ちていって、開始。
 ピンスポットと浅田さん。音楽は月の光。白の衣装がよく似合う。女性スケーターたちが持つ光の玉を一つ一つ点灯していって、流れる浅田さんのメッセージ。幻想的な始まり。
 男子スケーたちが入ってきて、観客がパンフの一番後ろの「POWER」のページを広げるという演出。


 最初はノービス枠の小学4年生のまりんちゃん。
 髪飾り?がすごく邪魔そうだった。
 ジャンプがきれいだったし、なにより動きが生き生きしていてよかったです。

 無良くん。ちょっとお疲れな感じに見えたのはハードスケジュールのせいか、ちょっと物憂げな振り付けがそう見えるだけなのか。ジャンプはミスもあったけどよかった。

 高橋トラン組。こちらもちょっぴりお疲れに見えた。成美ちゃんとマービンくんの身長差は丁度いい感じ。

 未来さん。銀の光沢ある衣装もあって、コケティッシュな雰囲気。かわいい人というイメージを良い意味で覆してくれました。最後に「なんだ、夢だったんだ」というご本人のボイスが入って黒ジャケットをオン。妖艶ささらにアップ。

 羽生くん。
 シルエットが男になっていた。
 5月に見たときも充分大人っぽく男らしくなったと思ったけど、もう少年じゃなく完全に男。それも、もはや絶滅危惧種である、雄々しく猛々しい漢の姿だった。たとえブルーのフリフリ衣装でも。
 で。4回転ステップ3回転? あれシークエンス? よくわかんないけど。歓声じゃなくて、会場全体が低くどよめいた。なんか今すごいものを見た、という。次のジャンプも高くて、もうあっけにとられているうちに終わってしまった。この日初めてのスタオベが起きた。

 かなこちゃんは白い衣装。これまたすてきでいいねえ。ボーカル曲だったからEX用プロなんだろうけど、試合も今季はちょっと大人っぽく攻めるのかしら。

 リッポンは四大陸での角刈り状態から天使の巻き毛が復活してました。あの髪の色はなんと表現したらいいのやら。衣装は昨シーズンのFSの。曲はクラシックでした(素養がないので何の曲だかさっぱり) やっぱり彼はこういうのが似合います。

 小塚くんは銀ベスト。曲ははじめハリウッドアクション映画オープニングのイントロみたいにじんわり〜っとして、いつメインフレーズが始まるのかと思ったらジャズっぽく変化。スイングとかスタンダードなのじゃなく、モダンぽい。めちゃくちゃ音合わせにくそうな感じ。ちょっとスピンやステップがもたついていたから、これからこなれていくのでしょうね。

 カー姉弟はリーマンプロ! 小道具のイス楽しい。逆リフトすげー。個人的にダブルハイドロに萌えた。

 THE ICE5周年ということで、思い出の場面ベスト5。ベスト2のバトル→真央キッスで起こる笑い。ベスト1のアラジンを氷上で。やー、バトルさんは格好いいなあ。

 休憩前にトークコーナー。スケート界の美女三人。ロシェット姉さん、シズニーさん、舞さん。チュッキョの女子アナが美貌の秘訣に迫る!てなわけで。
 ロシェット姉さん格好良い。さりげなく胸の谷間。トランポリンが子どもの頃から家にあって、宙返りとかそのまま隣のプールへダイブとか、日本じゃ考えられない環境ですな。
 シズニーさんは声がかわいい〜!鈴を振るようなとはこのことか。ずっと照れていてクスクスウフフ笑いが映し出されて、萌えざるを得ない。姿勢の良さはバレエを習っていたこともあるけど、親に躾けられたそうで。
 舞さんは顔の小さなシズニーさんの横はいやだと椅子を離してました(笑)
 はけるときにシズニーさんが舞さんの手を取ってあげてました。いい人だ。

 製氷中、スタッフは揃いの白Tシャツで、背中にグレーで大きく「氷」の一文字だったのですが、よく見ると真ん中の縦線がブレードでした。すっごいかわいい。

 男子群舞。ごめんなさい、羽生くんばかり見てました。長い手足で緩急つけて動かすので、なんか目を引くのですよ。途中でフリーダムジャンプ合戦みたくなった部分があったけど、そこで4回転降りてたし。
 最後にひとり黒いシャツで前に出てきて挨拶するバトルさんかっこいい。

 チャリティ抽選会、各選手がもってきた賞品の説明。無良くんは国際試合(詳細失念)で表彰台に上がったときに着ていたジャージ。成美ちゃんはハイテクなシャツ(笑)自分のことをナル、ナル言ってたのがかわいい。シャツの表には何故かチャーリー・ホワイト画伯のペンギンの絵が(笑)
 カー姉弟はそれぞれバンクバーオリンピック時のカナダジャージ。進行飛ばされた弟気の毒。
 リッポンはジャージにカタカナで「アダム」の文字と真似しやすそうな自画像。ボールペンの試し書きのようなくるくるヘアーに :-) な顔(笑)
 舞さんはTHE ICEオリジナルタンクトップ、今現在着ているものをフィナーレが終わったらサインしてお渡しします、と。おいおいおい、おじさんに当たったらどうすんだと思いましたが、明らかにティーンな女の子が当選して良かった。
 真央さんは……「バッグです!」……アナ「ざっくりした説明ですね」 モスクワで使った支給品だそうで。

 ダンス選手権で、賞品のiPad2やお菓子の詰め合わせの紹介をするバトルさんと舞さんがあやしいテレビショッピングのようで(笑)
 カー姉はサングラスかっこよかった〜。
 成美ちゃんのあれはダンス…なのか…?
 他のスケーターたちがDJブースの横にわさわさと固まって見物していた。その中に赤ちゃんを抱いているらしき女性が混じっていたけれど、どういう方だったのかしら。
 成美ちゃんの……なんとも表現しがたいはっちゃけた動きが勝利いたしまして。「ひとり」に渡すはずの賞品のお菓子を配りまくる成美ちゃん。その隙にiPadを強奪するカー姉(笑)

 ロシェット姉さんはステッキを持ってピンクの衣装。色っぽいというよりかわいい感じです。ピンクが似合う〜。

 アモディオは編曲も振り付けも違うけどやっぱりマイケル。動きキレキレ。ハマっているんだけど、ハマり過ぎていて、他の曲で踊れるんだろうかと心配になってしまう(余計なお世話)
 終盤にかなこちゃんイン。赤い衣装でアモを翻弄するプリティガール。やっぱりこういう感じ似合うなあ。ラスト、アモがかなこちゃんのほっぺにちゅーして、さすがフランス男子と思ったら、かなこちゃんもちゅー返した! でもはけるときにすごく照れてた(笑)

 シズニーさん。ギター一本でつぶやくように歌われるムーンリヴァーの響きがそれはそれは似合っていた。
 うしろ向きに進むスパイラルには言葉も出ない。

 パン・トン組。パンさんも美しいけれど、トン兄がエレガントで……。動作の一つ一つが柔らかく美しいたたずまいを持っていて……。ただただうっとりです。

 バトルさん。去年JOで見たときは動きがいまひとつだったようだし、他に見たのはサングラスプロばっかりだったので、正調王子様プロを堪能できたのはこれが初めて。リンクを軽く半周するイナバウアーにおおっと思ったらそのまま倒れそうな角度のイーグルに突入して、ボルテージ上がりました。

 デイビス・ホワイト組。インド舞踊プロ。すごかった。息ピッタリとはよく言うけれど、本当に呼吸を完全シンクロさせているんじゃなかろうかという動きの揃い方。むしろ鼓動ごと合わせてるんじゃないかと。

 真央さん。ボーイソプラノのジュピターで。衣装が着物ベースで、袖の広がり方とか荒川さんの夕顔プロを思い出す。あのゆっくりとした曲に合わせて振りを付けるってものすごく大変そう。

 なんだかしんみりと終わって、ああお終いかなんか寂しいなと思ったけど、家で動画見てダンス練習してきたフィナーレがまだです(苦笑)

 次々に出てきて違う曲でひと踊りするスケーターたち。
 最後に出てきた皆さんはパイレーツ。みんな好き勝手動くからどこ見て良いかわからない。ていうかカー姉はまりすぎ。
 
 赤黒衣装の真央さんに絡むアモを拳銃で追っ払って小塚ルパン登場。
 カー姉弟やメリチャリの演技を見た後なので、正直、うんうん頑張ってるね的目線になってしまうことは否めないけれど、楽しかったですよ。
 最後のポーズで小塚くんが真央さんにちゅーしてました。おや。

 フィナーレダンス、練習では恥ずかしいと思ったけど曲に合わせるとノリノリになってしまう自分が怖い。
 みなさんタンクトップ姿でしたが、トン兄のあまりの似合いっぷりに鼻血が出そうに。体操のお兄さんという説もありますが(笑)
 やっぱり2階席の上の方までは皆さんのラブ注入が届かなくて寂しかった(笑)

 みなさん幕の中へ……でもリッポンと未来さんが最後まで何かごそごそもそもそ。
 あれえ?と思っていると、やがてふたりが再びリンクに出てきて、メリチャリのインド舞踊を! なかなか決まってる。半分くらいやりました。
 そして群舞再び。
 ふと気付くとピンクのチューブトップにおかっぱカツラ、真っ赤なルージュの人が。
 えーと……小塚くん???
 羽生くんは飛び出してきて4回転をしれっと決めて戻っていきました。えーと、たぶんこの日見た4回目のクワド。今からこんなに飛んで体壊さないかと心配になります。

 一通り終わって、色々説明しなきゃならないことが……とDJさん。まず、インド舞踊は東北公演で皆お遊びで練習していて千秋楽でのお披露目になったと。小塚くんの女装は、ツアーの間に衣装を二回もなくしたペナルティの罰ゲームだと。どうやったら衣装なくすのかそれが聞きたい。
 なんか、たかひ子ちゃんがバトルさんにやけくそちゅーをしてたらしいけど、うっかり見そびれたです。いや、見なくて良かったのか……

 というわけで、THE ICE大阪公演、なごやかに終了。楽しかった。
 長丁場をやり遂げたスケーターおよびスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

 帰りの地下鉄の駅が混みまくるのはわかりきっていたので、体育館前の石垣?に腰掛けてのんびりダンナへメール。おしりがポカポカに温かくて汗かいたけどキニシナイ。
 同じく腰掛けてお父さんの車のお迎えを待っていた親子連れ、5歳と7歳くらいの女の子の上の子が「真央ちゃんすてきだった〜! また来年も見たいね」と。お母さんは「そうねえ。お金がかかるから来年は来れるかなあ」と。……うん、まあ高いけどね。ちっちゃい子にぶっちゃけ過ぎ(苦笑)

 一駅先の天保山マーケットプレイスに行って遊んで帰ろうかなとも考えたんだけど、一番興味のあったサントリーミュージアムは昨年末閉館したらしいし、海遊館はカップルだらけだろうしそっちはまたの機会ということに。
 二駅先の単館系映画館に寄って失効していた会員の更新手続きをし、地下鉄を乗り継いでダンナの実家へ。

 一泊させてもらって翌日は心斎橋へ。まず明治軒でオムライスを堪能。それから問屋ビル(会員になれば誰でも買える)で服を見る。店員さんに頼んでジャケットを羽織らせてもらうと、通りすがりのおばさんたちに「似合ってるね」とか「それいい色やねえ」とか声をかけられ、店員さんにも「これ安いでしょう。浮いたお金で上島珈琲でコーヒー飲めますよ」とか言われ……なんというか大阪のおばちゃんを堪能。しっかりコーヒー飲んできましたよ。
2011年08月02日(火) (フィギュアスケート)

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