自分の忙しさはたぶん本当に忙しい人にくらべれば屁でもないのかも知れないけれど、キャパシティの小さなダメ人間なので平日は気力がげっそり足りなくて、なんかいろいろ申し訳ないです。
なんかもう順番バラバラだけど、こうなったら日付の若い方から順次消化するしかあるまい。 ということで、ロシア杯の感想の続きです。 解説、佐野稔さん。実況、清水俊輔アナ。
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ガチンスキー 4回転余裕。 3Aもななめったけど高い。 バタフライも高くて足の長さが…… って、いままでずっと引き気味で撮っていたのに、ガッちゃんだけえらくアップで押さえるな、ロシアのカメラ。謎の細かい動きがよくわかっていいけど。 わかっているはずなのに、チャリーンでびっくりしてしまう。 氷上ではあくまで無表情なのでキスクラで笑顔を見るとほっとするなあ。
プレオベール これまた対照的に氷上での笑顔が素敵。 おや、最初の3−3セカンドが高くていいんじゃない? 3Aの回転にギュンギュンと擬音を付けたくなる。 えーと、これはもしかしてかなりよい出来なのでは。 ジャンプみんな良い感じで降りてるし、スピン(ちょっと考える人風味)も音にうまく合って回ってるし。 最後のスピンだけちょっと流れちゃったけど。 コーチ、いつ見てもお美しい。 解説地味ゆうな(苦笑) なんかプレオベールって会場の盛り上がりと無関係にジャッジにあまり評価されてない印象があってスケカナの辛そうな表情が思い起こされてドキドキしながら点数待っていたんだけど、シーズンベスト来た〜。よかったよかった。
コンテスティ リンクに入った時からすでに演技が始まっていますコンテさん。 あら冒頭2−3。 3Aはなんとか。次がおっとっと。 うーん、小芝居とジャンプは両立しないのか、素敵プロなのに。いや、モンブラン杯のときは良い演技だったはず、なんだが録画失敗しちゃって見返せない。モ杯公式に映像あったっけな。 コンテさん実はすごく痩せてます?体調コントロールしてその状態ならいいんだけどちょっと心配。 後半のノリノリ指揮者ステップは楽しい。長身の人のキャメルスピンは素敵だなあ。 ああ、TESがあまり出ない…… (モ杯SP見に行った。切り替え激しすぎる謎画質だけど、ジャンプはみんな入っていた)
ベルネル ジャンプがどれもこれも高くてふんわりと回っている。 おしゃれで小粋な感じのプロがなんというか似合ってるんじゃない、とか思いつつぼーっと見てたらあっという間に終わってしまった。 実況&アナ、安定感連呼しすぎ(笑) 4回転かプロ全体の完成度か難しいところだけど、ベルネルさんの場合はその「決まれば素晴らしい」4回転のファンも多いわけで…… でもこの洒落た世界を一気に作って引き込む力もまた実力だよね。
アボット 手の動きが優雅やね。 そして滑りはキレがある。 ステップの前のスピンがちょっとスピードが足りなくなって回りきれない感じで、ちらっと舌を出していたように見えたのは気のせいだろうか。 アナ「非常にかっっっこいいプログラムです」って力入れすぎ(笑) そうかー、ロシア杯はピカピカの若手たちとベテランたちが一堂に会した大会だったんだなあ。佐野さんベテランの味を力説。 キスクラに座ると衣装の間から大胸筋がくっきりだ。
一応ティーンエージャーのはずのPさんがトリ。 美しい4−3に解説&アナ大興奮。 でも3A派手に転倒。 自分、フィギュアを見始めたのがヤグディンきっかけだったから、3Aがそこまで難易度の高い技だってピンと来ていなかったんだよね。試合を通して見るようになって、3A持っていない選手は大勢いるし、上位選手でも苦手にしている人は多いと知った。 そんなに苦手なら3A外して4回転もう一個入れたら……ってPさん相手だと冗談にならない気もするけど、まあたぶん3Aの精度を上げるほうに取り組むでしょうね。
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