++たらたら日記++

現在絶賛放置中。
感想等は基本毒吐き。
サイドメニューはプルダウン式です。
最近、コメントの表示に若干の不具合が出ていますが、
管理人にはきちんと届いています。

世界選手権2010トリノ大会男子シングルフリー

 Jスポで本来なら東京大会を生放送するはずの枠で流していた昨年の大会見た感想を掘り起こしてぺたり。実況は樋口豊さんと小林千鶴アナ。

 * * *

 グァンくん
 おや、トゥーランドットということは今季持ち越しなのね。
 全体の流れというか繋ぎが情緒があって、綺麗だなあ。

 ヌルメンカリさん
 名前は聞いていたけれど初めて演技見る。
 WCには何度も出てるけど初めてのフリー出場らしい。
 綺麗な金髪。背が高くてスタイルがいい。ルックス加点あげたい。
 ジャンプは低いけど着氷がきれいだな。
 ちょっと回転数足りなかったけど着氷のフリーレッグが綺麗だな。
 ジャンプ抜けたけど……着(略
 ……なるほど。このジャンプ成功率が毎度ラインギリギリとなる所以か。
 なんかいろいろもったいない。

 アブサル・ラキムガリエフ
 四大陸の感想のときにコミカルプロ一色なのはどうよと書いて、さていざこのデコルテ強調衣装シーズンを見ると……。
 髪型というのは重要なのだなと今さら。
 優雅衣装にふんわり系ジャンプ、まずまずなめらかなスケーティングなのに、角刈りヘアが全体の調和を崩しまくり。一所懸命足元だけ見るようにしたよ。うん、髪型さえなければ全体に柔らかい滑りの選手だよ。
 豊さんがものすごく申し訳なさそうにためらいながら歳より上に見えると言ったのに吹いた(笑)

 ベラルーシのアレキサンダー・カザコフ
 始まる前にウルマノフコーチとがっしり手を握ってる。
 レクイエム・フォー・ドリーム、フィギュア見るようになって何度聞いただろう。とりあえず脳内にミーシャの荒ぶりステップが流れる(笑)
 ジャンプが綺麗。後の繋ぎも綺麗。でもちょっと印象に残らない。途中で曲調がアップテンポになったところのほうが持っている雰囲気に合っていたかな。本人的にはかなり満足のいく演技だったようでとても嬉しそう。なにより。

 うお、もう経営者か。
 ライアン・ブラッドレイ
 ボトムは上に色を合わせたほうがいいと思うんだけど、茶系統が似合うこともまた事実。
 怪我してるのにクワド2本入れてくる男気!だけど、1本は強引降り、1本は転倒しちゃったね。他にも強引降り混じってたけど、脚が長いからジャンプ成功するとフリーレッグが映えるのよね。
 なんというか、手拍子を呼ぶ選手ですね。今季全米王者になったから、SOIとかに呼ばれるようになるといいね。

 あれ、ここまでグァンくん漬け物石?

 スイスのジャマル・オスマン
 赤をアクセントにした黒の衣装が長身に良く似合っている。フラメンコギターの曲もエキゾチックで素敵。
 冒頭ジャンプの2−2は予定通り?とすると基本あまりジャンプは得意でないのかも。
 そのぶん、ステップとか若干体固い気もするけど長い手を使ってよく音楽に合わせてたし、スピンも綺麗。
 ただやっぱり点を稼ぐジャンプがないので、順位は低いなあ。

 ケヴィン・レイノルズ
 あの(低い)高さで4回転回りきるなんて、と解説に言われるケヴィン。誉めてるのかくさしてるのか。回転早くて実はいつも何回回ったかわかりません。そしてカナダ伝統の1A…。でもリカバリーしたもんね。いつも繋ぎの表現がどうこう言われてるけど、ケヴィンの手の表情ってけっこう綺麗だと思うんだけど…。やっぱりスケートで言う表現って足元のことなのかな。
 観客席から大声援で、いい点来て、よかったね。コーチとぎゅーってしてるのが可愛い。
 豊さん「いくつかあやしいジャンプがあるんですよね。両足降りではないか」
 豊さん千鶴さん「なーという」
 って声合わせてるんじゃないですよ、萌えるじゃないか(笑)

 韓国のキム・ミンソクくん
 さわやかなイケメンだし地元では人気あるんじゃなかろうか。
 ボレロが丈短すぎて気になる。
 冒頭のコンビネーションジャンプが大きくて音楽にピッタリ合って気持ちいい。
 千鶴さん「ショートの演技が終わった後ガッツポーズしてましたが、点数が出ると今度は泣き出してしまいました」とか、そんなこと今暴露しなくても〜。覚えがないと思ったらSPでは放送してないグループか。
 雄大な(笑)ジャンプの助走だな3Aかな、と思ったら痛そうな転け方した。その後も2回転けた。3回目はしばらく壁に隠れて画面から消えてしまう有様。観客の拍手が暖かいな。その後の3連続ジャンプもシングルシングルになってしまって、痛々しかった。

 アモディオ
 その前ががっぱりと開いた服で肌襦袢なしですか。
 アメリ。この曲もフィギュア見始めて何度聞いただろう。取りあえず脳内べるるん。
 はじめのジャンプ二つステップアウトだけど、あっと思う間もなく次の動きに移行してるから見てる方も引きずらない。かなり動きの密度の濃い演技。
 ていうか、今までの選手にくらべてスイスイ滑る滑る。ジャンプも大きい。
 曲調が替わったとこの演技はアモらしい。
 豊さん「サッカーが得意そう」って……わかるけど(笑)
 一応お人形さんを意識したプロなのかな。
 途中の煽りが振り付けなのかアドリブなのかわからない(笑)
 なんか見てる人を味方につけてしまう雰囲気を持った子だね。

 オーストリアのビクター・ファイファー
 背が高くて色白で。
 形が美しい選手と豊さん。ユーロ2010でも褒めてたし、豊さん好みの選手なんでしょう。
 4回転の予定が2回転に。他にもステップアウト……。曲が盛り上がる直前のジャンプ失敗は痛いなあ。
 豊さんいわくまあまあ、まあまあ。もっと悪いときもあるし、ってそれフォローになってるのか?

 ウクライナのアントン・コワレフスキー
 小林ちいさいよ小林。かわいいよ小林。冒頭のジャンプ決まったとこ見たことないよ小林(涙)(念のために今季のGPS見直してみたけどやっぱり決まってないよ小林)
 パルモア駅はいいプロだとは思うんだけど、来季はそろそろ変える時期のような。小林がプロ持ち越し率が高いのはやはり経済的事情なのだろうか。
 盛大に曲から外れて終わって、ディダクションを解説陣に心配されちゃう小林。

 スペインのハビエル・フェルナンデス
 冒頭の4回転はなんとか転倒せずに済みました状態だったけど、あとのジャンプは3Aを始め素晴らしい。酔っぱらいステップもすごい。あの衣装足首細く見えるな。
 場内大歓声。
 キスクラでぬいぐるみを大きく開いた胸元に思い切り突っ込んでる。かわいい。

 この時点でケヴィンが漬け物石。4回転って決まるとすごい点なのね。

 デニス・テン
 ファイファーに続いて今日二回目のアランフェス協奏曲なんだけど、ずいぶん個性的な編曲だこと。
 決まったジャンプはシャープで良かった。一つめのスピンが印象的。ステップはだいぶお疲れが見えてたような。途中で曲が変わって……シュル太が去年のSIでやった曲……名前なんだっけ。

 ヴォロノフ
 シンドラーのリストか……全米のカサーくんの演技を思い出す。
 衣装はもしかして文字が書いてある?
 4回転はうまくいったけど3Aがすっぽ抜けと転倒……。端正な滑りだったけど、成功したジャンプも不安を与えるものだった。
 豊さんはまだ若いんだから経験としてソチに向けてがんばれというけれど、枠取りがかかってるから悠長なことは言っていられないよね。

 歓声がすごいなと思ったら地元イタリアのコンテスティだった。
 このアンデス音楽、モンブラン杯ストリームの凄まじい音質で聞いたらすごく怖かった(汗)
 ジャンプは全体に若干詰まり気味だけど、大歓声。
 確かに体の大きな選手だけど、それ以上に大きく見えるのは、体の使い方がうまいんだろう。動きが目に心地よい。
 最後のジャンプでべちゃっと転けたのは痛そうだった。
 んでもトップ来たー。

 リッポン
 彼についてはどの演技も同じ傾向だとくさす人がいるけれど、向いている演技がある、武器を持っているというのは大したもんじゃないのかな。極めりゃいいじゃん。
 彼の優雅さは腕の使い方がいいのかな、と思ってみていたらステップアウト。
 でもその後はルックスを差し引いても、どこを切り取っても絵になるきれいな演技。豊さんもうっとりだ。
 ……やっぱりスピンのスローアップはやめようよ。なまじリッポン顔がいいだけにショックが大きいわ。

 シュルタイス
 画面が大きいと耳のピアスがよく光ってるのがわかるし、衣装の切り目の中が光ってるのもよくわかる。

 ケヴィン・ヴァン・デル・ペレン
 やめるやめる詐欺の人来た〜。
 いっそソチまで続けていただいてもいいと思っている人は多いに違いない。
 冒頭いきなりの4−3−3!3A! スケオタ的にはもうこれでお腹いっぱいかも。
 ステップがぬるかったりスピンがスローだったりというのも、あとのジャンプもぼんぼん飛んでるので帳消しでしょ。始める前の漢前な顔と終わったときの乙女な仕草の差ときたら。目がつぶらなんだよね。

 ん? アドリアンは滑走が終わった時点の順位が3位で、残り7人だから、このときにすでに10位以内確定だったのか。だからあんなにコーチも喜んでたのか。

 最終グループ

 アボット
 プレーンな青シャツかと思ったら、さりげなくキラキラが入ってるのね。
 4回転の1コケはともかくとして、途中の2A転倒はどうしたことか。エッジが氷を噛まなかったのか。
 アボットの滑っている周りにはいつも優しい風が吹いているように感じる。今の自分にはまだうまく説明できないけれど。

 小塚選手
 うーん、ジャンプが……。抜けるのは見ていてきつい。
 音楽にぴったり合わせるというより、ほんの少し、半歩だけ音の先を行っているような滑りが気持ちいい。
 演技の後、手を合わせて謝ってた。

 ジュベール
 始める前から歓声。
 凄まじい勢いの4ー2が決まった瞬間の割れんばかりの歓声。
 彫りの深い顔立ちとがっしりした体格もあって、実に男らしい印象。
 曲はヤグディンのソルトレークEXだね。
 他のジャンプで転倒したりステップアウトしたりとあったけど、とにかく迫力あるジャンプを飛ぶ!という気概が伝わってくる。
 コーチの喜び方が可愛すぎる。

 パトリック・チャン
 ちょっとジャンプの調子が悪いのか、根性降りが多く、転倒も。
 滑りは見事、なんだけど。
 どういうわけか、見ながら、彼のもっと別の曲で滑ってるのをみたいなと思ってしまった。ドラマチックな曲調なのに、若干淡泊な印象を受けてしまう。しっとり系の曲とか探せば動画あるかな。

 ミハル・ブレジナ
 元気な頃のミハル(涙)
 ジャンプが早くて大きくて、着氷の安定感がすごい。
 フライングシットスピンの、飛び上がりの高いこと。
 氷の上で自由自在という感じがする。小粋で楽しい。
 点が出た後の場内ブーイングは低いもっと出せってことかな。
 ユーロでは残念だったけど、ワールドでは体調戻るといいね。

 高橋選手
 自分が彼に漠然として持っていたイメージ、分厚い柔らかさが十分に発揮された演技。(なにがどうしてそう感じるのかは自分でもわからない)
 綱渡りマイムのパキパキした動きとかもよかった。
 途中から悲鳴のような歓声がうずまいていた。
 日本人ファンだけじゃなくて現地の人たちに受け入れられ拍手をもらうのっていいよね。
 終わった時点でもう金メダルを確信している豊さんと千鶴さん。

 7位から12位までの団子っぷりすげー。
2011年05月19日(木) (フィギュアスケート)

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