俺の涙を返せ(笑) これ書くの2回目だな(笑)
まったく、キンちゃんとウラどうやってこの時間まで来るんだろうと頭悩ませてたのに、ナオミちゃんの声で「連れて来ちゃいました〜v」と言われたら、気が抜けることこのうえない。 王子まで「ついでに」とか言われた日にゃ、おもわず「こら!」と叫んでしまったわ(笑)
さて。 お話のややこしいところはぜ〜んぶすっ飛ばして、みんなのファイナルアクションを見せるのに腐心した最終回となりましたな。 ある意味正しいありかただ、うん。 4タロスの生(というとなんか語弊があるけど)バトルと、Gun、Ax、Rod、Swordの4フォーム。そして久々のゼロノス組、緑のアルタイルフォームとベガフォーム。と、王子。 デネブは最初に桜井さんから預かっていたカードをヘソクリしていたのか。さすがオカン。カードが無くなった、と大騒ぎしていたときもしっかり持っていたわけなんだな。錆びてないカードだから変身すると緑牽牛で織女なわけね。……使ってしまえば桜井さんの存在が完全に消えてしまうから、本当の最後の最後までとっておいたんだね。
リュウタ最初出てこなかったから心配したけどね。キンちゃんとウラの離脱でものすごくショックを受けているようだったから、良ちゃんの中に閉じこもっちゃったのかもとか思ったけど。ちゃんと来てくれて良かった。 でも良ちゃん、立ち上がるときにリュウタの頭を支えにするのはやめようよ。
「正真正銘クライマックス」に、「俺たちはかーなーり、強い」に、「最後に言っておく、侑斗をよろしく」に、「俺の必殺技、ファイナルバージョン」と、ほんとに最終回なんだなあとしみじみと。 放った必殺技を全員でぐるぐる回して最後に叩き込むってそれどんなゴレンジャーですか。
カイが消えたのは、今回の時間破壊のために、自分の記憶を使い果たしたからだと勝手に思っておく。記憶なんてなくっても、っていってたし。 あ、もしかしたら、彼は記憶を維持できない病の人だったのかもしれない。そういう人は実際に存在するから、あまり適当なことは言わない方がいいだろうけど。
お別れを言う暇もなく、あっさり消えてしまうというのも「有り」だと自分は思った。まったくもって覚悟完了していたので、ああ、このまま日常に戻っていく終わり方が来るのかなあって。 まったくどこまで電王は電王らしいんだ〜! オチをつけるか、ここで!? コントしてるイマジンズが愛おしすぎるよ。 そしてゼロ組。 先週予告を見たときの真っ黒けな不安が、あんなあったかい笑いに変わるなんて。 涙と抱擁。うん、もうしょうがないよ。ここんちは家族だから。
オーナーは、規約違反が山盛り行われなきゃならないことわかってて、チャーハン勝負でデンライナーを離れたのだろうな。そして、この結末も、きっとわかってたのだろう。
愛理さんだけが、悲しいね。 でも、桜井さんが消えても、愛理さんは覚えている風だった。 そしていつか出会えることを信じていて。
ハナさんの存在がどういう扱いになるのかよくわかんない。 大人桜井さんと愛理さんは出会ってなくて、本当なら生まれているはずの赤ちゃんも2008年にはいなくて。
ただ、侑斗は侑斗の時間に戻って、桜井さんではなく侑斗としての時を過ごして……。 侑斗の時を重ねて、もうすぐ愛理さんと良ちゃんの前に現れるような気がする。もう一度出会って、恋をして、少し遅れた結婚をするんじゃないかな。
良ちゃんはタロスズと一緒にいることはできないんだね。赤鬼たちが給仕するカフェがあっても面白いんじゃないかと思うんだけどな〜。名物にしちゃえばいいのに。 パスをオーナーに返した良ちゃんは、もうデンライナーには乗れないんだな。 (ここで劇場版999のラストがうっかり脳内を横切ったなんていう恥ずかしい話はナイショだ) もうパスを持たないはずの4タロス+1がなんで車内に居座ってるのかよくわかんないけど(笑) もし彼らが来た未来に送り届けられるのだとしても、そこはもう彼らがいた時間じゃないから、居場所はないだろう。 イマジンたちはこの先ずっと食堂車のマスコット(笑)として時の中を行き来していくのかな〜。 良ちゃんがきっとまた会える、と言ってるのだから、きっといつか会えるんだろう。 ふと空を見上げたら、時の列車が走ってる世界って素敵じゃない。 自分もいつかきっと見かけることができると信じるよ。
最後のカチ、カチが、いつもと回る方向が逆で時計回りなので、時が未来に進んでいくのを表しているんだろう、と某所で指摘している人がいて、その鋭さにびっくりだ。
昨日から思っていたんだけど、ジークはタロスたちの身に起こることをあらかじめまとめて示すモデルケースとして登場したんだなあ。 契約者の自分の記憶が……繋がりが途中で断たれれば消える、ということ。契約を完了すれば繋がりはなくなり完全実体化できること。 それを先に見せているから、28話で皆が消えそうになるというのを視聴者は話として受け入れることができた。 で、王子が10年前から、劇場版の時間まで過ごしていたから、てっきりキンちゃんとウラもそうするもんだと思ったんだけどな〜。 ナオミちゃんやるなあ……。 4タロスとデネブは本来イマジンが属しているはずの時間軸(カイの時間)と繋がりが失われる(もしくはその時間軸そのものが消える)ことによって、存在が消滅する、ということのはずだったのに。 個の契約関係じゃなくて、時間軸と自分、という大きな関係性において、彼らはその影響から自由となって一個一個の存在として確立したんだなあ。 それをもたらしたのが良ちゃんとゆーとの記憶だとしたら……。 王子、王子、しっかり覚えてもらってて良かったですね、王子。
さて。
うん。
幸せな、笑えるラストをありがとう。
みんな大好き。
電王という世界を作り上げたすべての人にありがとう。
いつか、ゾロ目の時間に扉を開けたらみんなに出会えると信じて。 さよならは言わない。
元気で。 ありがとう。
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