空劇行き顛末の続き。 始まったばかりの公演なのでネタバレは控えめに。 お話はまあ他愛のないもので、一つのプレシャスを巡ってゴードムさんちと邪竜さんちとボウケンたちの三つ巴で、ラストは仲間を信頼することが大事なんだよ、でシメ。 ボウケンスーツって真ん中の白ラインのせいかスマートに見えて、色目も鮮やかで、舞台に映えていい感じです。 レッドはしっかり大人なリーダー風味でした。何体もの敵に囲まれても、睥睨しながら静かに歩を進めるところなんて侍みたいでゾクゾクしちゃいました。代わりに、コミカルな持ち味はブルーに移ったようです。丁寧語でキザで、でも動きがお茶目。なんだそりゃ〜っ。イエローは動きが可愛いやら色っぽいやら。演じているのが男性だとわかっていても目を奪われずにはいられません。 名乗りの時の5人揃い踏みのポーズって、あんなふうだったのね。テレビじゃ何故かみんなあさっての方向向いているからなあ。 神官ガジャ様は岡本美登氏。登場時はテレビ本編同様押し潰したような声だったのですが、次第に張りが出てきて迫力ありあり。あのぞろぞろ衣装なので動きはあまりあるまい、とゆったりした足さばきだけでもウットリ見ていたのですが、剣持った立ち回り始めたのにはびっくりしました。なんか本編よりえらくて強そうだ(笑) リュウオーン様は、たぶん去年ウルザードを演じておられた方なんじゃないかと。あの長〜い足に既視感ばりばりなんですが。それにしても竜王のマスクってしみじみ男前だなあ。ゴードム側の下っ端兵に人数取られちゃって(笑)邪竜側は一匹しか手下がいなかったのが気の毒でした。 空劇ヒーローショー第1弾は、まだロボが出てこなくって、メインキャラの立ち回りを思うさま見られていいですね。 ショー終了後の握手会と撮影会も見てました。途中整理券取りに抜け出したけど。 人数多かったですね〜。 撮影会の前に係のお兄さんが「マジレッド」と言い間違えていたのはご愛敬。 撮影会ボウケンレッドさんは、あまりマジレッドと区別化してなかったですね。登場時の走り込み具合が前と一緒(笑)鼻すすり上げポーズとかも。でもキメポーズはちゃんと本編に合わせてましたよ。 前は撮影終わるとキメポーズ&キメ台詞で引っ込んでたのですが、ちょっと前から舞台の端に降りて子どもたちとふれあいタイムを作っているみたいで……あっという間に取り巻かれて、おまけにしゃがんだレッドさんの姿見えなくなるから、なんとなく微笑ましくもちょっとコワイ場面になっておりました。
2回目は幸いかろうじてAブロックの整理券が取れたこともあって、後ろの席ではなく赤いシートに座りました。子連れ専用席になるのは素面公演だけのはずだし。御大の姿をもっと間近に見たいという己の欲望に素直に従いました(笑) 後ろは通路だったから三脚立てても邪魔にはならなかったと思う。 近いとフレームアウトばっかりで、撮影したビデオはろくなもんじゃないと思います。 やっぱりこう、肉感というか質感が伝わってきていいですねえ、たまには前も。 2回目は撮影会のみで、人数もだいぶ少なめでした。早くもボウケンレッド変身後なりきりスーツの子がいましたね。ああいうのってジャスコあたりで売っているという話を去年聞いた気がする。それより、レッドの変身前ジャケットを着ている兄弟がいたんですけど、あれって売り出しこんなに早かったっけ? なんというか一見ごく普通のジャケットなので色目も柄も、近くに座っていたいかにも常連といった感じのお兄様お姉様のご一団が指摘しなきゃ気付かなかったです。あとは、クウガアルティメットフォームとアギトのなりきりスーツを着ている兄弟がいました。……おさがり、かな? 目立つ目立つ。 終了後のふれあいタイムで、4歳くらいの女の子がレッドさんの腕を両手できゅーっと抱きしめて放さなくて、レッドさんちょっと困ってました。離したあともキラキラのお目々で見上げていて、なんとも微笑ましかったです。
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