日記にさっぱり書かなくなったので、もうフィギュア熱は冷めたと思われているかもしれませんが、まあぼちぼち見てます。
四大陸にも行ってきましたが、思い出を書く前に、パラパラと思いつくことを書いておきたくて。
今シーズンはほんとに、ボヘーっと過ごしています。 10-11シーズンは初めてのスケオタ生活で、ファンになった相手が波瀾万丈すぎて、胸が破れそうな思いをしていました。 11-12シーズンは贔屓選手への誹謗中傷で常に頭に血が上っていました。 今季は…… ああ、もうなるようにしかならんわな、と。
アドリアン…… ほんのわずかな間でも氷の上に乗って演技を披露したことを喜ぶべき、なのでしょうか。 3人でSWE代表を巡る凄まじい戦いがあった日々のことが幻のような気がします。 辛かったけど、あの年のあのナショナルを記録にとどめておけて良かった。 いつの間にかマヨロフがSWEの看板背負って、それに見合った姿を見せるようになったけど。 アドリアンが体の心配無しに競技プロを滑るところをもう一度見たい。 自分にはどうしようもできないから、ただ待ってる。
パトリックもね。 なるようにしかならんよね。 なんか、あんまり心配はしていないんよ。 他の人が山のように心配してる姿をツイッターとかで見てるからかもしれないけど。 パトリックファンはオカン気質の人が多い気がしなくもない。 あと、なんだ、あれだ。 クラールコーチに土下座して頭下げてでも戻ってきてもらえという声を良く見るけどね。 自分は絶対「結果を出すまで」はパトリックはコーチを替えないと思う。 すごく尊敬して、心酔して、多くのものを授けてもらったと感謝している人が自分のそばにいてくれて、その人が自分が結果を出せないことで「やはり素人はダメだ」と揶揄されているとしたら、男の子だったらそんなこと言わせてなるものかって奮起するよね。 何が何でも、自分の手で、コーチに賞賛を捧げようとするよね。意地でも。 好きにすればいいと思う。 パトリックのスケート人生なんだから。 バンクーバーで引退してしまって、私は出会わない人だったかもしれないのに、何回もその演技を見ることができてるだけで儲けもの。 それに、まだ完成形は見られないけど、今のパトリックの演技好きだよ。
さてはて、パトリックへの理不尽なバッシングが今季はだいぶ減った気がする。 日本人選手のせめぎ合いがあまりに高度で、ファン同士の睨み合いが激しすぎてそれどころじゃないっていうのが大部分の理由なのかもしれないけど(笑) それでもね。 自分は2ちゃんねらだから2ちゃんの話しかしないけど。 自分がフィギュアを初めて知ったシーズンでは、スレが荒れると「とりあえずP叩いとけ」と“場を和ませる”ためのサンドバッグ扱いされていた。叩いてもいい選手扱いだった。 そして自分は何も知らずに誹謗中傷を鵜呑みにしていた。八百長やら陰謀論は馬鹿馬鹿しいと端から鼻も引っかけなかったけど、他の選手に対してあんなことを言ったこんな失礼なことをしたというのは無邪気に信じていた。 それでも、執拗に繰り返されるおぞましい呪詛には反感を抱かずにはいられなかった。およそ仮にも人であるものが人に対して決して発していけないたぐいの言葉の数々を不快に思ったのは自分だけではなかっただろう。 次のシーズン、相変わらず誹謗中傷は熾烈だったけれど、あまりにも理不尽な罵倒に対しては至極冷静かつ理論的な反論が返るようになった。モスクワワールドでの圧倒的演技を受けてのことだと思う。まあ、反論が来ると「Pオタうざい!」とぶち切れるのが常だったが。で、日も変わらぬうちに「Pにファンなんているのかよ、見たことない」とかって、もう笑うしかなかったんだけど。 今シーズンになって、ちらほら叩きがあってもまるで反応無く黙殺状態。どうも「Pさん叩くのは皆プロトコルの読み方も知らない己の無知をひけらかす恥ずかしい輩ばかり」という認識ができあがってるぽかった。 叩きが減ったのを「はしごを外されて八百長が無くなったから」「もうオワコンだから」とか言う連中もいるけど、勝手に言ってろ。 ただね。 Pさん叩きが減ったという声が出ると、Pが叩かれたことなんて無いだろ、という声が少なからず上がる。それは、いままで自分に関わりなかったから気付いてなかっただけだろうに。あるいはスルーしてただけ。 まあ私もどこぞで繰り広げられているらしいファン同士の泥仕合に興味なんか無いし関わる気もないし、スルーさせてもらう。
そして。 そしてですね…… 今までまったく何も書いてこなかったですが。 わたくしロス・マイナー選手がけっこう好きかもしれません。 おされステップから始まるカサブランカの頃からちょいと気にはなっていたのですが、生北海道を見てしまったからには!あの表彰台でのまばゆい笑顔を生で見てしまっては!ハートを射抜かれずにいられましょうや。 あわてて'11全米を発掘してEXのノースカロライナTシャツのアップに笑い、コロラドスプリングス4CCでのオーマイガと千鶴さん岡部さんの「(3位無理とか言っちゃって)ごめんなさい」に笑い、'12N杯の神演技をリピート…… 彼の滑りはなんだか“氷に祝福されている”ように感じるのですよ。変な表現だけど。 そして、見ていると自分まで「良い人」のような気分になる(笑)
まあ、そんなこんなで出かけた四大陸、いつ書けるだろう。
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