……いつのまにこんなに間が空いていたんだろう……
今年のスターズ・オン・アイス大阪公演はどうしても休みが取れず、遠征するのもなあ……と諦めていたのですが、公演のある日に体が空いているのなら、無理がきく限りは無理してみよう、とギリギリに東京公演に行くことに決めました。 ショーン・ソーヤーを生で見てみたかったし。
そしてこの日は東京が数年ぶりの大雪に見舞われた日。 新幹線の中でうとうとしていて、目が覚めたら窓の外が真っ白けだったのでビビリました。 ところでりんかい線だっけ、なんであんなカタカナまじりの駅名ばっかなんだろう。 駅を降りると一片が5センチくらいありそうな雪がボトボト落ちてきて、傘がバチバチ音を立てた。 鉄道にも遅れが出ているとのことで25分遅れの開始。
ギリギリに購入した席だったので、照明の鉄骨組みが目の高さの位置(苦笑) 演者もそら豆くらいで、顔も判別できない状態でしたが、極力荷物を減らすために今回双眼鏡は持参せず。ちょっと寂しい。 でも、演技を見たことのある人って、顔がわからなくても見分けつくもんなんだな〜と新発見。動きで何となくわかってしまう。
SOI見るのは3回目です。去年は個々の演技は素敵だったんだけど、それぞれの演技を順に並べましたって感じで、一つのショーとしてのまとまり感には欠けていた気がして少し寂しかったのです。 でも今年は、頭から終わりまで、一つの色に統一された感じがして、流れがあって良かったかなと思います。 傘の使い方が素敵。
そして、ソーヤーさんは期待していた以上に素敵でした。 '10-'11シーズンしか見ていないけれど、エンタテインメント性の高い人だなあ、披露すると確実に湧く必殺技(笑)を複数持ってるのは強いなあと思っていたのですが、本当にショーに向いている人だと感じました。 オープニングで客席を睥睨しながら練り歩く(というのも変だけど)姿、遠目から豆粒でもすぐ彼だとわかりました。なんとも言えず妖しくて良かった。 個人演技もマイムが決まりすぎカッコエエ。
ところで、自分の席の近く、金髪のお姉さん方が固まっていたのですが、ときどき「ダー」とか聞こえてきたのでどうやらロシア娘さんたちらしい。 キャンンデロロ、クーリック、ヤグディンの演技の時の熱狂具合がすごかったです。
締めのカートさんの演技で場内雨降り〜。小粋でおしゃれ。
フィナーレの後、サプライズでロシェットさんとソーヤーさんのバースデーケーキ登場。ソーヤーさんは照れ屋なのか変なお面を外しませんでした。 終わりがちょっと長くなって、その分楽しみもたくさんで、ちょっと幸せ。
会場から駅まで、行きは10分だったところを、シャーベット状の雪に足を浸しながら40分かけてじりじりと行進しました。シモヤケになる〜。
なにげなく乗り継いで品川まで出たけど、運休やら折り返し運転やら相当交通網ズタズタだったらしく、幸運だったとしか。 新幹線も十数分の遅れだけで着いたし、翌日のニュースを見て駅で足止めの人も続出だったと知って、よくまあ無事に帰れたものだと。
|