11日、自分も含め職場のほとんどは揺れに気付かなかった。 3時の休憩に、確かにけっこう揺れたのだからと主張する同僚にうながされてテレビを点け、リアルタイムで映し出される津波の映像に一同騒然とした。 関東に身内がいるものは慌てて連絡取ろうとするも電話は繋がらず、メールで安否確認となった。 そういえば、17年前のロス大地震の時、身内と連絡を取りたくて、電話より繋がりやすいと聞いてあわててNiftyに入ったのだった。 その丁度1年後に阪神淡路大震災。あのころはまだネットが普及してなくて、携帯も使っている人は少なくて、情報らしい情報がなかったっけ。
今、自分は関西で悲しいくらい普通に日常を送っています。 普通に仕事をして、普通に買い物をして、普通に休みの日には出かけています。 ちょっぴり節電して、ちょっぴり募金して。 今の自分には被災者にかける言葉もみつからない。 今現在まさに怯えて過ごしている人たちに何かできることがあるわけでもない。 ……ただ、直接被害を受けたわけではないけれど、関西に住むものとして……これからが長いのだと知っている。復興まで本当に少しずつの歩みだったということを、その間に被災者の方々がじわじわと疲弊されていったことを知っている。 自分は普通に日常を送り続け、でも被災者のことも忘れないようにして、継続的にほんのわずかずつ支援していきたいと思っている。
次の記事からは普段通りの内容を書いていきます。 今自分は喪に服すようなことをしているわけでもなく、いろいろな楽しみごとを自粛しているわけでもない。 不謹慎と思われる方がいらしたら、申し訳ない。
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