……最近のヒーローショーにはラストのダンスがつきものなのかのう……と先日の映画村で思う。 ダンスっつって、回し蹴りやハイキックが型にあるのは普通じゃないけどね。
映画村に行く道すがらに、小さな神社がある。 秋には隣の保育園のバザーが開かれたりする、こじんまりとした神社の名前は「大酒神社」。なんか酒飲みに御利益がありそう。 で、こないだ通りすがりにふと神社の由緒が書かれた木札に目をやると、祭神に秦始皇帝と書かれていて、なに〜!?と立ち止まる。 見間違いじゃなかろうかと思いながら読んでみると、始皇帝の子孫が大陸から日本に渡ってきて……要するに渡来人ですな、その渡来人の秦氏がこの地に移り住み、養蚕をよくして、絹織物がうずたかく積み上がっている様子をあらわした言葉「うずまさる」から「うずまさ」の姓を賜ったと。 で、大酒の名前は始皇帝と子孫の弓月王&酒公を祀っているからだ、と。 なんで太秦でうずまさと読むのかなんて考えたこともなかったけど、太秦の秦は秦氏の秦だったのね。 秦氏ゆかりの土地だから聖徳太子とも縁があって、広隆寺が建つわけか。 普段何も考えずに横を通ってたけど、いきなり千年越えの歴史が目に飛び込んできて、京都ってあなどれないと思った。 ちなみに「うずまさ」は「禹豆麻佐」と書いたらしい。帰宅してちょっと調べたら、由来所の写真を載せてるブログを見つけた(笑)
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