++たらたら日記++

現在絶賛放置中。
感想等は基本毒吐き。
サイドメニューはプルダウン式です。
最近、コメントの表示に若干の不具合が出ていますが、
管理人にはきちんと届いています。

北海道遠征のこと

 観戦旅行の試合以外のことをつらつらと。
  

 無謀にもチケット発売前にさっさと宿と飛行機予約して、2日目土曜日の男子に間に合う便にしたものだから、自宅からじゃ始発に乗っても関西空港(略して関空)に間に合わない。というわけで、荷造りをあらかじめしておいて、金曜日の仕事が終わったら即、終電でダンナの実家に行く予定だった。そこからなら関空まで電車で1時間だから。
 そうしたら、ダンナが車で実家まで運んでくれて、翌朝も関空まで送ってくれた。ダンナほって遊びに行く極道妻なのにありがたいことです。
 ちなみに荷物の9割は衣服。ほぼ防寒具。ダウンジャケットを圧縮袋に入れてぺったんこにして、むりやり手荷物サイズのボストンに詰め込みましたさ。

 ネット予約で飛行機に乗るのって初めてだったんだけど、家のプリンタで打ち出しておいたパーコードですいすいと手続きが済むのに拍子抜け。しかしチケットがないというのはなんというか心許ない。

 札幌に着き、ホテルに荷物を預けて、お昼を食べてから小樽へ。
 なぜ小樽なのかというと、前に家族で北海道旅行したとき、ツアーだったので知床や富良野、札幌はそれなりに見て回れたのに小樽は1時間足らずしかなく、いつかリベンジしたいと思っていたのです。「Love Letter」という岩井俊二監督の映画の舞台が小樽で、ロケ地を見てみたいなとぼんやりとした希望。
 列車が海のすぐ近くを通るのでちょっと面白かった。

 駅においてあった散策地図や観光バスルートとにらめっこしつつ、まずは主要観光ルートを通るバスに乗車。JR二駅分、車内から主な地点を確認し、バスが折り返したところで、まずは酒蔵見学。ここまで来て日本酒かよ、と自らにツッコミを入れつつ、実際に動いている蔵を見たいなと。外に仕込み水が飲めるところあったけど、空のポリ容器を幾つも手にしている人が順番待ちをしているので諦めた。
 順路にわかりやすく解説が貼ってあったので面白かったです。
 でも土産は買わなかった。重くなるし、以前酒を土産にして空港で瓶を割った苦い思い出があるので。

 あとはオルゴール館を見たり、ガラスのお店を見たりと、普通に観光客してました。
 道を歩きながら、ちょっと古めかしかったり、趣があったりする建物があると写真を撮っていたのだけれど、小樽は本当にゴロゴロしているので、ちょっと歩いては止まり歩いては止まり(笑)
 六花亭で土産を物色していたらもう薄暗くなっていました。
 え、これじゃロケ地巡りできないじゃん、と己の無計画さを嘆くも後の祭り。
 夕食は運河沿いの倉庫改築の食堂で一人ジンギスカン。おいしかったんだけど、お店の規模にくらべてホール係が少なすぎて、なんか大変そうだった。地ビールうまかった。

 二日目、スケート観戦の、試合以外のことや、書き忘れていたことなど。
 札幌は地元の人も驚く小春日和だったらしく、駅や屋内では薄手のカーディガンで充分なくらい。でも会場はかなり寒い、足元から冷えるという情報だったので、がっちり防寒。
 上はヒートテック長袖Tシャツ、厚手の綿とっくりシャツ、薄手のカーディガン。これに街中ではウールのマント、会場ではミドル丈のダウンコート。
 下はタイツ、ヒートテックのももひき(もっとハイカラな商品名らしいが知らぬ)、クロップドパンツ、レッグウォーマー、ミドル丈ブーツ。これに会場で靴用カイロをインし、カシミアの幅広ショールを下半身にぐるっと巻き付け、街中で来ていたマントをひざ掛け代わりに。ついでにざぶとん代わりにフェイスタオルをたたんで尻の下へ。これだけがっちりやったので、まったく寒くなかった……というか、正直暑くてダウンを脱いだり着たりを繰り返して周りに嫌な顔をされました(汗)
 地下鉄乗って真駒内(終点)に向かいながら、この中の何人かは行き先が同じなんだろうな……とぼんやり眺めていて、ハタと気がつく。前述の通り比較的暖かい日なのにロングのダウンを着ている人たちがいる。あるいは軽装でもむっくりふくらんだ大荷物を下げている人たちがいる。もしやと思ったらやっぱり皆さん終点降りでした。

 駅からは臨時バスが出てました。アリーナ前には開場を待つ長蛇の列。コミケの開場待ちか、スカイシアターデカレンジャー素面冬公演整理券待ちの列のようだと思った根っからのオタク。アイスクリスタルのチケット引き替えの案内をしているお兄さんがマイクも通さずに良い声で呼ばわっていました。基本並ぶのが好きではないので、指定席なわけだから普段なら列が解消してから入るのだけれど、開場から試合開始から1時間しかないし、トイレが少ないので行列になると聞いていたので、さっさと並びました。

 自分の席の左後方は関係者席で、トマシュ・ベルネル選手が上がってきたときに気付きました。あと、少なくとも鈴木明子さんが座っているのと、高橋トラン組がやってきたのは見ました。試合終了の頃、ふと気付くとベルネル選手の前にサイン待ちの列がずらりと。……サービス精神旺盛すぎませんか。観客も自重しようよ。
 全体に観戦マナーは良かったと思うんだけど、花その他の投げ込みの多さはね……。小塚選手の後だったかな、花らしきものがリンクに散らばってしまって、フラワーガールはもう撤収していたので、ああ拾わないと危ないのに……という感じで観客がざわめいて。一人出てきて拾ってくれたのでホッとしたけど。
 あと、どうでもいいことだけど。
 「聖子さんカッコイー」は微笑ましいけど、「大ちゃんこっち向いてー」はやっぱり恥ずかしい気がするよ。

 終了後はアリーナから駅までバスがピストン輸送。これから急いでJRや空港に向かう人たちとくらべて自分は慌てる必要もなかったんだけど、席が出口近かったからすんなり出られて、すんなりバスに乗れて、なんか申し訳なかった。

 ホテル最寄りの駅に着いたら雨だった。某掲示板で札幌グルメの情報てんこ盛りだったので出歩こうかと思っていたんだけど、面倒になってホテルの建物の寿司屋で再び。おいしかったからいいんだけど。ちょと飲み過ぎた。

 ホテルはビジネスホテルとしては割とリッチな感じのところで、バスルームが広めだったのがよかった。内装もお洒落。でも朝食バイキングが日曜の朝は品切れだらけでご飯も切れかけとかだったのが残念。月曜の朝は全然そんなことなかったんだけど。

 月曜日。北海道三日目。最初の予定ではゆっくり土産物色に当てていたのだけれど、思い切ってもう一度小樽へ。飛行機の時間からして2時間しか滞在できないけど、やはりLove Letterロケ地巡りはしたいなあと思って。次いつ来られるかわからないし。
 しわくちゃになった散策地図を睨みつつ、観光スポットに背を向けて坂を上り、住宅街の間を縫って、せめてここだけはと映画のヒロインが勤めていた図書館へ……って、建物が違う〜!?
 あわててiPhoneでネット立ち上げて、検索してみて、全然別の建物を使っていたことが判明。なんてこったい。
 とりあえず、そのすぐ近くの市役所もロケに使っていたと知って見学。入り口すぐの受付で「観光なんですが、入らせていただいていいですか」「少し写真を撮ってもよろしいですか」と聞いてみたところ快諾していただけました。古い建物を普通に現役で使ってるのがすごかった。
 で、とにかく必死になって駅近くまで戻り、そこからタクシーを拾って旧日本郵船小樽支店へ。タクシーに待ってもらって、おおここだここだこの入り口だと写真を撮りまくり、駅へ。……戻ったはいいが、まだ少しだけ時間に余裕があったので、とって返してガイドに載っていた喫茶店まで行って、入らずに写真だけ撮って走って帰って列車へ。
 無計画に動くとどれだけ無駄が多いかという話ですな。あらかじめロケ地をきちんと確認しておいて順路を考えていれば移動距離が数割で済んだのに。
 ちなみに前日までとはうって変わって寒い日で小雪がちらついていたので、ぎゅうぎゅうに荷造りしたダウンを引っ張り出して着ていたのだけれど、動きまくってやっぱり暑い。

 そして、空港について、ショップを見たら、初日に物色しておいて、これを買って帰ろうと思っていたものが全然売っていなかったという事実……。自分用に買いたかったのに。かさばるけど重いものじゃなかったんだから買っておけば良かったなあ。

 昔の、搭乗手続きに時間がかかったという印象から、かなり余裕を持って空港に行ったけれど、手荷物預けるのや保安検査通るのもそれほど待たされなかったので、これからの時間が読めるな。
 飛行機乗っている時間って、東京行くのに新幹線乗っている時間より短いんだよね、実は。寝ている暇もなかったな。

 手荷物引き取りのタグを無くして、半泣きで係の人に関空側へ連絡してもらって、飛行機の中で添乗員さんに届いてましたと渡される恥ずかしさよ。
 実は初日の小樽でもお店のトイレにカバンを忘れて、取りに走ったら入店するなりお店の人に声をかけられるという。
 よくこんなドジで生きていられると思うよ。まったく。

 ちなみに撮ってきた写真、何も言わずにダンナに見せたら「……病院……いや、図書館のほうか」と。さすがLD見倒していただけのことは。
2011年11月23日(水) (日記)

この記事へのコメントは以下のフォームからどうぞ
Name
E-Mail
URL
感想
1000文字まで
Pass

No. PASS
OR AND
スペースで区切って複数指定可能
<< 2011年11月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

最新の記事

OR AND
スペースで区切って複数指定可能

[Admin] [TOP]
shiromuku(fs6)DIARY version 2.30