また間が開いてしまいました。すみません。 日本時間で7日8日深夜に行われたフィンランディア杯男子シングル。アドリアンはSP10位、FS2位、総合5位でした。 リザルト更新とフィンランディア杯公式のツイートを見ながらの所謂オンリザ実況に参加しておりました。公式の中の人がどんな成績の選手にも良いところを見つけて一言添える優しいつぶやきで、とてもありがたかったです。
正直、SPの結果を見た後は、なかなか寝付かれませんでした。マイナス思考で頭ぐるぐるしてしまって。同国のマヨロフとの点差も大きかったし。 FSでは18人中8番目という早い段階の滑走で、手を組み合わせて結果を待っていたら、ポンと高い点が。うひょうとなりつつ、まだ浮かれてはダメだと気を引き締めていましたが、次々と滑走する選手もなかなか点を超えてこず。かなり終盤までトップのままでした。1月のユーロを思い出しつつ、SPで点が取れなくてFSで持ち直すってあまりパターン化してほしくない気も(ワールドで足切りになってなかったらどんなだったんだろう)……まあ逆よりはいいか。こっちの心臓に良くないけど。 総合優勝は無良選手でした。おめでとうございます。そして佐々木選手のPCSの高さよ。
後日、演技動画見ました。SPは点数ほどは悪くなかった気がします。ていうか、ぼんきゅっぼんプロがぼんきゅっぼん無くなってる〜!? かわりにバキューンとかゆうてるよ? これからどう呼べばいいんだろう。曲名はあまり口にしたくないし。←普通に今季SP言えばいいと思います。 いや、確かに転けちゃってコンビネーションおしゃかで、点数的にはずたぼろなんだけど、受ける印象は悪くなかったと思うのですよ。なにより、痩せすぎていた体躯がちょっと持ち直して、動きがしっかりして見えるのが嬉しい。ユーロのとき解説の樋口さんに、ジャンプ着氷のときにお腹が折れてしまっている、もっと腹筋で引き上げれば、と指摘されて、彼には今その筋力が無いんだよと泣いたものだけど。 昨季前半SPのスキューバが音楽・振り付け・衣装ともすべてあまりにもアドリアンに似合いすぎていて、ぼんきゅっぼんになったときはファンの間にがっかり感が広まったものだったけれど、これはこれで楽しみになってきた。 で、FSです。最初の3Tは4回転入れてくる予定かな。細かい振り付けが変わっているみたい。全体にメリハリがついた気が。少なくとも去年オンドレイ・ネペラの動画で感じたもっちゃり感は無い。昨季はシーズンが進むほどに痩せて、儚く、雪のように溶けてしまいそうな風情がロミオっぽくて美しいと胸を痛める一方で思ったものですが(←原作は陽光溢れるイタリアの物語です)、やはりきちんとした体力で滑ってくれることがなによりだと思います。 成績より何より、復調の兆しが見えてるのが嬉しい。NHK杯が俄然楽しみになりました。しかしJOの己を振り返るに、生アディを前にしたらどんだけ狼狽するんだろう、自分。
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