ひさしぶりに外に出すのも憚られるような、脳味噌腐ったポエミーつぶやきダダ流し。 痛いよ。
JOにかまけている間に、国際B級の試合も順次開催され、アドリアンがエントリーしているフィンランディア杯も始まろうとしている。 正直、実感が湧かない。 アドリアンが今シーズンも戦いに挑もうとしているということが、まだピンとこない。
あんだけ、自分でも気味悪いほど、気分を乱高下させつつ応援していたというのに。 モスクワワールドでのSPを見たとき、自分の中で何かが切れた。 最後まで応援しきらずに、言霊につかまってしまったことは、これからも悔やみ続けるだろう。 けれど。 アドリアンのことに対して、感情が無くなってしまった。 いや、無感情というとちょっと違う。 うっすらとした悲しみが湖のようにたゆたうだけ。
あのつらいシーズンを苦しんで苦しんで苦しんで戦い続けて、ついに力尽きてしまったアドリアン。 失うものばかりだったシーズンの終わり。 ずっと前を歩んでいたベルントソンがいなくなって、一つだけになった枠を上り調子のマヨロフとの奪い合い。 コーチももういない。 直視できないほど痩せるくらいに蝕まれた体。
そんなでも、昨シーズンのいろいろをうち捨てて、未来に向かって、戦おうとしているということが、あまりにも不思議で。 新しいシーズンを、新しく迎えられるのかと、ただ不思議で。 彼がやる気に満ちているというのならともかく、ずいぶん前からモチベーションを失ったままの状態でいるのに。 それでも戦おうとしていることがただ不思議で。 もう彼の試合が目前だということが信じられずにいるのです。
オフの様子の情報をもう少し耳に入れていれば、なにかしら実感湧いたかもしれないのにねえ。 シンクロチームのコーチをしたこと。 ファイファーとアメリカでのキャンプに参加して、リバティで写真撮られてたこと。 ヌルメンカリさんと練習したらしいこと。 ナショナル合宿に参加したこと。 これだけしかわからない。
今の自分には応援する資格ないような気もするけど。 アドリアンが氷上にいることをほんの少しでも喜びとしてくれたらいいと思う。
NHK杯は結局3日目だけチケット取れたから、フリーの演技が見られるはずで、SWEの旗を振る予定はしているけれど。 あのワールドのことがあるから、本当に会いに行けるのか、本当に生で姿を見られるのか、期待することを恐れる自分がいる。
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