++たらたら日記++

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管理人にはきちんと届いています。

たまアリ遠征 JO編

 風邪っぴき状態のなか、暑いと評判のさいたまスーパーアリーナに防寒ガッチリ状態でジャパンオープン&カーニバルオンアイスを見に行きました。
 天気予報では雨だったけど、曇天状態。アリーナ前のビール祭りは大盛況で、自分もJOとCOIの前に腹ごしらえを兼ねて一杯(笑)

 チーム欧州のプルシェンコ選手とコルピ選手、おまけにサラ・マイアー選手もJO出場棄権となって、JOの公式サイトではトップ画像で選手が切り替わるのにチーム欧州だけガチンスキー選手が出っぱなしで、柔道の総当たり戦か?と某所で突っ込まれてたっけ。

 絶対に券が売り切れることはないと言われているにもかかわらず、つい先行申し込みに手を出して、JOもCOIもショートサイドに当たってしまってどうしたものかと思っていたけど、実際座ってみると、リンク全体が見えて案外悪くなかったです。キスクラがほとんど見えなかったのだけが残念だけど。JOのキスクラはやっぱり特別だし、スクリーンで映してくれるけど、やっぱり常時生で見たかったなあ。

 なんか気がつくとチームミーシンvsチームモロゾフな構図になっちゃったJO。
 ロシアっ子の早熟っぷりの恐ろしさを見た。
 そしてモロゾフは男子と女子のプログラムに力の入れ具合の差が大きすぎる気がする。男子のプロもちゃんと作ってあげてください(笑)

 というわけで、以下も少し詳しい感想。

 6分間練習を見ながら思う。男子は全体に衣装が地味。特に高橋選手がびっくりするくらいシンプルで体もほっそり見えて、遠目に何度か(誰?)と思った。小塚選手は伝統の型紙(?)に背中のティッシュ取り出し口の赤だけが悪目立ち。PさんはそれGPS本番でもほんとに使うのかと聞きたいくらいあっさりシャツ。ガッちゃんはしっぽが目立つのでつい前季の衣装持ち越しかと思ったけど、よく考えるとより黒っぽい。バトルさんは青のグラデ。そんな中、アモディオ選手のトラ模様が目立つ目立つ。大阪のおばちゃんか、君は。

 1番手、チーム欧州アモディオ。
 えーと、これEXじゃないよね、FS用だよね。試合これで戦うつもりなのか……。ラテンのブームは去年だよ。ていうか一人リオのカーニバルかいな。モロゾフはアモの個性をすくすくと伸ばしすぎだ。
 最後ちょっとへばっていて、アモって子どもみたいに活力無尽蔵かと思っていたのでちょっと意外。

 2番手、チーム日本、小塚選手。
 たぶん初のFSお披露目。ナウシカという噂は聞いていた。
 最初の、音の数が少ないときにジャッと入る氷の音が曲の一部のようにマッチしていてとてもいい感じだった。深閑とした曲調と小塚くんの滑りが似合ってると思った。
 でも、途中の「ランランララランランラ」の部分で客席に「笑っちゃいけないけど笑っちゃう」的な空気が流れた(汗)
 後半はまだこなれてないな〜って感じ。雰囲気は合っていると思うんで今後楽しみ。

 3番手、チーム北米、バトルさん。
 王子様系でもカッコイイ系でもない、これが噂に聞くバトルさんの難解系(別名中二系)プロか。
 単調なフレーズが繰り返される盛り上がりの少ない曲で、よくもこんなに素敵に滑れるものだと感心しました。動きの一つ一つにとにかく目が引きつけられる。
 やっぱり去年見たJOの演技は体調が悪かったんだなあ。自分の目って案外確か。
 後半さすがにジャンプが入らなくなってしまったのだけれども、魅せる演技でした。
 キスクラで、北米女子スケーターの中でも指折りの美女二人に挟まれるバトルさんの図が映し出されるわけですが、この場合美女二人に挟まれた中の人を羨ましいと思うべきなのか、それは見目麗しい本格王子様を挟むことができる女性陣を羨ましいと思うべきなのか、かなり迷うところでした。どっちにしろ眼福なキスクラ。

 4番手、チーム欧州、ガチンスキー。
 衣装のしっぽが目立つ。なんというか、人外ではないものを演じているのだというのはすぐにわかった。曲と相まって、氷の上がファンタジックな空間に。ショーじゃないんだから照明効果とか一切なかったはずなのに、記憶の中で色とりどりのライトを駆使していたような全体のイメージ。黒い手袋を着けた細い手の動きが印象的。でもってジャンプが高い! で、回るときに金髪が広がるのがカッコイイのでぜひ長髪を続けて欲しい。
 演技終わってキスクラに戻って、アモと色々しゃべってる間に、ああ顔が男の子に戻ったって思った。
 てうか、ガッちゃん、表情変わらないわりに実はかなりお茶目?なんかずっとキスクラでアモと一緒にハイテンションでいろんなことしてたんですけど。

 5番手、チーム日本、高橋選手。
 すっきりした衣装に、ヒゲもなくすっきりとした顔。滑りもなぜかシュッとして見えます。
 曲は大人っぽいブルース。ヤグディンがこの曲で「ちょっとだけよ〜」なプロ滑ってる動画見たことある。
 えーっと……賛否両論ありそうな感じですが、私はこのプロ好きです。観客はみんな拍手も手拍子もしづらい、歓声も上げにくい曲に戸惑いまくっていた感じでしたが……。自分にとってはむしろそこがありがたかった。どうも今まで高橋選手の演技を見るときはどうしても周囲の反応の激しさに気を取られてしまって演技そのものを見ることができずにいたのですが、今回初めてちゃんと演技を目にした気がします。玄妙な響きのする音一つ一つに気持ちいいくらい動きが乗っかっていて、音取り名人という評価をなるほどと改めて思いました。
 なので、得点見たときはびっくりしたですよ。な、何か抜けてた?

 男子最後、チーム北米、パトリック・チャン
 黒地に赤のビーズを散らしたシンプル衣装。細く見えます。
 あー、すみません。わたくし、「あー、生Pさんだ。生だ。本物だ。リアルタイムだ。そこに本当にいるんだ。ほんとの生Pさんだ。わーわーわー」とかいう状態になっておりましたので、もう何が何やら。ぶっちゃけ滑りの違いとかよくわかりませんでした。
 事前の噂ほど単調だとは思いませんでした。腕の動きもPさん比で悪くなかったのでは。情感もあったと思いますが、贔屓で目が曇りまくっている自覚はあるのでなんとも。
 何度か剣を収めるしぐさあったよね。
 で、よく転けてました。3Aとはまだ仲直りできていないようです。でも一緒に見ていた友人はそんなに転けてたっけと言っていたので、Pさんはどうやらコケを印象に残さない変な技術を身に着けているようです。
 で、点数がやたら高かったので、前の選手との得点差とか鑑みて、ああこれはまた面倒くさいことになるなというのが正直な感想でした。実際面倒くさいことになってるし。

 自分の席からキスクラは見えませんが、関係者席や放送席は(双眼鏡を使えば)よーく見えました。
 羽生くんが最初キスクラの上あたりに陣取っていたのが関係者席に移動させられて、女子の終わりのほうではなぜかストレッチしていたりとか。
 佐藤夫妻や小塚パパが端のほうに固まってきっちり座ってたりとか。
 長久保コーチはやっぱりダンディだったとか。
 トランくんがえらく薄着で前のほうで見ていたりとか。
 Pさんのご母堂がぽつんと座っていらしたとか。
 有香さんはやっぱりとても美しかったとか。
 いろいろ見えて楽しうございました。

 そしてわたくし実は今回、カナダ国旗を持参しておりまして。チーム北米と言いつつ4人中3人カナダだったので振りまくってきました。

 男子と女子の間のゲストタイムに、荒川さんとリード姉弟と、羽生くんが滑りました。
 羽生くんは白鳥プロ。なんというか、この曲は、昨年滑り始めた時点とはまったく違う意味合いが重ねられたのではないでしょうか。
 羽ばたく白鳥の姿は、ぞっとするほどに、気迫がこもっていました。

 えーと、女子はもうちょっとサクサクいきましょう。

 衣装が総じて地味だった男子にくらべて、女子の衣装はやはり華やかです。そのなかでもひときわ花が咲いたようにあざやかだったのがロシアの14歳、リーザちゃんでした。キスクラや表彰式のときなど本当に小さくて華奢なのに、リンクに立つと大きな存在感でした。細い体で高く跳ぶようすがリアル妖精。演技後半にあれだけ高く跳ぶのには会場もどよめいてました。
 いつの間にかキスクラに居座っていたミーシンコーチが戻ってきたリーザちゃんを当然のように自分の横に座らせようとしたのを、さっと自分とアモの間に移動させて、きちんと中央位置に配置したガッちゃんぐっじょぶ。ミーシンさん、キスクラ狭いのに、体の幅リーザちゃんの二人分あるよ……。

 もう一人のロシアっ娘、レオノワさんはモロゾフさんとこの子なんですね。情感があって動きが華やかに見える良いプロで、モロゾフさんは男子と女子で差がひどいとしみじみ思いました。最後にレクイエムフォードリームでステップという、自分的になんか昨季の男子のあの人この人が浮かんでくる締めで、さすがにちょっとお疲れな感じ。

 シズニーさんは新しい衣装間に合わなかったのかな?ロシェットさんは久しぶりのフリープログラムで楽しかったようです。

 鈴木さんは良かった。音楽自体がすっと手拍子が始まる曲だったのだけれど、その盛り上がりにふわっと自然に乗って、動きが華やかに冴え、さらに場が盛り上がり……という感じで、観客と曲と演技が柔らかく楽しく一体となって盛り上がっていく感触がとても素敵でした。
 鈴木さんがキスクラに戻って少し暑いという手振りをしたら、高橋&小塚選手がその辺のタオルやら手にしてバタバタバタバタ仰ぎまくり。あれ絶対風行ってない(笑)
 そして安藤さんは……。緊張しているときはお化粧が濃くなるという噂を以前聞いていて、ものすごく濃く硬い感じであらわれたのでアレっと思ったのですが……。もう、ただ、見守るしかないという状況に……。

 結果は僅差でチーム北米1位。欧州が2位。日本はガクッと点差をあけられ3位でした。

 表彰式でバトルさんはサッとロシェットさんの手を取ってあげていてさすが。Pさんはうまくエスコートできてたのかな?しかしロシェットさんが意外と小さいのにいつ見ても驚く。
 リーザちゃんは賞金のバナーで顔が隠れてしまうので、下から顔を出して笑いを取っていました。

 えーと、JOで書き残したこと。
 高橋選手のストレッチの真似が国の境を超えて行われました(笑)
 ガッちゃんがキスクラで遊んでいたピカチュウはどこから来たんだろう。ガッちゃんはいつの間にか美少年度が再アップしてました。今度は天使というより王子系だけど。
 ミーシンコーチは終わりがけにガッちゃんとリーザちゃんと肩組んで記念写真を撮りまくっていました。自分の位置からは見えなかったけど、撮影係はアモだったらしい。
 アモはキスクラでも氷上でも同じように小さかったです。うーむ。キスクラでふんぞり返って両手に花しているの図は、似合ってるのか不似合いなのかよくわかりません。
 Pさんはキスクラで終始陽気でした。いつのまにか半ズボンになって生足さらしまくりだったのに、表彰式の時は長ズボンに戻ってました。表彰式でメダルガン見してました。

 やっぱり長くなったので、COIは後日。
2011年10月03日(月) (フィギュアスケート)

この記事へのコメント
2011/10/04/04:55:13 No.437
 どもども、その節は大変お世話になりましたー。寝不足なのに結構飲んだせいか、帰宅後疲れ切ってPC前で寝てしまったせいか、今朝からしっかり風邪を引き込んだぽいですが、楽しかったので気にしない!! いやー、JOはやっぱり観戦する事に意義がありますねー。

 書き出すと長くなりそうなので、ちょこっと拾いますが、やっぱりあの「ランランララ〜」での微妙な雰囲気は気のせいじゃなかったんですね…それまで一応入り込んで観てたつもりだったんですが、迂闊にも我に返って噴きそうになりました。危なかった…!!

 Pさんのコケは本当に印象に残りませんでした。最初のコケは特に全然覚えてなくて、先程録画を見てあれ転んでるとか思った程です。3Aは気になってたので覚えてたんですけどね。良くも悪くも観客もあんまり騒がないし印象に残り辛いのかなあと(高橋とかがコケると悲鳴が上がりますし…)。あとはコケても演技の流れがあまり途切れないからかなと思います。変な技術と言うか、基本の技術力が高いせいだろうと言う印象ですだ。
 あとやっぱり回り切ってた分と4Tが2回入ってた分強いですなー。それだけで10点以上の差なんじゃないかなと。

 あと……これは本当にびっくりしたんですけど、滑り出す直前のキメ顔が格好良かったです……。何か、負けた気分です…。(大変失礼です)

 やっぱり長くなってしまいました。失礼しました。
2011/10/04/21:24:11 No.438
 >>みかるさん
 こちらこそお世話になりました〜
 今年の風邪はしつこいですよ〜(涙)どうかお大事に。
 ナウシカのランララは「そこが好きだ!」と言う人もいるので人それぞれとは思いますが、良くも悪くも広まりすぎている映画なので、頭の中で幼女の声がリフレインしてしまった人が多数だったと思われます。自分は笑う気にはならなかったんですけどね〜。
 高橋さんのあれはプロトコル見ると<が刺さりまくっていたので、点数は仕方ないのかなあと。個人的にはかなり好きな感じなので、仕上げていってほしいです。
 Pさんはねえ……回りきるのと次に移るのが早いからなんでしょうね。
 で。自分は滑り出す瞬間、場内スクリーンを確認して、「よし今年もキメ顔ばっちりだぜ」と思いました(笑)贔屓で目がくらむとこんなものです。

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