たまには違う話題でも。
ここんとこ漫画の単行本買うときは雑誌掲載時に読んで気に入ったものばかりだったので、自分的には珍しいジャケ買い。しかも女性向け。 表紙でどーんと出張っている、お手々の皺も麗しい海江田醇教授(52)が色っぽすぎるのがいけないのです。
バリバリに仕事ができてしっかりものだけれど、男運が悪く不倫体質、また男に捨てられて故郷で人生見つめ直そうとしていた30半ばの女と、大学教授で人気エッセイストだけれど、複雑な生い立ちでまっとうな恋愛を経ずに歳を重ねてきた50過ぎの男が、ひょんなことから同居し、日常の中でゆるやかに想いを育てていく。
ヒロインのつぐみさんが30代にはとても見えない描写なのがナンですが(笑)むしろティーン。 教授が基本いけずな京都弁というのもよろしおすなあ。 二人とも社会的地位はあるけれど、人としての生き方、特に愛し愛されることについては不器用というのが良いです。 自分は特にカレセンではない……はずだけれど……若干その気はあるのかな。とにかく教授は素敵です。50過ぎてあれだけお腹ぺったんこというのは単純にうらやましいぞ(笑) カレセン漫画でもリストランテ・パラディーゾに自分がそれほどときめかなかったのは、登場人物たちが自分の魅力をわきまえているように思えたからかな。 どうも自分は、己の魅力に無自覚な男性というのがツボなのです。 現実には誰だって自分が人にどう見られているか気になるはずだから、そんなやつぁいねえってことなんだろうけど。夢見るくらいいいじゃない!(苦笑)
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