++たらたら日記++

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映画「時をかける少女」(2010年版)

 まあ、この間書きかけだったので、一応、ときかけの話でも。
 最初全然情報仕入れていなくて、またリメイクか、と思っていたんだよね。そうじゃなくて、あの原田知世版の続編というか、娘の話で。
 で、なんで見に行く気になったかというと、映画評やってるブログ見て回っていて、かつて原田知世版のときかけに傾倒していたおじさま方がこぞって好意的な感想を書いていたから。
 あの当時のお兄ちゃんたちの知世ちゃんへのハマリっぷりときたら、すごかったですよね。もうバタバタと鎌で刈り取られるがごとく薙ぎ倒されていて。
 そんな知世ちゃん版ときかけを神聖視しているであろうおじさま方が反感抱かずに受け入れるというのは、一見の価値があるのではないかと思いましてね。
 あ、自分はリアルタイムじゃ見てなくて、テレビにかかったときに見てるくらいです。当時はお目当てのアニメ映画見に行くのに小遣い的に精一杯だったんだよ、びんぼ女子高生的には。

 まあ、一言で言えば、切ない恋物語でしたわな、これも。
 ヒロインの「あかり」役の仲里依紗が明るく元気な今どきの女子高生でよろしうございました。まあ、直前に流れていたゼブラーマンの広告でハミ乳ボンテージで腰降っていた姉ちゃんと同一人物とは思えません(笑)女優さんてすごいな。

 自分は知世ちゃん版しか知らないから、「芳山和子の時代」は83年だと思っていたけど、この映画では70年代前半に飛んでいったので、はじめちょっぴり混乱。まあ、原作の時代設定なんだろうと勝手に納得。(後で調べたら、原作は1965年。どうやらNHKドラマ「タイムトラベラー」での時代設定の模様。ちなみに知世版公開時に「タイムトラベラーのほうがずっと良い!」と気炎を上げていた人が多かったのも思い出深い)
 ネタバレはなるべく避けるけど、映画の舞台のほとんどが70年代。自分もかろうじて記憶の隅っこにリアルタイム体験があるので感慨深かった。ああ、あの頃の多数の男の子はブルース・リーにはまって、ヌンチャク持っていたよなあ、とか。お店で買えるジュースってリボンシトロンほぼ一択だったよなとか。ベトナム戦争はまだ続いていて、終わりがくるものだなんて思っていなかった。いろいろな小道具や、町行く人の服装髪型まで気を遣った映画でした。
 あかりちゃんの70年代ファッションが不思議とはまっていたんだよね。
 で、彼女が出会う大学生が、ほんと昭和の香り漂っていてよろしゅうございました。
 過去で出会うヒロインの母(ようするに原作のヒロイン)がいかにも楚々とした昔風の女学生でこれまたよろしい。
 昔風の、なんともじれったい、距離のある、ささやかな恋のアプローチの描き方がくすぐったくも楽しかったのですが……
 最後のほう、ちょっと意外な展開でした。
 泣いちゃった。
2010年04月20日(火) (感想::映画・DVD)

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