特に何かがあったというわけでもなく、普通に仕事をして、ちょろちょろと漫画を読んだり、ドラマを見たりしている日々を送っておりました。
間がちょっと空くと、なんだか日記を書くことに敷居が高くなってしまったような、ただそれだけのことなのです。
私はダメ人間なのだから、ダメであることにもっと早くあきらめをつけるべきだと思うのですが、どうもあきませんね。まともなこと書かなあかんと思うと、よけいにキーボードに向かえません。 結局ダメなことしか書けないのに。 まあとりあえず、今期はそこそこドラマを見てるので、なんか書きます。
月曜。 ヴォイスは、学生同士のふざけ合いは大層かわいらしいと思います。 でも、推理部分、そこまで「いい話」に持っていく必要はないと思うのです。 先週の、仕事で子供につきあえないから昼休みに写真見ながら弁当食べるというのは、やりすぎのような。 で、今週はダメダメです。小学校のエピソードについては一言「あほか」と。 同級生に馬鹿にされたからといって死に至るおそれのあるアレルゲン食って「意地を通した」って、それ意味無いし。 悪の道引きずり込まれて、旧友巻き込みたくないからピザ食って死ぬくらいなら、警察行け、と。 で、そんな推理聞かされて感動で泣くな、と。 学生たちがわちゃわちゃやってる部分は良いのになあ。
火曜。 トライアングル。 すみません、挫折しました。ダンナは見てるようですが。 台詞の中に「25年前のあの事件」が何回出てきたか数えておけばよかった。正直興味が持続しない。
水曜。 相棒。 あー……。なかなか薫ちゃんの代わり来ませんね。 「背の高い」問題児の刑事さんが出てきたときは押しかけ特捜係になるかと思ったんだけど。あの人「夢をかなえるゾウ」の網田さんだね。感想書き損ねたけど、夢をかなえるゾウ良かったですよ。とりあえず、役者さん芸達者だし、話バカバカしいけどさりげなくいいこと語ってるし。 ああ、相棒ね。 「社会的に善い」(けど重いというか辛気くさい)話より、右京さんが意地悪な話のほうが面白いです。薫ちゃんが居ないと右京さんの意地悪具合が目立ちます。やっぱりああいう人には薫ちゃんのようなワトスン役というかクッション役が必要なんだと思います。 でもしばらくは相棒無しなのかな。 若いイケメンが代わりに来たらなんか嫌だ。と職場で言ったら何故と問われました。理由は無いけどなんか嫌。
キイナ。 素材的に面白くなりそう……なのにいまいちノリ切れない。 警察で新人が冷遇されるという設定はもう飽きた。この場合勘違いエリート坊ちゃんが物好きで前線に来たから疎まれているという理由付けがあるにしろ、新人育てないでどうするよ、ニッポン。 2話目については、これまたそこまで「いい話」にしなくても、と。 パラパラ漫画が子供にしてはうますぎるという点で個人的に引いてしまったけど、まあそれはいい。 でもね、兄さんが生前妹を大事に思っていたからといって、妹の過失で命を失ったことを死後(があるとして)恨んだかどうかというのはまた別の話でしょ。 ていうか、年のそれほど離れていないきょうだいで、上の子が下の子をべったり愛するというのはリアルに欠けすぎる。「かわいい」「だいすき」という感情と同時に、親の愛情を今までのように独り占めできなかったり、なにかと我慢を強いられたり、まとわりつかれてうっとうしかったり、プラスマイナス双方の感情が入り乱れてるのがあたりまえじゃないの。「めんどくさいけどかわいい」ものと違うかなあ。 あと、図書館でドサドサぺらぺらのシーンには「またか」とつぶやいてしまったわ。一休さんのポクポクチーンとかガリレオの数式どばーとか、そういう決めシーンにしたいんだろうけどねえ。龍騎の某教授の「一度見ると忘れられないので余計なものは見ないようにしている」という台詞が頭にこびりついているから、そんな大量に情報摂取して脳味噌大丈夫なん?とつい思ってしまう。 キイナと元恋人さんのやりとりは初々しくて好きだけど。
木曜。 ありふれた奇跡。 兄ちゃんとお嬢さんの距離の詰め方に、なんだかすごく見ていて落ち着かない。 兄ちゃんは普通に好きベクトル出してるけど、お嬢さんのほうは相当「変」だし。へろっとさりげなく兄ちゃんの立場叩き切りそうで。 ところで逆光でよく見えなかったけど、ちゅーしてたのかしら? しかしまあお嬢さんとこのお母さんは浮気してたらしいしお父さんたちは女装趣味みたいだしやっぱ土台ぐらぐら。 累卵の危うき、は言葉の使い方間違ってるか。 ところで兄ちゃんのトラウマは、年配の人からすれば「だらしない」の一言で切って捨てられそう。本人には大ごとなんだろうけど。 お嬢さんのほうのトラウマはまだ未開示だけど、あの外国の風景のフラッシュバック、どう見ても治安悪そう。
金曜。 ラブシャッフル。 野島伸司脚本と言うことで腰が引けてたんだけど、今のところいいです、これ。 時代錯誤なバブリーな雰囲気も、恋人交換なんて有り得ない設定も、気がついたら受け入れさせられる手腕はすごいな、と。 ドラマ一本作れそうなキャストが集まって、4カップルの様子を次々見せるのでテンポの良いこと。1時間あっという間。 ところでなんで君たちそんなの台詞の息ピッタリですか。面白いけど。 ウィッシュの人が意外と演技いい感じなのにびっくり。ぼそぼそモソモソしゃべる役なのに台詞がきっちり聞き取れるというのは、実に恵まれた才能だと思う。奥様に食われる気満々なのに笑ろた。で、奥さんも素顔見たとたんスタミナ食に変えるな、現金な(笑)
うさたんはメイたんと縒りを戻せるのかなあ。メイたんはウサたんのキラキラしてるとこが好きで、ウサたんが本人自覚無いまま遊び事にギャラリー集めて湧かせる才能持ってるのはわかったけど。 ウサたんの今居る位置が、ウサたんの本領と違うから、ウサたんもそれみるメイたんも辛いのはわかるんだけど、もういい大人で生活しなきゃいけないのにUFOキャッチャーうまくてもどうもならないわけで。 ウサたんが自分らしく居られて、なおかつ慎ましく二人暮らしていくことができる居場所って何か無い物かしら。
土曜。 銭ゲバ。 まだ先週分見てないけど。 役者の個人的資質にのっかりすぎですよ。どんだけアップ多用してるんですか。 いやたしかに松ケンの表情の出し方は凄いんですが。
自分が少年の頃殺した人の兄に追求されて、初めてその死を知ったがごとく慟哭する、その涙は確かに偽物なのだけど。嗚咽を漏らしているその刹那は、その人の死を悲しいと思う心が、無自覚のうちに存在していればいいな、と思うのは夢を見すぎだろうか。
今の風太郎には貧しさも醜さも武器だなあ。差別されることでさえ。 金持ちのボンボンたちに疑われ、社長に蔑まれ、それらを身に受けてそのうえで、醜さという心の傷を共有する(と思いこまされた)茜さんの心を絡め取っていく。 あの顔であの声で口説くって卑怯だわ。 ところで茜さんの耳ふさいで告白と見せかけた無慈悲な台詞吐いてたけど、骨伝導で聞こえるのじゃないの、とはダンナ談。 ところで先週で殺されたのは誰だろー。親父さん?年嵩の刑事さん?年下のほう?
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