俳優の緒形拳さんがお亡くなりになったと聞いて驚きました。 なんとなく、まだずっとこれからもお爺ちゃん役として活躍され続けるようなつもりでいたのに。 自分の記憶に最初にはっきり残っているのは黄金の日日の秀吉役ですね。いまでも秀吉というと思い浮かべるのはあの超悪役なキャラなのです。 ご冥福をお祈りします。
さて、長い改編期を経て新番組もぼちぼち始まりだしました。 とりあえず、1話はできるだけ見たいなと思いつつ。
夢をかなえるゾウ。 初回のスペシャルだけ見て、本編の女性版は未見ですが。 正直お話は他愛ないというかご都合主義なんですが。 ガネーシャ役の古田さんがかわいくてかわいくて。 会社の人が自分のこと知らないのに拗ねて、押し入れの中でべそべそ泣いてる姿なんてどこの五歳児かと。 ところで有給休暇中って普段どんなお仕事してるんですかガネーシャさん。
Room of king。 正直最初の10分はつらかったかな。 女医さんの描き方とか、花屋のバイトくんのいい加減さとか、けっこう神経逆なでしてくる感じで。 まあ不動産屋さんの謎めきっぷりに気を取られて、最後まで見ましたが。 複数いるうえ未来予想までしちゃう不動産屋さんに、ダンナは理詰めで正体を考えようとしていましたが、私は「森の妖精さんみたいなもんじゃね?」と。 じゃあ三人目は鼻の長い妖精かな、とか言ってたら、眉の濃い妖精だったわね。 しかし……杏ちゃん……恰幅良くなったわね……(汗)
ところで、前期のドラマで触れてなかったのですが、33分探偵も一応見てました。 見ていたというか、流していました。 ……けど、ぶっちゃけ、ちっとも面白いとは思えませんでした。 ダンナも同意見。 ネットでブログとか読ませてもらってるとこでは皆結構評価高かったんだけどなあ。 あの魅力がわからんものはセンスが無いんだというのなら、センス無し子で別にいいや。 ダンナと話をしていて出た意見は、関東と関西の笑いの違いじゃないかってこと。 関東の方じゃ考えオチ(「○○とかけて××と解く、その心は」みたいなやつ」)で「ああ、そうか」で笑うんだけど、それって関西人にとってあまり面白くないな〜と。 とりあえず、33分探偵の、ここでこう笑わせようという練って構築してくる感じが、どうにもツボを外してしまったらしい。 ああ、あと今書いてて思ったんだけど、間というかテンポも合わなかったんだろうなあ。
最後に、これはテレビの話から離れてしまうんだけど。 青年漫画週刊誌のモーニングに少し前にとり・みきさんの連続読み切りが載っていて、ページの密度の濃さにくらくらした。 洋館に入ると外で雷がゴロゴロと轟きだした……と思いきや、階段をなにかがゴロゴロ転がっていたのだった。 って。 ああ、これは池田屋階段落ち、これは「転校生」。これはエイゼイシュテインの「戦艦ポチョムキン」、これは……ワカンネ。 てな感じで2ページほどのあいだにどんだけネタを詰め込んでるんだっつう。
なんか、こういう作者が読者への挑戦みたいにしてパロディやらなにやらネタを仕込んで、読む側も嬉々として探し出すような漫画って、最近あまり見ないような気がするんだけど、単純に自分の今の守備範囲に引っかかってこないだけなのかしら。 学生の頃ってそんなタイプの山ほど読んでた気がするけど。
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