最近一番面白く見ている映像作品が丸三十年前の「風と雲と虹と」ってどういう状況なんだ、自分。 さすがにリアルタイムの記憶はない。(自分的に最も記憶遡れる大河は「黄金の日日」) ちょっと余裕ができてきたので一日二本消費してるよ。 中盤過ぎた時点で見始めたので相関図わけわかめだったけど、最近やっと繋がってきた。 なんか、当時の名前ってかっこよくない? 扶で「たすく」とか、護で「まもる」とか。 平安期の鎧兜って戦国時代とまた違って華やかで綺麗だな〜。 刀より弓がメインなんだよね、あのころって。 とにかく、主演の加藤剛さんって大岡越前の清廉潔白品行方正なイメージが強かったから、真面目で無骨な一方で惚れた女略奪しちゃうような激しさを持った荒武者ぶりを見るとびっくりする。 爛々と目が輝いてるもんね。 反体制的な気骨が話全体の土台になってるのは70年代の空気の名残なんだろうか。 なんにせよ演出がドラマチックでつい見入ってしまうよ。
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