この月曜から東映チャンネルで始まりました。 数年前にやってたリメイク版じゃないです。1976年版。なんでも東映初のオリジナルロボットアニメだそうです。 ガイキングパートワン、パートツー、ゴーですよ。 ジャイアントカッターですよ。 ボリューションプロテクトですよ。 フェイスオープンですよ。 ああもう、俺のコドモゴコロがウキウキするぜ。
で、まあ久々に見てみたわけなんですが。 ……そういえばこの頃のテレビまんがって、ここまで荒唐無稽というかツッコミどころ満載だったけなぁ、と。 魔球とか超能力とかいう単語が出てくるだけで、今の私は吹き出してしまいそうになります。 手首痛めてボールの遠投もできないのにロボット操縦できるのか、とか。 ウキウキ初操縦してるところに敵が出てきて、帰還しようとしたら帰り口ふさいで「死にたくなければ戦え」とか。
でも、そんな30年前の展開のカルチャーショックから立ち直ると、画面の格好良さが見えてきます。 OPのせり上がってくる大空魔竜の巨大さの表現はやっぱりすごい。 で、移動するときのシューターの長さが、その長さそのものが格好良かったんだよなあ、あの頃はそういえば。 記憶じゃ、どういうわけかメインロボットなガイキングはあまり覚えてなくて、大空魔竜ばかり印象にあったんだけど、あらためて見てもあの巨大母艦という稀な存在感は強烈ですな。
キャラクターの多彩さも当時としては画期的だったのよねえ。 リーとかブンタとか、地味だけどいいキャラよねえ。
で。 やっぱりEDは白眉だ。 いきなり作画レベルが上がる上がる(笑) そこだけ杉野昭夫氏だからね。(本編では2回程度しか作画監督してないのが残念だ) 思い起こせば、本編以上にEDを見て、キャラクターに対する好意を強くしていたような気がする。ハチローの勉強見てるブンタの図なんて最高だ。
まだ序盤はキャラがあまり動かないのでこれからが楽しみ。
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